CX-5はマツダの中型SUVの1車種ですが、マツダ車の中でもトップクラスの人気を持つ車です。
今回はそんなCX-5の納期に関してご説明します。
CX-5の納車期間・納期状況
CX-5は世界的に人気の高いクロスオーバーSUVの一車種で、サイズとしては中型車に当たる車です。
CX-5はマツダ車としては比較的近年登場した車種で、世界的なSUV人気の高まりを受けて登場した車種です。初代CX-5は2012年に登場しましたが、わずか4年でフルモデルチェンジを行い、現行車は2016年に登場した2代目となります。
マツダにはCXシリーズのSUVが3車種ありますが、そのちょうど真ん中のサイズ感の車になります。そんなCX-5の納期は次の通りとなります。
CX-5の納期
CX-5の納期は現在2ヶ月〜3ヶ月となっており、通常の新車の納期が1ヶ月程度であることを考えると多少長期化している状況です。
CX-5はマツダ車の中でも受注の非常に多い車で、初代CX-5の発売時からずっと非常に好評な売れ行きを見せています。
現行CX-5は発売時には月間予定販売台数の2,400台の7倍近い受注を獲得するなど、台数の面でもかなり生産台数に対してバックオーダーが多い状況です。
納期に関する理由は後ほど詳しくご説明しますが、基本的にはこの人気の高さが納期の長期化に繋がっています。
CX-5の納期に関する口コミ
CX-5の納期に関してはTwitterにいくつも口コミが投稿されており、今回はその中からいくつかご紹介します。
CX5の2.5ターボに買い替えしてきた、納期三ヶ月。この車一年でもう別物じゃん…
— akzw (@ak4spd) September 9, 2018
この方は去年の9月にCX-5を受注されたそうですが、納期は3ヶ月と結構長期化しています。
CX-5は毎年年次改良などで仕様がアップデートされていますが、その都度オーダーは増えているようで、納期も長期化しています。
マツダのデラ行ったらCX5が今でも結構売れてるみたいで納期3ヶ月待ちだって。初期型がドバーッと売れたら年次改良後ってそんなに売れないものだと思ってた
— akzw (@ak4spd) November 30, 2018
こちらの方は12月ごろに納期を確認されたようですが、やはり3ヶ月ほどの納期となっています。先程の方から3ヶ月経過してもまだ納期は短くなっておらず、受注が続いていることがわかります。
話を要約すると、CX-5だけでなくCX-3&CX-8も含め今現在の時点で増産体制になっているらしく、納期が早まっているらしい。
これがホントなら、俺のCX-5も含め、Twitterで繋がって納車待ちの方々の予定も早まるのかな?!😳😳😳
それなら嬉しい誤算だけど。
真相はどーなってんのかな???
