トヨタ カローラスポーツは中型サイズのハッチバックカーで、その名前の通りスポーティなホットハッチです。
今回はそんなカローラスポーツのメーターについてご紹介します。
カローラスポーツのメーターのデザイン
参考:toyota.jp
トヨタ カローラスポーツはカローラシリーズのバリエーション車で、扱いやすいサイズのハッチバックカーです。
カローラはトヨタの代表的な車種とも言える中型車で、基本モデルはオーソドックスな4ドアセダンです。
カローラはまだ現在でもモデルチェンジを行いながらモデルが継続しており、現行モデルのカローラは2018年に登場したのですが、カローラスポーツも同時期に登場しています。
これまでカローラのハッチバックモデルには色々な車名がついてきたのですが、カローラスポーツとなったのは現行モデルからです。
またカローラシリーズにはハッチバックカーでステーションワゴンタイプのモデルもあるのですが、そちらはカローラツーリングと別の車になっておりカローラスポーツのほうが全長が短く扱いやすいサイズ感になっています。
ではこのカローラスポーツのメーターについて詳しくご紹介しましょう。
カローラスポーツのメーターのデザイン
参考:toyota.jp
カローラスポーツのメーターは配置こそオーソドックスなもののタイプが3種類もあり、かなりバリエーション豊富なものとなっています。
カローラスポーツのメーターはドライバーの目の前、ハンドルの奥側にあり、一時期流行ったセンターメーターではないので馴染みのある配置です。
ですがカローラスポーツのメーターにはグレードやオプション装備の違いで3タイプのメーターがあり、それぞれ「4.2インチディスプレイ」、「7インチディスプレイ」、「12.3インチディスプレイ」となっています。
この3種類はその名前の通りマルチインフォメーションディスプレイのサイズの違いがあるのですが、それ以外にもメーター自体のデザインや機能性が大きく違うものとなっています。
詳しくは後述しますがカローラスポーツの現行モデル登場時に用意されていたのは「4.2インチディスプレイ」と「7インチディスプレイ」の2つです。
4.2インチディスプレイメーターはカローラのベーシックモデルなどに採用されている基本仕様であり、スタンダードなデザインや機能のメーターでこれまでの車に慣れている方が素直に移行しやすいメーターといえます。
一方で7インチディスプレイのメーターは当初は中級から上級グレードに採用されたメーターで、大型のディスプレイと未来感のあるデザインで特徴のあるメーターになっています。
そして12.3インチディスプレイのメーターは2022年のビッグマイナーチェンジで追加された仕様で、トヨタとしては最新のメーターとなっています。
12.3インチディスプレイのメーターはフルデジタルメーターと呼ばれており、メーター全体が大型のマルチインフォメーションディスプレイになっているため前述の2つのメーターよりも各種メーターや情報を表示できる自由度が大幅に向上しています。
12.3インチディスプレイのメーターは現状ではカローラスポーツの上級グレード向きに採用されていますが、同じ仕様のメーターはトヨタの高級車などにも採用されていますのでカローラクラスで高級車並みのデザインと機能性を発揮できるのはすごいことです。
カローラスポーツのメーターのデザインの評判
カローラスポーツのメーターのデザインについてはX(twitter)にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。
代車のカローラスポーツのメーターがモードで表示変わるのオシャレで高級車らしくて震える pic.twitter.com/6L6Xu6Vjzz
— ニャホ! (@hirukou1016) June 22, 2020
こちらの方は代車としてカローラスポーツに乗られたようなのですが、そのメーターのデザインにびっくりされています。
カローラと聞くとおとなしい印象があるのですが最新モデルは決してそんなことはなく、メーター一つとってもかなりオシャレなデザインで満足感が高いです。
MC後のカローラスポーツのフル液晶メーターの演出すこ pic.twitter.com/annstKd0el
— まっと (@mato_1496) April 8, 2023
