シビックハッチバックはホンダの中型車で、スポーティなデザインが特徴の車です。
今回はそんなシビックハッチバックのサイズや寸法についてご説明します。
シビックハッチバックのサイズ・寸法と広さ・大きさ
シビックハッチバックはホンダの中型ハッチバックカーで、ホンダの最新車の1つです。
シビックは昔からホンダを代表する中型車の一つで、以前はコンパクトカーに近いサイズの比較的小型のハッチバックカーでした。
しかしシビックは海外展開を進めるとともに車の高性能化、大型化が進み、現行シビックは以前に比べれば大型の車になるとともに価格も高い高級車となっています。
現行シビックには同じプラットフォームを使ってハッチバックタイプとセダンの2つのボディタイプを持つ車種となっており、今回はその中のハッチバックタイプをご紹介します。
この2つのタイプは外観のデザインコンセプトや大まかなサイズ感が近いのですが、後部のデザインが大きく変わっており、よりスポーティなデザインなのがハッチバックです
また走行性能も高く、ハッチバックをベースとしたスポーツ仕様も存在しています。
まずそんなシビックハッチバックの外観サイズについて見ていきましょう。
シビックハッチバックの外観
シビックハッチバックの外観サイズは従来のシビックより大きくなっていますが、これは海外仕様がベースだからです。
シビックハッチバックの生産も海外であり、日本には輸入の形で導入されています。
スペック | シビックハッチバック | |
全長 | 4,520mm | |
全幅 | 1,800mm | |
全高 | 1,435mm | |
ホイールベース | 2,700mm | |
トレッド(前/後) | 1,535/1,555mm | |
最低地上高 | 135mm | |
車両重量 | 1,320kg〜1,360kg | |
タイヤサイズ | フロントタイヤ | 235/40R18 |
リアタイヤ | 235/40R18 | |
ウインドウサイズ | フロントウインドウ | 約1,300mm✕350mm |
サイドウインドウ | 約1,600mm✕350mm | |
リアウインドウ | 約1,100mm✕200mm | |
ミラー幅 | 約2,100mm | |
エンブレム・ロゴサイズ | 約100mm✕100mm |
シビックハッチバックの寸法
シビックハッチバックの外観サイズは海外メインのサイズ感となっていますが、国内での車の外観サイズは次のような区分があります。
国産車の普通車サイズは大きく分けて2種類あり、ナンバープレートの区分として5ナンバーサイズと3ナンバーサイズなどがあります。
このスペックにはエンジン排気量のほかに外観サイズが決まっているのですが、5ナンバーサイズは比較的コンパクトな車で3ナンバーサイズは大型の車というイメージが一般にも浸透しています。
以前はこの2つで税金の差があったのですが、現在ではその差はなくサイズ感の差だけとなっています。
スペック | 5ナンバー | 3ナンバー |
エンジン排気量 | 2,000cc以下 | 2,001cc以上 |
全長 | 4,700mm以下 | 4,701mm以上 |
全幅 | 1,700mm以下 | 1,701mm以上 |
全高 | 2,000mm以下 | 2,001mm以上 |
このサイズ感に対してシビックハッチバックは全長4,520mmと3ナンバーサイズまではないのですが、全幅については1,800mmと5ナンバーサイズよりかなりワイドになっています。
そのためシビックハッチバックは3ナンバーサイズに属しており、外観の見た目はワイドでかなり大きな車という印象です。
なお全高については1,435mmとかなり低めの車となっており、スタイリッシュなデザインとなっています。
シビックハッチバックは駐車場に収まるか?
