SUVとミニバンのいいとこ取りで登場したデリカD5。
三菱が誇るパジェロやランエボ譲りの高性能4WDを、なんとファミリーカーのミニバンに導入した他社にはない魅力で人気の高いモデルです。
障害物を物ともせずパワフルなクリーンディーゼルで坂道を登る様子はまさに圧巻です。
モデルライフは10年を超えており非常に長いですが、ディーゼルモデルは2018年にビッグマイナーチェンジを行い、フロントデザインやパワートレインを一新して新しい三菱のアイコンを作り出しました。
そんな三菱の屋台骨の一つであるデリカD5。モデルライフも長いことですし購入するのであれば、できるだけ安く購入したいものです。
ここではデリカD5の平均値引き額や最大値引き額、そして価格交渉のポイントまで解説していきます。
デリカD5の値引き額の平均相場
参考:www.mitsubishi-motors.co.jp
デリカD5は車幅が広く小型サイズではありませんが、クラス的には人気のあるミドルクラスのミニバンです。ここは車の進化が著しく、それぞれが独特の魅力で競争をひろげるクラスです。
そんな中でSUVブームと家族向けの車のミニバンの魅力の両方を兼ね備えて、唯一の魅力を持つデリカD5ですが、値引き額は一体どのくらいが平均となっているのでしょうか。
ここではデリカD5の平均値引き額を見ていきます。
本体値引きは20万円
デリカD5には現在ガソリンモデルとモデルチェンジしたディーゼルモデルの2種類があります。
値引き額はビッグマイナーを施したディーゼルモデルもキャリーオーバーのガソリンモデルもそれほど変わらずで平均的に20万円前後です。車両価格の割合から言うと約5%の金額です。
デリカD5の現行モデルは今年でなんと12年目です。しかし三菱お得意のクリーンディーゼルモデルは新しいアイコンマスクでデザインを一新し、まるで新型のように変わりました。
そのため価格帯も上がり、それまで非常に大きかった値引き額も抑えられてしまいます。ガソリンモデルもそれに合わせて値引きは抑えられているようです。
現在は車両価格の5%ほどの金額が値引きされていれば、十分な値引き額であると言えます。
オプション値引きは1割引きから2割引き
今日はデリカD5を見に来ました。そこでディーゼルモデルの見積もりを出してもらい商談していたところ”今日はキャンペーンなので、新型で出たばかりのモデルですが、頑張って20万円のお値引きします。なので今日決めてください”と言われました。でたばかりの新型で値引きがない中で、値引き額は5%に達しており十分な感じです。せっかくなのでこの条件で購入しました。
確かに車両値引きだけで見ると平均的な値引きには到達していますが、見積もりの中にはフロアマットやバイザー、ナビなどさまざまなオプションが一緒に入っているのではないでしょうか。新車値引きはこちらのディーラーオプションからも値引きはできることを見逃してはいけません。
このディーラーオプションからの値引きは、金額の1割から2割ほどが相場となります。ここで値引きに幅があるのはディーラーオプションからの値引きは全国で一律ということはなく、販売している地域やディーラーの販売力によって違いがあるからです。
交渉の際には冷静に、車両値引きとオプション値引きを計算して、後々値引きが思ったより少なかったなどと後悔することのないように注意が必要です。
値引きの平均金額
車両本体、オプションそれぞれの平均相場が出ました。では見積書からどれくらい値引きがでていれば平均的なのでしょうか。グレードやオプションを使って一例を上げて紹介します。
価格 | 値引き額 | |
デリカD5 P | 421万円 | 20万円 |
オプション | 30万円 | 3~6万円 |
値引き計 | 23~26万円 |
この条件であれば、合計23万円から26万円ほどの値引きが出れば平均的な値引きと言えるでしょう。
値引き額の月変動
値引きの変動を見ることで、どんなタイミングで値引きが大きくなるかがわかります。そこでデリカD5の値引き額の変動を見ていきましょう。
2007年1月に登場したデリカD5は、その後どのような値引き額になり、現在はお買い得なのでしょうか。
販売時期 | 値引き額 |
2007年1月から | 17~40万円 |