こちらの方はカローラスポーツの12.3インチディスプレイ仕様に乗っていらっしゃいますが、メーターの演出がすごいとおっしゃっています。
フルデジタルのメーターは表示をかなり細かくデザインすることが出来るためこれからの主流になっていくかもしれませんね。
カローラスポーツのメーター表示の意味・見方
ここからはカローラスポーツのメーターについて細かくご紹介していきますが、メーターの種類が3種類ありますのでそれぞれの仕様について詳しくご紹介します。
メーター表示 | メーター機能 | ||
4.2インチディスプレイ装着車 | アナログスピードメーター | 走行時速度表示 | |
タコメーター | エンジン回転数表示 | ||
マルチインフォメーションディスプレイ | さまざまな情報を表示できるディスプレイ ・走行情報表示 ・車速表示/航続可能距離表示 ・燃費グラフ ・エコドライブインジケーター/航続可能距離 ・運転支援機能情報表示 ・オーディオシステム連携表示 ・車輌情報表示 ・設定 ・警告メッセージ | ||
外気温表示 | 外気温の測定値を表示 | ||
シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | ||
時計 | 現在時刻表示 | ||
燃料計 | 燃料残量表示 | ||
オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | ||
オドメーター、トリップメーター表示切り替えボタン ※切り替えスイッチはハンドル部 | 走行距離、総走行距離の表示の切り替え | ||
水温計 | エンジン冷却水の温度表示 | ||
7インチディスプレイ装着車 | ハイブリッドシステムインジケーター/アナログスピードメーター/タコメーター | 3つの情報を同心円状に切替式で表示 ・ハイブリッドシステムインジケーター:ハイブリッド走行時の状態表示 ・アナログスピードメーター:走行時の速度表示 ・タコメーター:エンジン回転数表示 | |
デジタルスピードメーター | 走行時速度表示 | ||
マルチインフォメーションディスプレイ | さまざまな情報を表示できるディスプレイ ・走行情報表示 ・車速表示/航続可能距離表示 ・燃費グラフ ・エコドライブインジケーター/航続可能距離 ・運転支援機能情報表示 ・オーディオシステム連携表示 ・車輌情報表示 ・設定 ・警告メッセージ | ||
外気温表示 | 外気温の測定値を表示 | ||
シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | ||
時計 | 現在時刻表示 | ||
燃料計 | 燃料残量表示 | ||
オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | ||
オドメーター、トリップメーター表示切り替えボタン ※切り替えスイッチはハンドル部 | 走行距離、総走行距離の表示の切り替え | ||
水温計 | エンジン冷却水の温度表示 | ||
12.3インチディスプレイ装着車 | ダイヤルなしディスプレイ | デジタルスピードメーター | 走行時速度表示 |
マルチインフォメーションディスプレイ | さまざまな情報を表示できるディスプレイ 〈中央画面表示〉 ・運転支援システム情報 ・地図表示 ・ナビゲーションシステム表示 ・設定 ・警告メッセージ 〈サイド画面表示〉 ・燃費グラフ ・エコドライブインジケーター ・運転支援システム情報 ・ナビゲーション表示 ・オーディオシステム連携表示 ・ドライブインフォメーション ・トリップインフォメーション | ||
外気温表示 | 外気温の測定値を表示 | ||
シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | ||
時計 | 現在時刻表示 | ||
ウィジェット | オーディオシステム連携表示の一部を簡易表示できる | ||
燃料計 | 燃料残量表示 | ||
オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | ||
