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マツダ デミオの月、年間の維持費を計算!高いのか安いのか比較して解説!

マツダの経営危機を救った初代デミオは1996年に誕生、現行型は初のディーゼルエンジンも搭載した4代目で、コンパクトカーでありながら質感も高く、多くの人にとって魅力的なクルマのひとつです。

そんなデミオの維持費はいったいどれくらいかかるのか?

他社のライバル車種との比較も含めて徹底的に解説します。

デミオの月、年間の維持費

マツダ デミオ参考:www.mazda.co.jp

デミオにかかる維持費を月ごと、1年ごと、車検ごと…と分かりやすく分けてそれぞれ解説します。

デミオのグレード間の維持費

デミオは大きく分けて、1.5Lのクリーンディーゼルエンジンを搭載したグレードと、1.5Lのガソリンエンジンを搭載したグレードの2種類があります。

エコカー減税対象車のディーゼルモデルは自動車重量税が本則税率で、減税対象外のガソリンモデルは通常税率となるので、同じ重量区分ですが税額が異なります。

また、使用する燃料が軽油とレギュラーガソリンである点がもっとも維持費に大きく関係してきます。

※15MBと呼ばれる競技車両ベース用グレードのみハイオク仕様ですが、今回の記事では省略します。それぞれ実際にどれくらい維持費がかわるのかは、このあと詳しく解説していきます。

ちなみにディーゼルモデルは、新車購入時および初回車検時の自動車重量税が免税、初回のみ自動車税の支払いがおおむね75%減税の9,000円になります。

デミオの月ごとにかかる費用

ガソリン

デミオを維持するうえで、月ごとにかかる費用をまとめると表のようになります。

種類費用(ディーゼル)費用(ガソリン)
駐車場代8,000円8,000円
燃料代2,686円3,883円
合計10,686円11,883円

駐車場代

駐車場代は、全国平均の8,000円を設定していますが、都会ではもっと高くなり数万円する駐車場も珍しくありません。

一方で、郊外だともっと安いところもあります。都会に住んでいる方は、月々に支払う維持費のなかでもっとも高額な費用となる場合もあるので、クルマの購入前に駐車場代がいくらになるのか確認しておくことをおすすめします。

燃料代

燃料代は月々の走行距離を500kmとし、レギュラーガソリンを130円、軽油を110円として計算しています。

ディーゼルモデルの平均実燃費は20.48km/Lで燃料代は2,686円、ガソリンモデルの平均実燃費は16.74km/Lで燃料代は3,883円です。

ディーゼルモデルはガソリンモデルより優れた燃費と安い軽油を使うことで、500kmの走行でおよそ800円も燃料代が安いです。

また、ディーゼルモデルは100km走行ごとに537円、ガソリンモデルは100km走行ごとに777円ずつ燃料代が高くなります。

デミオの燃費走行

デミオの燃費をさらに向上させるためのコツをいくつか紹介します。

i-DMを活用する

デミオのメーター内には今の運転状態を知らせるランプが点灯するようになっています。

アクセルやブレーキ操作だけでなくステアリング操作等も含めて総合的に評価するシステムで、ランプの色の意味は以下のとおりです。

  • ブルー…しなやかな運転
  • グリーン…エコな運転
  • ホワイト…ラフな運転

運転する楽しさをアピールしているマツダ的には、ブルーランプの点灯する運転が良いとしていますが、単純に燃費の向上に重きをおくのであれば、なるべくグリーンに点灯している時間が多く占めるように走行するのがポイントです。

マツダコネクトの燃費モニタを活用する

マツダのクルマはナビが選べない欠点がある一方で、搭載されるマツダコネクトは車両システムと連携されており、車両システムの様々なカスタマイズがユーザー自身でできたり、普通のナビではできないことができるメリットがあります。

マツダコネクトのアプリにある燃費モニタは、直近0〜10分までの1分刻みとそれ以降は10分ごとの燃費をナビ画面に表示してくれる機能です。

先ほど紹介したi-DMと合わせて、燃費走行のためのツールとして活用してみましょう。

ディーゼルモデルは長距離走行で燃費UP

どんなクルマでもほとんどの場合で街中のチョイ乗りより、一回あたりの走行距離の長いほうが燃費はよくなります。ディーゼルエンジンはそれがさらに顕著で、長距離走行でこそ真価を発揮します。