2009年12月から | 30~35万円 |
2015年11月から | 28~33万円 |
2018年12月から | 15~25万円 |
デリカD5の値引き額の変動はこの様になっています。発売直後から値引き額は17万円と、新車だと言うのに比較的大きな値引き額を提示していました。
ちょうどミニバンブームの真っ只中で、競争が激しかったことが感じられます。その後もぐんぐんと値引き幅は広がり、2009年のマイナーチェンジ前には40万円にまで到達しました。
その後何度かの仕様向上・特別仕様車の追加を行うことで徐々に値引きの熱は下がっていき、33万円まで下がりました。
そして2018年12月のビッグマイナーチェンジで再び値引きを大きく締め上げ、15万円となります。新車の発売当時より厳しい値引きです。そして現在は決算を経て25万円台まで広がってきています。
値引き額が23万円から26万円になる理由
現在デリカD5の平均値引き額は23万円から26万円となっています。
ビッグマイナーチェンジにより新型車並みの値引き水準に落とすことに成功したデリカD5ですが、ここまで平均値引きが抑えられているのには、どういった要因があるのでしょうか。値引き額の要因を解説していきます。
モデルが古い
デリカD5は発売から12年とすでにフルモデルチェンジをしていてもおかしくない時期を迎えています。
現代の車事情や三菱の懐事情の厳しさを表すように非常にロングライフな車で、これは新型車に魅力を感じる人にとってはマイナスです。
機能やデザイン面の向上などビッグマイナーチェンジなどを行っているとはいえど、ベースはふた昔ほど前の車なので見る場所によってはどうしても古さを隠せません。それに新車といっても12年も前から売っている車と思うと魅力が減少してしまうものです。
それでも他社に負けずに販売を続けるためにも、モデルによっては値引きを大きくすることでお得感を出して勝負を仕掛けます。
このモデルが古いというのが値引きを緩めている原因の一つです。
ライバルが強力
デリカD5のいるミドルクラスのミニバンは、国内販売では今でも非常に人気のある市場です。
各メーカー実用性や居住空間、燃費性能など技術力をフル活用して開発しています。そのため自社の魅力だけではなかなか勝ち残るのは厳しいのが現状です。
そんななかで他社に比べてニッチなニーズを狙って開発され、さらにモデルも古いデリカD5では、正直機能的に負けている部分が多いです。そのため値引きで勝負するしか無いので、値引き額はどうしても大きくなってしまいます。
そのため企業努力という名目で値引きが、大きくなる要因の一つとなっています。
ビッグマイナーチェンジで大きく変わった
マイナーチェンジとは言うものの、デリカD5は非常に大きく変わりました。わかりやすいフロントマスクの変更はもちろんのことですが、先進安全装備やパワートレイン、足回りまで大幅に変更されています。
フルモデルチェンジに近いくらいの変更がなされており、ほぼ新型車といっても差し支えないほど進化していることが、値引きを抑えている要因となっています。
三菱の中では売れ筋モデル
デリカD5は三菱の中でも売れ筋モデルです。そのため値引きをできるだけ抑えて利益を上げる販売方法を取っています。
シェアを確立するために台数を出すのも重要ですが、それ以上に下がりきってしまった三菱自動車の価値を再び上げるためにも、自動車の価値やブランドの価値を再び構築しなくてはなりません。
そこでデリカD5のように売れ筋で、ある程度台数が見込めるものは値引きをできるだけ抑えて販売し、今後のブランドの維持、車両価値の維持を図っているのです。
ただでさえ販売台数が少ない三菱ですので、こういったところで利益を挙げないと生き残るのは難しいのです。
そのため値引き交渉に対するメーカーからの引き締めや、応酬話法も作り込まれておりなかなか値引きに応じてくれません。
ですのでしっかり知識を入れて交渉しなければ、営業マンのもっている値引きだけで、うまく言いくるめられてしまいます。平均額以上を引き出すためにもしっかりと交渉材料をそろえて交渉する必要があるのです。
デリカD5の値引き額の最大・限界額