オドメーター、トリップメーター表示切り替えボタン ※切り替えスイッチはハンドル部 | 走行距離、総走行距離の表示の切り替え | ||
航続可能距離表示 | 現在の燃料残量で走行可能なおおよその距離を表示 | ||
ウィジェット 燃費グラフ | 燃費グラフの一部を簡易表示 | ||
水温計 | エンジン冷却水の温度表示 | ||
1ダイヤルディスプレイ | アナログスピードメーター/タコメーター | 走行時速度表示、エンジン回転数表示 | |
デジタルスピードメーター | 走行時速度表示 | ||
マルチインフォメーションディスプレイ | さまざまな情報を表示できるディスプレイ 〈中央画面表示〉 ・運転支援システム情報 ・地図表示 ・ナビゲーションシステム表示 ・設定 ・警告メッセージ 〈サイド画面表示〉 ・燃費グラフ ・エコドライブインジケーター ・運転支援システム情報 ・ナビゲーション表示 ・オーディオシステム連携表示 ・ドライブインフォメーション ・トリップインフォメーション | ||
外気温表示 | 外気温の測定値を表示 | ||
シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | ||
時計 | 現在時刻表示 | ||
ウィジェット | オーディオシステム連携表示の一部を簡易表示できる | ||
燃料計 | 燃料残量表示 | ||
オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | ||
オドメーター、トリップメーター表示切り替えボタン ※切り替えスイッチはハンドル部 | 走行距離、総走行距離の表示の切り替え | ||
航続可能距離表示 | 現在の燃料残量で走行可能なおおよその距離を表示 | ||
ウィジェット 燃費グラフ | 燃費グラフの一部を簡易表示 | ||
水温計 | エンジン冷却水の温度表示 | ||
2ダイヤルディスプレイ | アナログスピードメーター | 走行時速度表示 | |
デジタルスピードメーター | 走行時速度表示 | ||
マルチインフォメーションディスプレイ | さまざまな情報を表示できるディスプレイ 〈中央画面表示〉 ・運転支援システム情報 ・地図表示 ・ナビゲーションシステム表示 ・設定 ・警告メッセージ 〈サイド画面表示〉 ・燃費グラフ ・エコドライブインジケーター ・運転支援システム情報 ・ナビゲーション表示 ・オーディオシステム連携表示 ・ドライブインフォメーション ・トリップインフォメーション | ||
外気温表示 | 外気温の測定値を表示 | ||
シフトポジション表示 | 現在のシフトポジションを表示 | ||
時計 | 現在時刻表示 | ||
ウィジェット | オーディオシステム連携表示の一部を簡易表示できる | ||
燃料計 | 燃料残量表示 | ||
オドメーター&トリップメーター | 走行距離、総走行距離の表示 | ||
オドメーター、トリップメーター表示切り替えボタン ※切り替えスイッチはハンドル部 | 走行距離、総走行距離の表示の切り替え | ||
航続可能距離表示 | 現在の燃料残量で走行可能なおおよその距離を表示 | ||
ウィジェット 燃費グラフ | 燃費グラフの一部を簡易表示 | ||
水温計 | エンジン冷却水の温度表示 | ||
警告灯 | 電子制御ブレーキ警告灯、ブレーキ警告灯:赤色、黄色 | 赤色:ブレーキ液不足、ブレーキ系統の異常 黄色:電子制御ブレーキシステム異常 | |
高水温警告灯 | エンジン冷却水の高温異常 | ||
ハイブリッドシステム加熱警告灯 | ハイブリッドシステムの高温異常 | ||
充電警告灯 | 充電系統の異常 | ||
油圧警告灯 | エンジンオイル圧力の異常 | ||
エンジン警告灯 | ・エンジン電子制御システムの異常 ・電子制御スロットルの異常 | ||
SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯 | ・SRSエアバッグシステムの異常 ・プリテンショナー付きシートベルトシステムの異常 | ||
ABS&ブレーキアシスト警告灯 | ・ABS(アンチロックブレーキシステム)の異常 ・ブレーキアシストの異常 | ||
パーキングブレーキ警告灯 | パーキングブレーキの異常 | ||