また、クリーンディーゼルはDPFと呼ばれるフィルターで集めて溜まったススを、高温で焼ききって排出するために、2〜300kmごとにDPFの再生をおこないます。

このDPF再生は燃料の噴射量を調整(増量)して、排気温度を高温にすることでおこないます。再生にかかる時間は10分前後で、そのあいだアイドリングストップは使えなくなります。

DPF再生の途中でエンジンを切ってしまうとススが残っている状態となるので、次の運転時に再度DPF再生をおこないます。また、DPF再生の条件のひとつに暖気が完了していることが挙げられます。

こうした理由から、エンジンが暖まりきらないうちにエンジンを切るようなチョイ乗りが多いと、ススが溜まりやすくまた、ススを焼ききりづらい環境になり燃費が悪化する要因となります。

一方で、高速道路を日常的に使ったり峠越えといった高負荷のかかる道を長時間走るユーザーは、DPFの再生インターバルも長くなりやすいです。

エンジンの特徴的にも燃費が向上する条件と重なり、チョイ乗りユーザーよりも大幅な燃費UPが見込めます。

1年ごとにかかる費用

自動車税

次に1年間にかかる費用を以下の表にまとめたので解説していきます。

種類費用
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
合計124,500円

※ディーゼル・ガソリン共に費用は同じ

自動車税

自動車税は毎年5月にクルマの所有者(使用者)の元に納税通知書が届くので、すみやかに納付しなければいけません。納税を滞納すると延滞金が発生し、車検も受けることができなくなるので注意しましょう。

税額はエンジン排気量500ccごとに区分されています。デミオは、ディーゼル・ガソリン両モデル共に1,000cc以上〜1,500cc未満の区分で、34,500円です。

エコカー対象車ではないガソリンモデルは、新車登録から13年経過後はグリーン化税制により重課され、40,000円になります。

任意保険料

クルマの運転者が加入する保険が任意保険です。あくまで任意加入の保険ですが、もしもの場合に備えて必ず加入するのが常識です。

保険会社の違いや、保険の内容、保険等級、運転条件などで保険金額は大きく異なります。ここでは平均的な金額として、月々7,000円/年間84,000円を設定しています。

保険の等級が低い、年齢が若いもしくは高齢、充実した保険内容にすれば保険料は高くなり、その逆になると安くなります。

消耗品代

エンジンオイルおよびオイルフィルターの交換1回分の費用として、6,000円を消耗品代に設定しています。

クリーンディーゼルエンジンはDL-1規格の専用オイルを使用しなければいけません。このオイルが高額で、ディーゼルエンジンはオイル交換の費用が高くなりがちと言われます。

しかし、マツダのディーラーでオイル交換の回数券を購入するなどすれば、純正オイルを使いつつ格安でオイル交換ができるので、フィルター込みでもおおむね上記の金額に近くなります。よって、ここではわかりやすくガソリンエンジンとディーゼルエンジンで消耗品代を同一とします。

数年ごとにかかる費用

自賠責保険

新車購入の場合は3年、それ以降は2年ごとに実施される車検の費用をまとめました。

種類費用(ディーゼル)費用(ガソリン)
自動車重量税15,000円24,600円
自賠責保険料25,830円25,830円
車検基本料金50,000円50,000円
12ヶ月点検費用11,000円11,000円
合計101,830円111,430円

※自動車重量税…ディーゼルモデルは免税で0円、ガソリンモデルは36,900円/3年分

※自賠責保険料…新車購入時は35,950円/3年分

自動車重量税

自動車重量税は500kgごとに税額が区分され、車検時に次の車検までの2年間分を納付します。

デミオはディーゼル・ガソリン両モデルともに、1,001kg〜1,500kg以下の区分ですが本則税率適用のディーゼルモデルは15,000円、通常税率のガソリンモデルは24,600円です。

自動車重量税も自動車税と同じく、エコカー対象車以外は新車登録から13年経過後から重課されます。デミオの場合はガソリンモデルのみが該当となり、13年経過後は34,200円、18年経過後は37,800円になります。

