「ディーラーで中古車を買うことにしたけど、値引き交渉ってどうやったらいいのかな?」
「そもそもディーラーって値引き交渉できないんじゃない?」
中古車購入のときの値引き交渉、初めてやるのは不安ですよね。
下手な駆け引きをしてしまうと、関係が悪くなって車を売ってもらえない可能性も出てきます。
私自身、初めて中古車を購入したときは、やり方がまったくわからず、値引き交渉せずに出された金額そのままで購入しました。
ですが、簡潔にいって、ディーラーで中古車を買う場合でも値引き交渉はできます。
具体的なやり方を紹介します。
全部で6つ!ディーラーとの値引き交渉のコツ
中古車購入時のディーラーとの値引き交渉には、6つのコツがあります。1つずつ解説していきたいと思います。
値引きしてもらいたい額を決める
値引き交渉のコツその1。値引きしてもらいたい額を決めます。
購入する側の心理としては、安くしてくれればくれるほど良いわけですから、向こうの下げられる限界額まで下げてもらいたいですよね。
そうなると、「とにかく下げられるだけ下げてください」という交渉になってしまいますが、これはNGです。
具体的にあといくら下がれば購入する意思があるのかがわかったほうが、ディーラー側としては検討しやすいです。
やみくもに安くして欲しいことをアピールするのではなく、下げてもらいたい額を伝えましょう。
このとき、「予算が○万円しかないから」と理由も添えるとなお良いです。
代行費用から値引きしてもらう
値引き交渉のコツその2。代行費用から値引きしてもらいます。
中古車購入にはいろいろな諸費用がかかりますが、その中に値引きできるものと値引きできないものがあります。
税金や法定費用は国で金額が決められているので、値下げ交渉できません。しかし、代行費用は金額を店側が自由に決められるので、交渉の余地があります。
見積書を見て、代行費用にいくらかかるか確認し、値下げできないか聞いてみましょう。特に「車庫証明」は自分で警察署に行って手続きすれば、代行費用0円になります。
納車費用から値引きしてもらう
値引き交渉のコツその3。納車費用から値引きしてもらいます。
納車費用は、納車の日に自分で店まで車を取りに行けば、0円で済むことが多いです。
たまに「納車費用は納車のための整備費用も含まれていますので」と言って0円にならない店もありますが、代行費用と同じく金額が決まっているものではないので、値下げ交渉の余地ありです。
ここから値引きできないかどうか、聞いてみましょう。
傷の修復をやってもらう
値引き交渉のコツその4。金額を下げてもらうのではなく、プラス要素として傷を直してもらいます。
ディーラーで販売されている中古車は、一般的な中古車販売店で売られている中古車より状態がいいものが多いですが、それでも細かい傷がついていることも少なくありません。
そこで、値下げが難しいようなら、傷を直してもらいましょう。店によっては無料でやってくれます。
本来有料でやってもらうはずの傷の修復代金が無料になれば、値下げと同等の価値がありますので、ぜひ交渉してみてください。
これから車の購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。
このやり方を知っているだけで数十万円は違ってきます。詳しく知りたい方は下記のたった1分で車を60万円値引きできる裏技のページをご覧ください。
消耗品を交換してもらう
値引き交渉のコツその5。プラス要素として消耗品を交換してもらいます。
これも傷の修復と同じ要領で、値段自体を下げてもらうのではなく、プラス要素を無料でつけてもらうやり方です。
タイヤやバッテリー、オイル交換など、購入後乗るうえで必要な消耗品を交換してもらえれば、値下げしてもらったのと同じだけの価値があります。
中古車を買うときにオイルの濁り具合まではなかなか気が回らないもので、それだとせっかく購入してもすぐに交換の時機が来て費用がかかる、ということになりかねません。
消耗品の交換は、ゆくゆくは必要なうえに地味にお金がかかりますので、無料でやってもらえれば美味しいです。交渉してみましょう。
契約直前に値引き交渉する
値引き交渉のコツその6。契約直前に値引きを頼んでみます。
ディーラーで中古車を選び、見積もりを出してもらい、購入の意思を伝えていよいよ契約書に判を押す。
と、その判を押す直前に「端数だけでも削ってもらえませんか?」などと交渉すると、値引きしてくれたりします。
向こうも人間なので、「このお客さんは本当に買う気があって、しかもあと少しで売れる!」と思うと、優しい対応をしてくれるものです。
やたらと偉そうな客や冷やかしで来る客もいて、そういう人には向こうも安く売ろうとは思わないので、こちらが本気で買いに来ていることをアピールすることは、値引き交渉においてとても重要なことです。
最後の最後にダメ押しぐらいの気持ちで、頼んでみてください。
値引き交渉において重要なことは、相手も人間だということを考えて、お互いが気持ちよく取引できるようにすることです。
この記事を参考にして、ディーラーとの値引き交渉のお役に立ててくださいね。