燃料残量警告灯 | 燃料残量が規定値以下 | ||
運転席・助手席シートベルト非装着用警告灯 | 運転席、助手席シートベルトの非着用警告 | ||
リア席シートベルト非装着警告灯 | セカンドシードのシートベルト非着用警告 | ||
スリップ表示灯 | ・TRC(トラクションコントロール)システムの異常 ・VSC(ビークルスタビリティコントロール)システムの異常 ・ヒルスタートアシストコントロールシステムの異常 | ||
PCS(プリクラッシュセーフティ警告灯) | プリクラッシュセーフティの異常 | ||
ペダル誤操作警告灯 | ・ブレーキオーバーライドシステムの異常 ・ドライブスタートコントロールの異常 | ||
ブレーキホールド作動表示灯 | ブレーキホールドシステムの異常 | ||
LTA(レーントレーシングアシスト)表示灯 | LTA(レーントレーシングアシスト)の異常 | ||
パワーステアリング警告灯 | EPS(エレクトリックパワーステアリング)の異常 | ||
LDA(レーンディパーチャーアラート)表示灯 | LDA(レーンディパーチャーアラート)の異常 | ||
PDA(プロアクティブドライビングアシスト)表示灯 | PDA(プロアクティブドライビングアシスト)の異常 | ||
クルーズコントロール表示灯 | クルーズコンロトールの異常 | ||
レーダークルーズコントロール表示灯 | レーダークルーズコントロールの異常 | ||
運転支援情報表示等 | PCS(プリクラッシュセーフティ)、LDA(レーンディパーチャーアラート)の異常 | ||
クリアランスソナーOFF表示灯 | クリアランスソナーの異常 | ||
ブレーキホールド作動表示灯 | ブレーキホールドシステムの異常 | ||
表示灯 | 方向支持表示灯 | ウインカー向き表示、駐車灯表示 | |
尾灯表示灯 | 尾灯点灯時の表示 | ||
ハイビーム表示灯 | ヘッドライト、スモールランプ点灯表示 | ||
オートマチックハイビーム表示灯 | ヘッドライトハイビーム表示 | ||
フロントフォグランプ表示灯 | フロントフォグランプ点灯表示 | ||
リアフォグランプ表示灯 | リアフォグランプ点灯表示 | ||
READYインジケーター | イグニッションONの状態表示およびハイブリッドシステムON状態の表示 | ||
クルーズコントロール表示灯 | クルーズコントロール作動時の表示 | ||
レーダークルーズコントロール表示灯 | レーダークルーズコントロール作動時の表示 | ||
クルーズコントロールセット表示灯 | クルーズコントロールシステムセット時の表示 | ||
LTA(レーントレーシングアシスト)表示灯 | LTA作動時の表示 | ||
クリアランスソナーOFF表示灯 | クリアランスソナーOFF時の表示 | ||
PKSB OFF表示灯 | PKSB(パーキングブレーキサポート)システムOFF時の表示 | ||
BSM表示灯 | BSM(ブラインドスポットモニター)ON時表示 | ||
RCTA OFF表示灯 | RCTA(リアクロストラフィックアラート)OFF時の表示 | ||
BSMドアミラーインジケーター | BSM(ブラインドスポットモニター)システム県知事の表示 | ||
スリップ表示灯 | ・VSC(ビークルスタビリティコントロール)、TRC(トラクションコントロール)、ABSの作動時 | ||
VSC OFF表示灯 | VSC(ビークルスタビリティコントロール)OFF時表示灯 | ||
PCS(プリクラッシュセーフティ)警告灯 | PCS OFF時の表示 | ||
電動パーキングブレーキ表示灯 | 電動パーキングブレーキ作動時の表示 | ||
ブレーキホールドスタンバイ表示灯 | ブレーキホールドシステムスタンバイ時の表示 | ||
ブレーキホールド作動表示灯 | ブレーキホールドON時の表示 | ||
EVインジケーター | EVドライブモード(電気自動車モード)のON時の表示 | ||
EVドライブモード表示灯 | EVドライブモードON時の表示 | ||
エコドライブモード表示灯 | エコドライブモードON時の表示 | ||
スポーツモード表示灯 | スポーツモードON時の表示 | ||