自賠責保険料

交通事故時の被害者を補償する目的で徴収されるのが自賠責保険料です。車検時に次の車検までの2年分加入します。

自賠責保険の加入は義務であり、加入していないクルマは車検に合格することができない=公道を運転してはいけません。

毎年1月には保険料の見直しがおこなわれており、年度がかわる4月より新しい保険料が適用されます。現在の自賠責保険は25,830円です。

2017年度から据え置かれていますが、今後かわる可能性もあります。乗用車(3・5・7ナンバー)は、すべて同じ保険料です。

車検基本料

車検基本料は、24ヶ月法定点検費用と印紙代、車検代行料を足したもので、デミオの場合は50,000円です。

印紙代はどこで車検を受けても金額はかわりませんが、法定点検費用と代行料の金額はそれぞれの整備工場で独自に設定している金額なので、入庫する整備工場によって異なります。

しかし、おおむね50,000円前後を用意しておけば十分なので、この金額を設定しています。

12ヶ月点検費用

車検を受けてから12ヶ月後の、車検と車検のちょうど間に迎える点検を法定12ヶ月点検といいます。車検と違い、受けなくても罰則はありませんが安心かつ安全のためにも受けることをおすすめします。

12ヶ月点検は一般的に車両サイズ(車格)に応じて点検費用が異なり、これも整備工場によって独自に設定しているものなので、費用は前後します。ここでは平均額として11,000円を設定しています。

デミオの月ごと、年ごとの維持費平均

デミオの維持費を月ごと、年ごとの表にまとめました。これにより一定期間内における平均的な維持費がわかります。

月ごとの維持費

デミオを維持するために数年サイクルでかかる費用を、ひと月あたりに換算した表です。

種類費用(ディーゼル)費用(ガソリン)
駐車場代8,000円8,000円
燃料代2,686円3,883円
自動車税2,875円2,875円
任意保険料7,000円7,000円
消耗品代500円500円
自動車重量税625円1,025円
自賠責保険料1,076円1,076円
車検基本料2,083円2,083円
12ヶ月点検費用458円458円
合計25,303円26,900円

年ごとの維持費

デミオを維持するために数年サイクルでかかる費用を、1年あたりに換算した表です。

種類費用(ディーゼル)費用(ガソリン)
駐車場代96,000円96,000円
燃料代32,232円46,596円
自動車税34,500円34,500円
任意保険料84,000円84,000円
消耗品代6,000円6,000円
自動車重量税7,500円12,300円
自賠責保険料12,915円12,915円
車検基本料25,000円25,000円
12ヶ月点検費用5,500円5,500円
合計303,647円322,811円

そのほかの費用

基本的な維持費に加え、ほかにもクルマに乗るうえでかかる費用をまとめました。

タイヤ代

不意の大きな出費になりがちなタイヤの交換ですが、デミオの場合はいくらかかるのか、解説していきましょう。

デミオのタイヤサイズ

デミオが標準装着しているタイヤサイズは以下の2種類です。

  • 185/65R15
  • 185/60R16

ディーゼルモデルはベースグレードの「XD」のみ15インチで、それ以外のグレードはすべて16インチです。

一方で、ガソリンモデルは最上位グレードの「15S Touring L Package」のみ16インチで、それ以外のグレードはすべて15インチです。

185/65R15のタイヤ代

185/65R15の売れ筋タイヤの価格帯は1本あたり、おおよそ4,500円〜12,000円 です。8,000円くらいを目安にタイヤ選びをすれば、十分な性能をもった国産タイヤが履けます。

8,000円のタイヤで4本交換したときの工賃等も含めてかかる費用は、42,000円です。もっと安いタイヤを選べば、30,000円以内での交換も十分可能です。

185/60R16のタイヤ代

185/60R16の売れ筋タイヤの価格帯は1本あたり、おおよそ7,500円〜16,000円 です。

デミオのサイズの16インチタイヤは、15インチタイヤより販売されているタイヤのラインナップが全体的に少ないです。4本交換したときの工賃等も含めてかかる費用は、40,000円〜74,000円です。

ローン金利

ローンでデミオを購入した場合は、車両価格に加えて金利がかかるので、支払総額が一括で購入する場合と比べて高くなります。どこから借りるかで金利は大きくかわるので、慎重に選びたいところですね。

ここでは売れ筋グレード「XD Touring(車両価格 税込204万円)」を購入すると仮定したときのシュミレーションをしてみます。

必要なオプション装備や諸経費、値引き等も考慮して総額240万円を以下の3つの支払いパターンで、金利総額がいくらになるのか計算します。

  1. 240万円フルローンを5年で返済
  2. 100万円頭金、140万円をローン5年で返済
  3. 100万円頭金、140万円をローン3年で返済
ローンの種類金利金利総額①(240万円を5年)金利総額②(140万円を5年)金利総額③(140万円を3年)
ディーラーローン年5%~7%317,460円〜451,380円185,200円〜263,320円110,524円〜156,208円
銀行ローン年2%~4%124,020円〜252,000円72,340円〜146,980円43,600円〜88,024円
信販会社年1.9%~8.4%117,720円〜547,440円68,680円〜319,360円41,404円〜188,680円