次にシビックハッチバックのサイズ感で駐車場に収まるかどうかを見ていきますが、その駐車場のサイズ感には2種類あります。
まず基本的な駐車場として平置きの駐車場があるのですが、これは自宅の駐車場や有料駐車場、ショッピングセンターやコンビニなどさまざまな施設で見られるものです。
駐車場のサイズは施設によってさまざまなのですが、おおよそ一般的なサイズは幅が2.5m・奥行き5.0mとなっています。
このサイズ感に対してシビックハッチバックのサイズであればしっかり収まるサイズ感であり、4.5m前後の全長は駐車場の奥行きにゆとりをもって駐車できます。
もう一つの駐車場は駅前などで見られる立体駐車場で、こちらはビルのような施設に駐車するので高さに対して制限があります。
昔からある立体駐車場では「高さ制限1.57m」という制限が一般的となっており、これはセダンやコンパクトカーなどが収まるサイズ感です。
ですがシビックハッチバックの全高は1,435mmと低めとなっているため立体駐車場の高さ制限に引っかかることはなく、余裕で収めることができます。
なお近年の立体駐車場は大型ミニバンの増加などによって高さ制限が緩和されてきており、高さ制限が2.0m以上となっている施設が増えているためより問題なく駐車は可能でしょう。
その他の外観のサイズ感
シビックハッチバックの外観サイズの特徴はなによりワイドなデザインとなっていることでしょう。
以前のシビックは結構コンパクトな外観を持つ車で、全幅も5ナンバーサイズに収まるようになっていて扱いやすいサイズ感となっていました。
ですが海外向けとしては少し窮屈な部分もあり、車内を広くするためや走行安定性を持たせるためにワイドな車となっています。
日本の道路でもシビックのワイドな特徴は走行性の高さには寄与しており、最低地上高の低さやホイールベースの長さは以前のシビックより走行性能が高くなっています。
一方でワイドなサイズ感は日本の狭い道では扱いにくい部分もあり、これまでのシビックのイメージとは大きく変わっている点でもあります。
しかし1,800mmという全幅は近年の国産車としてみれば特別大きなサイズではなく、ミニバンやSUVなど大型の車が増えてきた中ではシビックハッチバックが運転が難しいということはないでしょう。
海外譲りの大きなサイズ感を持つシビックハッチバックですが、運転してみると印象が変わるでしょう。
シビックハッチバックの内装
では次にシビックハッチバックの内装のサイズ感を見ていきます。
スペック | シビックハッチバック | |
室内長 | 1,910mm | |
室内幅 | 1,465mm | |
室内高 | 1,160mm | |
ラゲッジルーム | 高さ | 780mm |
幅 | 1,290mm | |
奥行き | シビック ハッチバック:930mm シビック セダン:1,090mm | |
運転席寸法 | 高さ | 約900mm |
幅 | 約500mm | |
奥行き | 約900mm | |
助手席寸法 | 高さ | 約900mm |
幅 | 約500mm | |
奥行き | 約900mm | |
後席寸法 | 高さ | 約900mm |
幅 | 約1,400mm | |
奥行き | 約1,000mm |
シビックハッチバックの車内の広さ
シビックハッチバックの車内の広さは普通車として一般的なサイズ感です。
シビックハッチバックの車内の室内長は1,910mmとなっていますが、前席と後席の2列目シートとしてはセダン系の車種と同クラスの広さです。
また室内幅についても車幅は広いものの車内は1,465mmとそこまで広めではなく、大きく広々とはしていません。
しかしシビックハッチバックはスポーティなデザイン重視となっているため車内のスペースは多少狭めです。
また車内高は1,160mmとなっていますがこれも車高が低いからであるためで、車内の広さとしてはあまり広くありません。
ですがこちらもシビックハッチバックのデザイン重視な点から仕方ない点で、スポーツデザインこそがシビックハッチバックの魅力のひとつです。
シビックハッチバックのラゲッジルームの広さ
シビックハッチバックの車内の広さはもう一つはラゲッジルームで、こちらはハッチバックタイプの車なので広めの車内となっています。
シビックハッチバックのラゲッジルームは車内とつながっている形になっていますが、その高さは780mmとそんなに高くはありません。
車高が低いことに加えてシビックハッチバックのデザイン的に後部が低めになっているために、ラゲッジ高はひかえめにならざるを得ません。
ですがラゲッジの幅は1,290mmとかなり広々としており、横には大きな荷物も載せることができます。
またラゲッジスペースの奥行きも1,000mm弱ほど確保されており、高さが要らなければかなり大きなラゲッジスペースといえます。