低温表示灯 | エンジン水温の状態表示 | ||
スマートエントリー&スタートシステム表示灯 | スマートエントリーシステム、スタートシステムの動作表示 | ||
セキュリティ表示灯 | イモビライザーシステム作動時の表示 | ||
プラスサポート表示灯 | 急アクセル時加速抑制機能の状態表示 | ||
制動灯表示灯 | ブレーキランプの操作や運転支援システムの作動で表示 |
カローラスポーツの4.2インチディスプレイメーターのメーター表示
カローラスポーツのメーターの最もベーシックな仕様が4.2インチディスプレイタイプのメーターで、シンプルで使いやすい仕様となっています。
4.2インチタイプのメーターはメーターの左右に円形のアナログ式メーターが2つあり、左側がタコメーター、右側がスピードメーターとなっています。
この2つの円形メーターの間に縦長の4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイが装備されており、この仕様から名前が付いています。
円形の2メーター式のメーターというのは車のメーター配置としてはスタンダードであり、他の車で慣れている方には使いやすいメーターレイアウトです。
円形メーターは大型のアナログ式ですがその内側には小さめの半円形メーターがあり、水温計と燃料残量計が備わっています。
アナログ式メーターは直感的に把握できるので便利ですし、そのほかの細かい情報については基本的にマルチインフォメーションディスプレイに表示されます。
タコメーターやトリップメーター、シフトポジション表示などもディスプレイに表示されますし、マルチインフォメーションディスプレイには切替式で非常にたくさんの機能が盛り込まれています。
ディスプレイが小さめではあるので視認性は他のメーターよりも低めですが、そのほかの基本的なメーターが大きく配置されています。
カローラスポーツの7インチディスプレイメーターのメーター表示
7インチディスプレイのメーターは中級グレード向きのメーターとなっており、先進的なデザインも持っています。
7インチディスプレイのメーターではメーター外観は4.2インチディスプレイメーターと同じですが、その中央には7インチのマルチインフォメーションディスプレイが横長に大きく配置されています。
メーターは基本的にこのマルチインフォメーションディスプレイに表示されるようになっており、中央に非常に大きな円形メーターが1つ配置されます。
このメーターはスピードメーターやタコメーターなどを兼ねており、切替式で表示できるので面白いデザインです。
また円形メーターの内側にはデジタル式のスピードメーターも併設されており、円形メーターを切り替えたあとでもスピードはしっかり確認できます。
そしてマルチインフォメーションディスプレイの左右には半円状のメーターが2つ配置されており、右側に燃料残量計、左に水温計が配置されています。
マルチインフォメーションディスプレイのメーターと合わせて3つの円が組み合わさったデザインなので、スタイリッシュで先進的な見た目になっています。
また大型のマルチインフォメーションディスプレイなので円形メーター以外の部分にもさまざまな情報が表示できるようになっており、基本的にマルチインフォメーションディスプレイさえ確認していれば運転に必要な情報が得られます。
一方で円形メーターが1つだけということで切り替えや視認性については多少慣れも必要であり、4.2インチディスプレイタイプのほうが良いという方もいらっしゃいます。
カローラスポーツの12.3インチディスプレイメーターのメーター表示
12.3インチディスプレイのメーターは途中からカローラスポーツに追加された仕様ですが、トヨタの先進的なメーターとしてトヨタ車の魅力の一つになっています。
12.3インチディスプレイのメーターはフルデジタルメーターという仕様であり、4.2インチや7インチディスプレイよりも大きな外観のメーターの全面がマルチインフォメーションディスプレイになっています。
全面がディスプレイなので表示する情報をさまざまなものに切り替えることが可能であり、この特徴を活かしてなんと3種類のメーターレイアウトを切り替えることができます。