このように金利総額は決して安い金額ではありません。また、同じ金額をローンしたとしても返済年数によって金利総額が大きく異なることもわかります。

ちなみに140万円を5年ローンで返済するときの月々の支払いは25,783円、3年ローンで返済するときの月々の支払いは41,334円です。

金利総額も意識しつつ、もっとも大切なのは月々の支払いが可能な額なのかどうかです。どちらも納得のできる金額でないのであれば、それは自分にとって無謀なローンを組もうとしていることと認識しましょう。

高速道路料金

高速道路を頻繁に使う人は、維持費に占める高速道路料金の割合が大きくなるので、どれくらいかかるのか気になりますよね。

高速道路料金は『150円(基本料金)+24.6円〜39.36円×距離(距離料金)×1.08(消費税)』で求めることが可能です。

また、100kmを超え200kmまでの部分については25%の割引、200kmを超える部分については30%の割引となるように設定します。

MEMO

一例をあげると、静岡県・御殿場ICから愛知県・豊田東ICまでの208kmの交通料金は、新東名高速道路経由で4,950円です。深夜割引・休日割引が適用されるときのETCでの利用であれば、30%割引され3,470円になります。

また、通勤等で頻繁に高速を利用される人はETCマイレージサービスに登録すれば、利用回数に応じた還元率を、割引対象区間の通行料金のうち最大100km相当分に適用する「平日朝夕割引」というサービスがあります。有効に活用しましょう。

修理代・部品交換代

消耗品にかかる費用の一例を表にまとめました。

費用項目費用(部品代+工賃) 交換推奨目安距離
エアエレメント3,000円~40,000km~
フューエルフィルター(ディーゼルモデルのみ)15,000円〜60,000km〜
ブレーキパッド20,000円~60,000km~
バッテリー(S-95/Q-85)17,000円〜/13,000円〜3年~
ドライブベルト10,000円~60,000km~
スパークプラグ(ガソリンモデルのみ)10,000円~100,000km
ブレーキフルード5,000円~2年ごと
ワイパーゴム3,000円~1年ごと
エアコンフィルター2,500円~1年または20,000kmごと
モデルごとの消耗品の違い

ディーゼルモデルと、ガソリンモデルを維持する上で異なる消耗品は以下の3点です。

消耗部品ディーゼルモデルガソリンモデル
バッテリーS-95 または Q-85Q-85
フューエルフィルターありなし
スパークプラグなしあり

バッテリーサイズがそれぞれのモデルで異なり、ガソリンモデルは「Q-85」です。ディーゼルモデルはi-ELOOPなしが「S-95」、i-ELOOP付きがガソリンモデルと同じ「Q-85」のサイズを使用します。

i-ELOOP付きを選ぶユーザーはかなり少数なので、一般的にディーゼルモデルは「S-95」という認識で間違いないでしょう。S-95のほうがバッテリー容量が大きいので値段が高いです。

どちらのモデルも必ずアイドリングストップ用バッテリーを選びましょう。

スパークプラグはガソリンエンジンのみについている部品で、フューエルフィルターはどちらのエンジンにもついていますが、使用燃料の性質の違いにより、ガソリンエンジンのものは基本的にメンテナンスフリーで、ディーゼルエンジンのものは定期交換部品に指定されています。

消耗部品の交換は基本的に純正部品を選ぶこと

消耗部品の値段を調べてみると、純正部品と比較してかなり安いものがたくさん販売されています。

少しでも出費をおさえたい思いがあるかもしれませんが、整備士を長年してきた経験で言えることは、クルマの部品は安かろう悪かろうです。

例をいくつか挙げてみましょう。

  • 安いドライブベルトは早期摩耗やベルト鳴きの原因になる。
  • 安いブレーキパッドはブレーキ鳴きが酷かったり、制動力が劣ることがある
  • 安いバッテリーは、アイドリングストップ頻度低下やチェックランプ点灯の原因になる。