デリカD5の厳しいミニバン市場で生き残るために、新規開発に費用をかけていないことやブランド価値を取り戻すための販売戦略などを解説しました。
それでもうまく交渉して、デリカD5から大幅値引きを獲得している人がいます。ここではデリカD5から最大の値引きを得た人の金額をご紹介していきます。一体どのような数値が出てくるのでしょうか。
デリカD5の最大値引きは55万円
現在デリカD5の最大値引きはなんと55万円という金額でした。これは旧モデルでの値引き額となっています。発売して10年目とはいえすごい額です。
現行モデルは車両値引きは厳しく旧モデルのようにはいきませんが、それでも値引きの大きな人は35万円もの値引きを獲得している人がいます。
ちなみにデリカD5にはいろいろと仕様が多いですが最大値引きの額も、どの仕様であっても同じような値引額となっています。
最大値引きが出た理由
デリカD5の値引きで55万円もの値引き額を得るからにはやはりそれなりの理由があります。その理由を解説します。
マイナーチェンジ直前を狙った
現行モデルはデザインの変更やパワートレインの仕様向上などで急激に値引きは抑えられました。
しかしその直前には値引き額の推移から見てもわかるように非常に大きな値引きが出ています。最新型にこだわらずに、このタイミングで購入したというのがデリカD5は特に大きな要因です。
初期型に関しては40万円にまで値引きが登っていますから、交渉やオプションの装着内容などによっては余裕で50万円を超える値引きが狙えたことでしょう。
まめに情報を収集してこういったタイミングを逃さずに交渉したというのが、大幅値引き獲得した一つの要因となっています。
デリカD5同士で競合させた
デリカD5から大幅値引きを獲得するためには他社競合などで積み重ねるのも有効です。
しかしニーズが違う車同士を比較しても人によっては説得されてしまいます。そこで全く同じ車であるデリカD5同士で競合させることで最大まで値引きを引っ張り出します。
デリカD5は三菱販売店全店で扱われています。正規ディーラーは〇〇三菱と言う名前になっていますが、この〇〇が違う三菱同士であれば競合をかけることができ、値引き合戦に引き入れることが可能です。
ただ地域によっては同じ県内に三菱販売店は一つしかない場合もありますので、県外遠征が必要になる場合もあります。
それぞれ販売方針の違いはそれぞれ必ずありますので、値引きの大きい店を選んだ、もしくは競合させて値引きの大きな店舗を選んだというのが一つの大きな要因と言えます。
最大の値引きが出やすいタイミング
ディーラーは1年を通してずっと同じ条件で販売していることはありません。時期によって販売に勢いがあるときは、車の値引きも交渉しやすいので大きくなりやすいのです。
なかでも9月の半期決算や3月の決算月というタイミングは、ディーラーもメーカーからのノルマを達成するために必死に攻勢をかけます。もちろん決算なので売上も大きく必要なのでできるだけ車を販売したいのです。
メーカーから決算期などに合わせた施策や販売台数達成に対する施策もありますので、多少値引きが多くなったとしても施策を獲得した方が得だったりもします。
そのため決算期には通常では出せないような、車両値引きやオプション値引きといった条件が提示される場合もあるのです。
デリカD5の値引き額が最大となった要因をまとめますと、マイナーチェンジのタイミングや決算期のタイミングをねらったことやデリカD5の競合で値引きのダメ押しをしたことが、最大の値引きとなった理由だといえます。
デリカD5の値引きのレポート・体験・口コミ
デリカD5は値引き額自体は抑えられましたが、比較的値引きは引き出しやすい条件が揃っています。ですので最大値引きを目指して、交渉は抜かりなくしたいところです。
では実際にデリカD5を購入したユーザーは、どうやって交渉していくら値引きを獲得したのでしょうか。ここではツイッター上からその実態を紹介していきます。
昨日実家へ久し振りに帰省したが、三菱の営業が来てデリカD5のカタログと見積もりを貰って試乗した。私の想像よりも良い車で、値引きも凄くて下取のチャレンジャーも驚くほどの高査定を出してくれた。思わず契約しそうになったが、初めての新車だから各社の車を比較検討したい。
