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中古車の事故車・修復歴の見分け方!私が絶対チェックするポイントを紹介!

「中古車に書いてある、『修復歴なし』って信用できるの?」

「だまされて事故車をつかまされないためには、どこを見ればいい?」

中古車情報サイトを見ると、「修復歴なし」と書いてある中古車がよくありますが、本当は修復歴があるのに隠して売っている悪徳業者もいます。

信用できる店でしか買わないのが理想とはいえ、良さそうな中古車が安く売られていたら気になりますよね。

そこで、修復歴が本当にないかどうか(事故車じゃないかどうか)判断するために、難しい専門知識が全然なくても簡単にチェックできるポイントを紹介します。

どこをどう見ればいいのか、なんでそこを見るのかという理由も含めて、わかりやすく説明していきます。

開けて見るだけ! 私が見る8つのポイント

確認する女性

まず前提として、夕方や夜ではなく明るい時間に見に行くようにしてください。

私自身、空が暗い時間に中古車を見に行ったことがあったんですが、傷の有無くらいはわかっても、これから挙げるポイントを見る上ではやはり見づらかったです。

それでは説明していきます。

各ボルトの塗装がはげていないかどうかを見る

事故を起こしてパーツを交換するとき、場所によっては留めてあるボルトを外す必要があります。

本来はボルト部分にも塗装がしてあって、車のボディーと同じ色をしているはずなんですが、ボルトを付け外しした場合は塗装がはげて、ボルトの鉄の色がむき出しになります。

つまり、ボルト部分に色がついていなければ、その車は事故車である可能性が高いです。具体的には以下の部分のボルトを見ます。

  • ドアの接続部
  • ボンネットの接続部
  • トランクの接続部
開けて見るだけで簡単なので、必ずチェックしましょう。

ヘッドライトが片方だけ新しくなっていないかどうかを見る

壊れたヘッドライト

交通事故の現場を見るとよくわかるんですが、事故を起こすと大抵、ヘッドライトが壊れます。前からぶつけても、側面からぶつけられても、ヘッドライトはただでは済みません。

そこで、右と左のヘッドライトを比べて、片方だけやたら綺麗になっていないかどうかチェックします。片方だけ綺麗で片方が古いということは、事故を起こして片方だけ壊れて交換した可能性が高いからです。

両方とも綺麗なら、車の劣化具合と比較してヘッドライトだけが新しくないかどうかを見ます。全体に比べてヘッドライトだけが新しい場合は、正面からぶつけて両方交換した可能性があります。

これもただしゃがんで見るだけで簡単ですので、必ずチェックしましょう。

ヘッドライトの裏に亀裂が入っていないかどうかを見る

ヘッドライトをチェックするのと同時にボンネットを開けて、ヘッドライトのすぐ裏の接続部分に亀裂が入っていないかどうかを見てください。

正面もしくは側面からぶつけられた場合、ヘッドライトが壊れるとともにこの裏の部分にも衝撃が来て壊れます。

内部なので、外装と違って新しいか古いかはわかりにくいんですが、もし事故を起こして壊れたまま交換していなければ、亀裂が残っていて事故車と見抜けることがあります。

これもただ開けて見るだけで簡単です。ぜひチェックしましょう。

ブレーキランプが片方だけ新しくなっていないかどうかを見る

ヘッドライトと同じ理由で、後ろのブレーキランプも片方だけ綺麗になってないかチェックしてください。

ななめ後ろからぶつけられたらブレーキランプは片方壊れて、交換する必要が出てきます。片方だけ綺麗ということは、片方だけ交換しているということです。

両方新しい場合は、車の劣化具合と比べてブレーキランプだけが新しくないかどうか見てください。全体に比べてブレーキランプだけが新しければ、真後ろからぶつけられて両方壊れて交換している可能性があります。

これもしゃがんで見るだけです。簡単なのでチェックしましょう。

ナンバープレートがゆがんでいないかどうかを見る

販売店によってはナンバープレートがつけられたまま店頭に並べてあるので、ゆがんでいないかどうかチェックしましょう。

ナンバープレートはただの板で、交通事故の衝撃を受けたら簡単にゆがみますが、なにごともなく、普通に走っているだけで変形することはまずありません。

形がおかしかったら事故車である可能性が高いです。一目でわかるのでぜひチェックしましょう。

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ドア、ボンネット、トランクの隙間が片寄っていないかどうかを見る

例えば後ろからぶつけられた場合、衝撃でトランクがゆがんでしまい、新しいトランクと交換する必要が出てきます。

新しいのをつけるときに、新車として出荷されたときのように左右均等の位置にうまくつけられず、片寄ってしまう場合があるんです。

なので、トランクやドアを閉じた状態にして、ボディーとの隙間に注目してください。具体的に見るのは、以下の3つです。

  • ドア
  • ボンネット
  • トランク
隙間の大きさが左右均等なら問題なし、どちらかに片寄っていたら修復している証拠で、事故車である可能性が高いです。

これは微妙な違いなのでわかりにくいですが、隙間をなぞるようにジーッと見ていきましょう。

茶色い汚れや異臭がないかどうかを見る

事故車と並んで、絶対に購入したくないのが水没車です。残念なことに水没車も中古車市場に多く出回っています。以下のような状態がもしあれば、水没車である可能性が高いです。

  • 車内やトランクの中がくさい
  • シートベルトを引っ張ってみると茶色く汚れている
  • 車検証にシミがある
  • 座席の下の金属部分が錆びている
水没するときの水は飲料水ではないので基本的に汚く、泥を含んでいます。そんな水に浸かったら当然茶色い汚れがつきますし、においもくさいです。

車検証は車に積んでおくものなので、水没した時に車と一緒に沈んでいて、乾いてもシミが残ります。確認するのは簡単なので、これもチェックしてください。

オークションの出品票を確認する

中古車がオークションに出品されるとき、「出品票」という、車の状態を評価した書類がつけられます。

この出品票に、内装の状態と外装の状態を加味した点数が11段階でつけられるんですが、ここに「R」や「X」と書いてあれば修復歴あり、事故車という意味です。(※Xはレアな車種という意味の場合もあり)

これはオークションで中古車を購入するときに限った話ではなく、オークションで仕入れた中古車を店頭に並べて売っている販売店もたくさんあるので、店員に言って出品票を見せてもらいましょう。

なかには「見せてください」と言っても見せてくれない店もあります。事故車をつかまされないためには、こういう情報をきちんと見せてくれるかどうかも、店の善し悪しを判断するポイントです。

事故車かどうかを完璧に見抜くのはプロでも難しいので、今回挙げたポイントをチェックしたからといって100%大丈夫というわけではありません。

ですが、事故車をつかまされる確率は間違いなく下がります。この記事を読んだことで、最高の中古車に出会えることを願っています。