1つめの仕様は「ダイヤルなしディスプレイ」と呼ばれる仕様で、こちらは円形メーターが装備されておらずデジタル式スピードメーターが中央にあり、その他はすべてマルチインフォメーションディスプレイの情報のみとなります。
その次は「1ダイヤルディスプレイ」という仕様で、こちらは7インチディスプレイメーターと同じようなレイアウトのセンターに1つだけ円形メーターがあります。
機能的にも同じ部分が多く、スピードメーターやタコメーターなどを切替式で表示できますし、加えてデジタル式スピードメーターも併用できます。
最後に「2ダイヤルディスプレイ」という仕様は4.2インチディスプレイメーターと近いレイアウトの表示で、マルチインフォメーションディスプレイの左右に大きな円形メーターが2つ配置され、どちらもアナログ式のメーター表示なのでフルデジタルメーターといっても直感的に把握できるメーターです。
この3種類のメーターレイアウトはドライバーの好みで切り替えすることが出来ますので、好みや自分の慣れ、使い勝手の良さで変更できて非常に使い勝手が良い仕様です。
またレイアウトを切り替えてもオドメーターやトリップメーター、燃料残量計などその他のメーターは同じ場所に配置されますので切り替えても把握しやすいのも便利ですね。
現状ではカローラスポーツの上級グレードのみの仕様ではありますが、満足感はかなり高い仕様になっています。
カローラスポーツの警告灯
カローラスポーツのメーターには各種警告灯もしっかりそなわっており、警告灯については表示される情報は3種類のメーターで大きく変わったりはしません。
警告灯は車の機能やシステムに問題が起こった際にドライバーに通知するための表示で、基本的な警告灯としては油圧警告灯やエンジン警告灯、高水温警告灯など昔から車にそなわっているものが多くあります。
これらの表示は比較的マークに馴染みがあるためわかりやすいですが、最近では車のシステムが増加したことであまり見たことのない警告灯もたくさんあります。
警告灯は普段は消灯しているので突然見たことのない警告灯が表示された場合には車に備え付けの取扱説明書を確認すると良いでしょう。
カローラスポーツの警告灯は、4.2インチディスプレイ、7インチディスプレイ、12.3インチディスプレイで表示場所はさまざまですが、表示される警告灯のマークなどは同一です。
また一部の警告灯の表示とともにメッセージなどもマルチインフォメーションディスプレイに表示されたりしますので、デジタル式のメーターとなったことで視認性は良くなっています。
近年では特に安全装備関連の警告灯が増加しており、スリップ警告灯や運転支援情報表示灯、ペダル誤操作警告灯などは点灯したら直ちに車を停めて対応を考える必要があります。
カローラスポーツの表示灯
表示灯は警告灯とは違って普段の走行時に利用する表示であり、運転支援などにも活用されます。
表示灯も基本的にはメーターの各所やマルチインフォメーションディスプレイに表示されるもので、ドライバーの操作に対して表示されるものが多いです。
基本的なものとしては方向支持表示灯やライト関係の表示灯、フォグランプ警告灯などがあり、これらはどのメーターの種類でもメーター中央に近い見やすい位置に配置されています。
またカローラスポーツには走行モードとしてエコモードやスポーツモードなどがあるのですが、これらのスイッチをONにした際にも表示灯が点灯して動作状態がわかるようになっています。
その他にも走行支援システム関係としてクルーズコントロールシステムやLTA、クリアランスソナーなどもあり、これらは一部グラフィックス付きでマルチインフォメーションディスプレイに表示され状態がわかりやすくなっています。
こういった表示についてはディスプレイサイズの大きなメーターのほうが基本的に視認性がよく、上級グレードの魅力となっているでしょう。
なお一部の表示等については警告灯と同じ表示になっている場合があり、表示灯の色やブザーの有無などで別れていますのでこのあたりも取扱説明書でしっかり確認しましょう。
カローラスポーツのメーターの見やすさ
カローラスポーツのメーターの見やすさについては3種類のメーターでメリット、デメリットがあります。
カローラスポーツのメーターの見やすさ
カローラスポーツのメーターの見やすさは基本的にはドライバーの慣れや好みで決まる部分が大きく、メーターの種類はグレードを選ぶ理由の一つになるでしょう。