こうした不具合が出てしまっては、何のためにお金をかけて整備したのか分かりませんよね。

特に正規の自動車ディーラー以外で整備する場合は、メーカー純正部品でなくとも信頼性のある、メーカーの純正同等品質の部品をきちんと使用しているのか確認することも大切です。

デミオの旧型(中古)の維持費

現行型のデミオは4代目なので、それ以前のモデルの中古車の購入を考えている人もいるでしょう。

現実的に中古車の購入候補として挙がるのは、初代(DW型)と2代目(DY型)では古すぎるので、先代にあたる3代目デミオ(DE型)となるはずです。そこで3代目デミオの維持費について少し掘り下げてみます。

3代目デミオの維持費

 

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初代〜3代目までデミオのエンジンラインナップは基本的にかわらず、1.3Lと1.5Lのガソリンエンジンが搭載されていましたが、1.3Lを選ぶユーザーがほとんどでした。

また、1.5Lを搭載するグレードの中だと「スポルト」と呼ばれるスポーティーグレードを選ぶユーザーがほとんどでした。

MEMO

実燃費は15.11km/Lで、現行型よりおよそ1.5km/Lほど劣ります。年間6,000km走行時の燃料代は51,624円で、現行モデルの49,596円より5,028円高いです。

また、前期は2WDの1.3Lモデルすべて、後期になると1.3Lの一部のグレード(安価なベースモデル)は車両重量が1,000kgを切るので、車検時に支払う車両重量税が16,400円となり、本則税率が適用される現行型のディーゼルモデルに近い安さです。

しかし、2007年デビューの3代目デミオは初期型だと購入後すぐに、新車登録から13年経過で自動車税および自動車重量税が重課されてしまうので注意が必要です。

13年経過以降は、自動車税は34,500円→40,000円、自動車重量税は16,400円→22,800円または24,600円→34,200円になります。

3代目デミオの年間の維持費を以下の表にまとめました。

種類費用(1,001kg以上、13年未満)費用(1,001kg以上、13年超え)費用(1,000kg以下、13年未満)費用(1,000kg以下、13年超え)
駐車場代 96,000円 96,000円 96,000円 96,000円
燃料代 51,624円 51,624円 51,624円 51,624円
自動車税 34,500円40,000円 34,500円40,000円
任意保険料 84,000円 84,000円 84,000円 84,000円
消耗品代6,000円6,000円6,000円6,000円
自動車重量税12,300円17,100円8,200円11,400円
自賠責保険料12,915円12,915円12,915円12,915円
車検基本料 25,000円 25,000円 25,000円 25,000円
12ヶ月点検費用5,500円5,500円5,500円5,500円
合計327,839円338,139円323,739円332,439円

現行のガソリンモデルと比べると、ほとんど維持費がかわらないモデルもあります。

中古車で車両価格も安くなるぶん、車両購入費用+維持費を合わせたトータルでの出費では、先代デミオを中古車で購入したほうが安く済むこともあるようです。

中古のデミオを買う際のアドバイス

中古のデミオを買う際の注意点やアドバイスを紹介したいと思います。

現行デミオのガソリンモデルは排気量に注意

現行モデルのデミオは2018年8月のマイナーチェンジで、1.3Lだったガソリンエンジンが1.5Lに排気量アップされています。

これによる維持費の違いはありませんが、1.5Lになったことでパワーアップし走りやすくなったことに加えて実用燃費が向上しています。また、MT車は1.3Lは5速だったものが、1.5Lでは6速化されており、新車価格は据え置きとしながらも中身は大きく進化しています。

現行型デミオのガソリンモデルの購入を検討している人は頭にいれておきましょう。

もし中古でデミオを買うなら

先ほど紹介した3代目デミオを中古車で買う場合に、おすすめしたいのが2011年にデビューしたマツダで最初にスカイアクティブ エンジンが搭載された「13-SKYACTIV」というグレードです。

CVTと組み合わされたパワートレインは、現行のデミオと比べて走行フィーリングはかなり異なるものの、1世代前のモデルでありながら現在のマツダにもつながる「スカイアクティブ 」という同じネームを謳うエンジンを搭載しているので、中古でも古臭さは感じられません。

もう少し軽ければ、車両重量税が安くなっていた点が少し惜しいですが、それまでのデミオと比べて燃費も優れていて、かつまだ年式も新しいので新車登録から13年超えでの重課もまだ先となるのでおすすめです。