— 隼 @ CX-5/Be a driver. (@CX519315349) February 8, 2019
こちらはCX-5というよりはマツダ全体としての情報ですが、CX-5を始めとするSUV系の車種は増産体制が敷かれ始めたようで、納期は今後多少短縮化する可能性があります。
現在はまだその効果は完全に出ていないようですが、確実に状況はよくなっています。
CX-5の納車期間・納期の理由
CX-5の納期が長期化している背景にはこの車にオーダーが集中していることが理由ですが、その裏には次のような理由もあります。
世界的なSUV人気の高まり
CX-5はクロスオーバーSUVという都会的なデザインを持つSUVのタイプですが、クロスオーバーは現在世界的に高い人気を誇っていることがCX-5の注文が増加している大きな理由です。
以前SUVというとオフロードの走破性が魅力の車でしたが、都会的なクロスオーバーSUVではその力強いデザインと使いやすいサイズ感がなによりの魅力となっています。
落ち着いた車よりは特徴的で魅力的なデザインの車が好まれる時代になっており、CX-5もその流れに乗るために生まれた車といえます。
SUVの人気はいまだに続いているどころか更に人気が高まっており、CX-5を選ぶ人も増えています。
マツダデザインの洗練化
CX-5は2012年に登場した車ですが、この頃からマツダはそのデザインコンセプトが大きく進化しており、新世代のマツダデザインがCX-5の魅力を押し上げています。
マツダの新世代デザインはそれまでの日本車にはあまり見られなかったシャープなもので、細身のヘッドライトとシンプルながら流れるラインがとてもカッコいい車に仕上げています。その評価はとくに欧州で高まっており、いくつもの賞を獲得するほどです。
その評価の先鋒に経っているのがCX-5で、日本でもデザインの良さはその受注に表れています。先代のCX-5からデザインコンセプトは現行車にも受け継がれ、より進化したデザインが人気です。
マツダ独自のクリーンディーゼルエンジン
CX-5にはもう一つ独自の魅力としてエンジンの設定があり、他社にはあまり見られないクリーンディーゼルエンジンが設定されています。
ディーゼルエンジンは低燃費性能と低速トルクの高さが特徴のエンジンですが、これまで環境性能に問題があるために国内では特に少なくなったエンジンです。
ですがそれを対策したクリーンディーゼルエンジンをマツダは環境対応エンジンの中心に据えており、CX-5を始めとするほとんどの車種に搭載されています。
低速トルクの高さはSUVのような悪路走行する車種にはもってこいのエンジンで、他社がガソリンエンジンとハイブリッドでSUVを作る中においてマツダのみの大きな特徴となっています。このクリーンディーゼルエンジンはオーダーでも選ばれる率が高く、多くのユーザーに受けれ要られています。
CX-5のグレード・仕様・色ごとの納車期間・納期
CX-5にはいくつかのグレードとボディカラーの設定がありますが、その中で人気のものを選ぶことで多少なりとも納期に影響があります。
CX-5には前述でご説明したクリーンディーゼルエンジンに加えてガソリンエンジンモデルも設定されていますが、やはり人気が多いのはクリーンディーゼルエンジンのほうです。
グレードでいうと「XD」という名称になっており、上級グレードに「XD プロアクティブ」があります。
ボディカラーに関しては通常ホワイトやブラック系のカラーが定番となっていますが、CX-5に関してはこの車のイメージカラーであるレッド系の「ソウルレッドクリスタルメタリック」が一番人気となっています。
その次はシルバー系の「マシーングレープレミアムメタリック」が人気で、かっこよいカラーがCX-5に合っています。
その次がようやくホワイト系の「スノーフレイクホワイトパールマイカ」がつけており、このカラーランキングは結構珍しいです。
これら人気グレードと人気カラーの選択による納期への影響はそこまで大きくはありませんが、多少は短くなる可能性が高いのでディーラーに確認しましょう。
CX-5の納車期間・納期の今後
CX-5の納期は現時点では少し長期化したままなのですが、前述のTwitterにもあったようにマツダが増産体制を整えているようなので、今後は納期が短くなっていくことが予想されます。
マツダにはSUVがCX-5の他にもコンパクトSUVのCX-3、大型で多人数乗りも可能なCX-9などがありますが、どの車種も非常に人気が高く全体的に納期が長くなっています。
そのためマツダは度々増産を行っており、近年も増産していることから納期はどんどん正常化していくでしょう。とはいえCX-5のバックオーダーはいまだ多いので即座に短くなるわけではありません。