— ねこ語り (@FUBUKI_NEKO) 2018年9月16日
2018年の9月ということでマイナーチェンジ直前です。営業マンが持ってくる提案書はそれほど値引きを大きく載せないものですが、この方が凄いと感じるほどの値引きをいきなり提案しています。
下取りも大きかったそうなので、半期決算も含めてかなり良い条件が揃っているものと思われます。価格優先のユーザーは、マイナーチェンジ直前はかなりの狙い目です。
新型デリカ D5に国から補助金が出る事が決まったそうです。リコールじゃなくてよかった。
— MASA (@TGW1968) 2019年5月6日
デリカD5はCEV補助金対象の車です。とはいっても満額を狙っても1万5千円ですので、その分車体値引きに回してもらったほうが、保有期間などといった面倒な部分が減ります。
それでも補助金を狙うのであれば営業マンに気を利かせてもらって、注文書には値引き分は車体値引きではなくオプション値引きなどで作ってもらうと良いでしょう。
新型デリカは登場直後ということもあり本体値引きが5万程度でしたね笑
しかも純正OPの大型ナビもお値段がバカ高いのでかなりの金額に・・・— まさ@有給ニート (@SKYSABRE01) 2019年3月4日
2018年末に新型としてビッグマイナーで登場したデリカD5。やはり登場直後は値引きへのガードは非常に厳しかったようです。
現在では新型車効果も落ち着きそれなりの値引きが出るようになっています。値引きを狙うのであれば、発売直後は避けるのが吉です。
2019新型デリカD5を試乗。値引きは1発目で20万円! https://t.co/rjJX8VMajv
— フリーライター椎名前太 (@ShiinaZenta) 2019年2月26日
かと思いきや見積もり一発目で20万円の値引きを引き出しているツワモノもいます。できるのならば最初からやってほしいですよね。
デリカD5の値引き目標金額
ツイッター上では値引きで渋い思いをされた方から大幅値引きを獲得した方までさまざまです。
デリカD5は交渉の仕方で値引き額が大きく変わっています。しっかり値引きを頂いて購入するためには、絶対重要なのが目標値引き額です。
目標がなければ営業マンが値引きを提示してきても、それが好条件なのかどうか判断できませんね。デリカD5はいくらを目標に値引き金額に設定すればよいのでしょうか。
値引き目標額は本体で25万円、オプションで2割
デリカD5の目標値引きは、現在の相場では本体価格から25万円です。そしてフロアマットやバイザー、ナビなどといったディーラーオプションからの値引きは1割引きは当然のこと、2割引きまで出せれば十分です。
デリカD5はマイナーチェンジ効果も落ち着き、それなりに値引きが出やすい状況です。しかしうまく交渉ができなかった人は値引きが渋かったりと、格差がはっきり見られます。
さらにデリカD5はディーラーオプションが多くつけられる車種なのでオプションからの値引きを含めた総額値引きで、大きく見せて本体の値引きを抑えられる場合がありますので、しっかり値引き総額を確認して目標値引きを獲得しましょう。
目標値引きを上げましたが、実際にできる値引き額は地域差やディーラーの販売力によって差があります。ですがこの金額を目標としておけば購入時の値引きが多いか少ないかは判断できます。
交渉の際にはしっかり目標値引きを把握して、営業マンの説得をうまく覆して最大の値引きを引き出しましょう。あとは購入の時期をしっかり配慮することで、プラスαの値引きを追加したいところです。
デリカD5の目標値引き額まとめ
今までの情報をまとめると、デリカD5の値引き目標金額はこのようになります。
本体値引き | 25万円 |
オプション値引き | オプションから2割 |
時期的なもの | 最大5万円 |
合計額 | 31~36万円 |
デリカD5購入の際にはこの条件を引き出すことを目標として行きましょう。もちろんオプションの装着内容などで値引きの内訳は変わってきますので、しっかりそこは計算してください。
ちなみに時期的なものというのは、メーカーが決算期などでディーラーの販売を補助する施策の内容で変わってきますので、この程度まで大きい場合もあればもっと低い場合もあります。