デミオの維持費をほかのクルマと比較

デミオの維持費を掘り下げてきましたが、ほかのクルマと比べるとどうなのでしょうか。

同じコンパクトカークラスの、トヨタ「アクア」、日産「ノート」、軽自動車のスズキ「ワゴンR」の3車種と比較してみましょう。

トヨタ アクアの維持費

アクアのフロント

アクアの年間の維持費は以下のとおりです。

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代34,224円
自動車税/軽自動車税34,500円
任意保険料84,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税7,500円
自賠責保険料12,915円
車検基本料25,000円
12ヶ月点検費用5,500円
合計305,639円

デミオと同じく排気量が1.5L以下、車両重量が1,500kg以下のアクアは維持費の安いクルマに違いはありません。

ポイント

ハイブリッドで実燃費は22.79km/Lと、デミオのディーゼルモデルより優れています。

しかし、燃料代は安い軽油を使うデミオのほうが安いので、維持費の合計額ではわずかにデミオのディーゼルモデルのほうが優れています。燃費面での強みは、ハイブリッドは街中走行でディーゼルは高速走行です。

どうしてもどちらを選ぶかで迷っている人がいるのであれば、ご自身のクルマの使い方によって最終決定するのも良いかもしれませんね。

また、でミオのガソリンモデルと比較するとアクアのほうが維持費が安いです。ただ、ガソリンモデルは車両価格そのものがハイブリッドを搭載したアクアより安いので、初期投資を抑えたければ、デミオがおすすめです。

日産 ノートの維持費

日産 ノート参考:www3.nissan.co.jp

ノートの維持費は以下のとおりです。

種類費用(ガソリン)費用(e-power)
駐車場代96,000円96,000円
燃料代49,336円40,227円
自動車税34,500円34,500円
任意保険料84,000円84,000円
消耗品代6,000円6,000円
自動車重量税7,500円7,500円
自賠責保険料12,915円12,915円
車検基本料25,000円25,000円
12ヶ月点検費用7,000円7,000円
合計322,251円313,142円

e-powerが話題のノートですが意外と実燃費が伸びず、燃料代がデミオのディーゼルモデルやアクアと比べると高くなってしまいます。

また、同じガソリンモデル同士で比べてもノートよりデミオのほうが実燃費が優れ、燃料代が安いです。

ノートのガソリンモデルはエコカー減税対象なので、自動車重量税が安いメリットがありますが、燃料代の差と日産ディーラーは平均の法定点検費用が高めに設定されていることもあり、維持費の合計もデミオのほうが安いです。

維持費の面で比較したときの、ノートを選ぶメリットはあまりないようですね。

スズキ ワゴンRの維持費

スズキ ワゴンR参考:www.suzuki.co.jp

ワゴンRの維持費は以下のとおりです。

種類費用
駐車場代96,000円
燃料代36,804円
自動車税/軽自動車税10,800円
任意保険料72,000円
消耗品代6,000円
自動車重量税2,500円
自賠責保険料12,535円
車検基本料22,500円
12ヶ月点検費用5,000円
合計264,139円

今回はワゴンRを例に維持費を計算しましたが、軽自動車と普通車を比べると、軽自動車のほうがかなり維持費を抑えることができるのがわかります。

自動車税はデミオより23,700円安く、車検時に納税する自動車重量税はデミオのガソリンモデルより19,600円も安いです。そのほか保険料や点検にかかる費用なども軽自動車は安く済みます。

年間の維持費の合計では、ディーゼルモデルより39,508円、ガソリンモデルより58,672円もワゴンRのほうが安いです。

コンパクトカーのライバル車種より維持費の安いデミオ(ディーゼルモデル)でも、さすがに軽自動車には勝てないようです。

デミオは優れた燃費性能を武器に維持費が安い

国産のコンパクトカーは、排気量1,500cc以下、車両重量は1,001kg以上〜1,500kg以下の範囲におさめられているものがほとんどで、ハイブリッドモデルであれば間違いなくエコカー減税の対象車です。

一方でガソリンモデルのコンパクトカーは、エコカー減税対象車と対象外のものが混在しています。(2019年4月現在)

そういった中で、維持費の差が生まれるのは燃料代の項目です。デミオはディーゼルとガソリンのどちらのエンジンもライバルと比べて燃費性能に優れています。

さらに、ディーゼルモデルはガソリンより安い軽油を使うことで、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。通勤などで長距離を乗る方であれば、ライバルと比較しても間違いなくディーゼルモデルのデミオが買いです。