CX-5の納車期間・納期を早める方法
CX-5の長い納期を少しでも短くするためにはグレードやカラーの選択も重要ですが、それよりもっと短くしたいのであれば「登録済み未使用車」を探すことをおすすめします。
登録済み未使用車はディーラーが車の販売ノルマ達成のために自社で登録した車で、その後中古車として再度販売している車となります。
中古車市場で販売しており既に完成した車なので納期は必要なく、即納も可能という点が納期の長いCX-5では便利な点となります。また車自体は新車からほとんど走行距離が増えていないのでクオリティは新車同然となっています。
ただし車のグレードやボディカラー、オプション装備などは選ぶことが出来ませんので、希望通りの車があるかどうかの確実性がありません。
価格も中古車とはいっても新車とほとんど変わらないので、あくまで納期に関してのメリットとなります。
他の車の納車期間・納期
CX-5のような中型のクロスオーバーSUVは国産の他のメーカーでも人気車種が多く、納期で気になる場合は他の選択肢も探してみると良いです。
そんなほかの選択肢として次のような車があります。
トヨタ ハリアー
ハリアーはトヨタを代表するクロスオーバーSUVの1車種で、CX-5よりずいぶん早く1990年代からラインナップされている車です。
現行車は3代目で2013年に登場した車ですが、CX-5と違って現在まで6年に渡ってラインナップが続いています。ハリアーはCX-5と違ってハイブリッドモデルが大きな特徴となっており、その燃費の良さはSUVとは思えないほど良好なものです。
またガソリンエンジン車は走行性能が高く家格も抑えめな為人気ですが、このグレードよりはCX-5のクリーンディーゼルエンジンのほうがスペックや燃費の面では良好です。
ハリアーの納期は現在1ヶ月程度と新車の納期に納まっており、CX-5に対して大きなアドバンテージとなっています。
日産 エクストレイル
エクストレイルは日産の大人気SUVの一車種で、とくにアウトドア向けのユーザーに人気のモデルです。
CX-5とエクストレイルのコンセプトはよく似ており、シャープなデザインに悪路走破性の高い仕様を組み合わせていることから、アウトドアで便利に使えるのが魅力です。
ですがエクストレイルにはクリーンディーゼルエンジンはありませんが、その代わりにハイブリッドモデルがあり、燃費性能やこちらも高いものを持っています。
エクストレイルも2013年からラインナップしている多少長い車ですが、その分納期は1ヶ月程度と落ち着いておりCX-5より有利です。
三菱 アウトランダー
参考:www.mitsubishi-motors.co.jp
アウトランダーは三菱の中型SUVですが、2012年からラインナップされていて少し前のSUVとなります。
ですがアウトランダーの人気は高く、都会的でアクのないデザインがファミリーカーとしての需要を受けています。
CX-5のようにパワフルな仕様はないものの、その代わりに「アウトランダーPHEV」という高い環境性能を発揮するハイブリッドモデルがあり、国産SUV唯一のPHEVとなっています。
PHEVは家庭などでバッテリーを充電できるハイブリッドカーで、モーターだけで長距離を走ることが出来るのが特徴です。
アウトランダーのガソリンエンジンモデルに関しては1ヶ月程度と一般的な納期ですが、PHEVに関しては2ヶ月〜3ヶ月程度と少し長期化しています。
CX-5の納車後・納車式の口コミ・レビュー
では最後にCX-5が実際の納車された際のレビューをご紹介します。
無事に納車完了でございます。
CX-5 XD AWDからCX-5 XD Exclusive Mode AWD 6MTです!明日は、これでホココスへ向かいます! pic.twitter.com/6jVbTVRyzp
— 更衣 詩音 (@shinon_112277) May 18, 2019
こちらの方は旧型のCX-5から現行車のCX-5に乗り換えをされたそうで、クリーンディーゼルエンジンのマニュアルミッションモデルというCX-5の特に特徴的な仕様にされていますね。
この写真では右側が旧型、左側が新型CX-5ですが、新型のデザインはよりシャープで洗練されたものとなっています。
CX-5特別仕様車4WD納車されました!
かっこいい😆😆 pic.twitter.com/XTpgavlagd— くらど (@crad0027) April 29, 2019
こちらの方はCX-5の4WD仕様を納車されたそうで、そのカッコよさに満足されているようですね。4WDはSUVらしい高い走破性を確保してくれる仕様で、雪国などでは非常に重宝されます。