デリカD5の値引き交渉のポイント
デリカD5の値引きのポイントや目標金額が見えてきましたので、あとはこの目標値引きを手にするための交渉です。
とはいえ値引きされて当然といった態度で、頭ごなしに値引きばかりを要求していてはさすがに問題です。
営業マンも厄介な人に売って後々のフォローが大変なのは困りますので、値引きを渋くしてしまうかもしれません。節度のある交渉が必要です。
さてどのように交渉すればよいのでしょうか。デリカD5の値引き目標金額を獲得する方法を考察していきます。
デリカD5を値引きしやすい時期を狙う
最大値引きの理由でもお話しましたが、せっかく車を買うのなら平常月よりも値引きを起こしやすい時期に購入することで、お得に購入できる確率が上がります。
なので何らかの理由により突然車が必要になったということでなければ、購入の時期は見極めましょう。
まずはモデルチェンジが近いかどうかです。デリカD5はビッグマイナーを施したあとなのでしばらくはそういったことはないでしょう。マイナーチェンジ効果も薄れてきており、ここから徐々に値引きは伸びていきます。
次に重要なのがディーラーの販売時期です。ディーラーが車を値引きしやすくなるのは1から3月の決算時期や8から9月の半期決算です。
ディーラーは決算期の3月や半期決算の9月の登録にナンバーを間に合わせたいので、決算にあわせるとなれば、デリカD5の納期からすると遅くとも登録タイミングの1月から2月前までに、ディーラーに出向いて契約をするのがよいでしょう。
そのほかにも7月や12月のボーナス商戦にめがけても、メーカーは施策を出してきます。こういったメーカー支援やディーラーが台数がほしい時期を狙うことで値引きは獲得しやすくなるのです。
デリカD5にはこの車で競合をしよう
デリカD5から値引きを獲得するためにまずは他社競合です。人気のあるミドルクラスミニバンなので、競合に有効な車はたくさんあります。
なかでもおすすめなのは日産のセレナです。新型デリカD5にもハンドル支援などはありますので、
ノアやヴォクシーではちょっと役不足です。
それに比べセレナはプロパイロットやe-powerなど魅力的な装備があり、ミニバン販売台数No.1の車でありながらも値引きは意外と大きいです。
交渉するときも”自分はデリカD5が良いんだけど、奥さんは運転のしやすそうなセレナがよいと聞かなくて困っているので、説得するためにももっと頑張ってくれませんか”と言うふうに交渉すれば、営業マンもきっと頑張って値引きを起こしてくれるでしょう。
競合で真剣に悩んでいることや、価格を揃えて現在の予算の中で一番安い方を買おうと思っているなど、営業マンが勝負を仕掛けやすい状況を作ってあげてください。
デリカD5同士で競合させる
他社競合で大きな値引きを獲得したのなら、次はデリカD5同士の競合でダメ押しです。
他社競合で得た値引きの見積もりを持って、別経営の三菱ディーラーへ行きましょう。そして”デリカD5を購入しようと決めましたが、予算をオーバーしてしまいました。
この条件よりよい条件で自分の予算と合えば今日決めます”と交渉するだけでよいです。目の前に突然現れたホットなお客に無碍な対応をするわけはありませんし、偏屈な人でなければしっかり対応してくれるでしょう。
もし期待通りの結果が出なければそれを持ってもう一度元のディーラーに戻ってみるもよし、隣県の三菱ディーラーで相見積を取るのもよいでしょう。ここまで行えばかなりの良い値引きが引き出せます。
大幅値引きを狙うには3月
3月は1年を締めくくる決算最終月で、メーカーにもディーラーにも特別な月です。販売契約や売上など数字とにらめっこし、計画の達成を目指します。
ただこの頃になるとメーカーの新規発注はほとんど納期が合いません。それでも登録台数を伸ばすために売れ筋車種を登録して、計画を達成させる場合もあります。それが未使用車です。
そんな無理をしてでもほしいのが3月中にナンバーが登録できるという条件です。デリカD5は人気車種ですので在庫としてディーラーにある場合があります。
もしあなたが3月登録ができるという条件があって、その条件を飲むことができれば、ここぞとばかりに営業マンも会社も一丸となって値引きを頑張ってくれるでしょう。