まず4.2インチディスプレイのメーターはマルチインフォメーションディスプレイのサイズこそ小さくて表示できる情報はあまり大きくなく、その点の視認性は少し弱めです。
ですが2連のアナログ式メーターはスタンダードなメーターなので馴染みがあり、初めて運転する人でも直感的にすぐ理解できるのが強みです。
これに対して7インチディスプレイのメーターはマルチインフォメーションディスプレイの表示は大きく見やすいのですが、センターに大きな円形メーターの配置ということで意外と見ることの少ないレイアウトです。
スタイリッシュでかっこよくはあるのですが、切替式など使い慣れないと難しい部分もあります。
そして12.3インチディスプレイのメーターに関しては前述の4.2インチディスプレイ、7インチディスプレイ それぞれのメーターのレイアウトに切り替えが出来ますので、ドライバーの好みや使い勝手に合わせて調整できるのが最大の利点です。
アナログメーターなしのレイアウトにも出来ますし、どのレイアウトでもデジタル式スピードメーターが目立つ位置にあるのでかなり使い勝手もよくなっています。
ただし上級グレードのみの装備ということでコスト面では気になる点はありますので、先進的で使いやすいメーターが魅力的に感じる方にはおすすめでしょう。
カローラスポーツのメーターの見え方についての評判
カローラスポーツのメーターの見え方についてはX(twitter)にも投稿があるのですが、その中からいくつかご紹介します。
カローラスポーツのメーター表記は2パターンあるけど、デジタルメーターだと速度表記が上になって少し見にくい💦
やっぱ、アナログメーターは馴れてる分見やすい😊
理想を言えば、アナログメーターのとこがタコメーターで、真ん中にデジタル速度表記があれば最高だと思う😆#カローラスポーツ pic.twitter.com/3PSDyAZZWu
— uma (@uma2nd) June 9, 2019
こちらの方はカローラスポーツのメーターのレイアウトを切り替えて使い心地を見ていらっしゃいますが、やはりアナログ式のメーターが配置されている方が見やすいようですね。
メーターは何よりドライバーの慣れが重要で瞬時に情報を確認できたほうが良いので、比較的選択が行いやすいカローラスポーツのメーターは便利です。
カローラスポーツ
スピードメーター部分がTFT液晶になっていて、アナログとデジタル表示が選択できるのです。
デフォルトはアナログ表示なんですが、私はデジタルをチョイス。
老眼にはアナログは見難い(笑)
というか、もう少し文字を大きくして欲しい(^_^;)#カローラスポーツ pic.twitter.com/XMoJBUcMxw— なおさん (@naosan5963) February 6, 2021
こちらの方はメーターのレイアウトについてはデジタル式を選択肢ておられ、アナログ式は見にくいとおっしゃっています。
デジタル式は表示がシンプルで見やすい部分もあり、やはり選択できるタイプのフルデジタルメーターは利便性が高い装備と言えます。
カローラスポーツのメーターの故障
カローラスポーツのメーターが故障した場合には基本的に部品全体の交換となります。
カローラスポーツのメーターは4.2インチディスプレイ、7インチディスプレイ、12.3インチディスプレイともメーター全体が一つの部品となっており、メーター部品として取り付けられています。
昔のメーターであれば故障に対して細かい修理が出来たこともあるのですが、デジタル式のメーターとなった現在では基本的に細かい修理はできません。
もしメーターが故障したときにはメーター部品ごとまるごと交換する形になりますので、表示等や警告灯の故障でも同様の対応になるでしょう。
メーターの交換をする場合には交換部品が必要ですが、部品費用についてはそれぞれのメーターで違いがあります。
4.2インチディスプレイメーターや7インチディスプレイメーターはおおよそ30,000円前後になるのですが、これに対して12.3インチディスプレイメーターは50,000円以上と高機能であるために部品は高めです。
ですが現行カローラについてはまだまだ信頼性の高い状態がキープされておりメーターが故障することはほぼありませんので、心配する必要はほとんどないでしょう。