奥行きに関してはもう一つのタイプであるシビックセダンのほうが広めですが、シビックハッチバックのラゲッジスペースもこのクラスにしては十分確保されているでしょう。
その他の内装のサイズ感
シビックハッチバックの車内のサイズ感として座席のサイズはそこまで大きめではなく、締りのあるスポーツ性の高い車となっています。
シビックハッチバックのシートは前席も後席もその高さが900mm程度となっており、快適性重視の車ではないのでそこまでヘッドクリアランスは大きく確保されていません。
それでも頭がぶつかることはなくスポーツカーのようなサイズ感と言えます。また前席の奥行きは900mm程度であり、近年のミニバンのように広々とした足元空間ではありません。
しかし後席については奥行きは1,000mm程度となっており、前席に対しては広めで居住性は上です。
後席はベンチシートなので横幅は1,400mmとなっていますが、3人座りするとすこし横が窮屈な場合もあるでしょう。
シビックハッチバックの運転
次にシビックハッチバックの運転性について見ていきましょう。
スペック | シビックハッチバック |
最小回転半径 | 5.5m |
ハンドルサイズ | 370mm |
シビックハッチバックの旋回性
まずシビックハッチバックの運転性について小回りがきくかという点を見ていきますが、これには車の最小回転半径が関係しています。
最小回転半径は車のハンドルを左右どちらかに最大限回転させ、その状態で低速走行して車が360°旋回するのに必要な半径を指しています。
このスペックが小さければ小さいほど車の小回りが効くのですが、軽自動車では4.5m前後、コンパクトカーでは5.0m前後、普通車で5.5m前後が一般的なスペックとなっています。
これに対してシビックハッチバックの最小回転半径は5.5mとなっており、このクラスの車としては標準的なスペックとなっています。
圧倒的に小回りがきくわけではありませんが、大きくなった車体に対しては十分なスペックです。
シビックハッチバックの走行感覚
シビックハッチバックの走行感覚はそれなりに良好で、とくにフロントの走行感覚は良いです。
シビックハッチバックは大きなサイズ感の車ですが、エンジンの搭載方法がFF式なのでボンネットのオーバーハングは短めです。
ワイドな車幅ではありますが、大型ミニバンなどに比べればこれでも多少小さめであり、日本の道でも運転しづらいことではないでしょう。
全長がこのクラスにしては短めですので車の前方の運転感覚をつかみやすくなっています。
またリアに関してはハッチバックタイプということで車内からリアまでのサイズ感を把握しやすく、リアの走行感覚も良好です。
ですがシビックハッチバックはデザイン的にマッシブなデザインであり、慣れるまでは少し角は気をつけておいたほうが良いでしょう。
シビックハッチバックの車内の運転感覚
シビックハッチバックの車内からの運転感覚についてはフロントウインドウはそれなりに広く良好な視界を持っています。
シビックハッチバックの車のサイズでは大きなウインドウサイズはもともと確保できないのですが、それでもフロントウインドウは横幅も高さもギリギリまで広く取られており、前方視界は良好です。
横側もドライバーの視界の妨げとなるピラー部分が寝ており、フロントの横方向の視界もそれなりに取られています。
ですがサイドウインドウについては前後の長さが少し短めになっており、後部の左右方向には死角が大きくなっています。
またリアウインドウについてはそのサイズが高さの幅も狭くなっており、後方視界についてはあまり良くない車になっています。
このリアウインドウはシビックハッチバックのスポーティなデザインや空力を重視した結果ではあるのですが、普段の運転の際には少し使いにくい部分もあります。
シビックハッチバックのサイズの評判
シビックハッチバックのサイズ感についてはtwitterでもいろいろな評判があがっていますが、その中からいくつかご紹介しましょう。
ホンダ恒久店でシビックハッチバック(CVT)の試乗をしました(`・ω・´)b
MTモードにした時のレスポンスも良くなかなか良い感じ。
でもボディのサイズ感に慣れるのには時間を要するかもσ(゚・゚*)#今日D #ホンダ #シビックハッチバック #CVT pic.twitter.com/P1JmFHB04s— Eila(・x・)AZ-1(M2-1015)~ (@n_426hemi) January 11, 2019
こちらの方はもともと軽自動車に乗られていたそうですが、シビックハッチバックに試乗されてその走行感覚の良さを味合われていますね。
ですがそのサイズ感についてはやはり少し大きめで、慣れるのに時間がかかりそうです。
シビックあるあるなのかな?笑
雨の日の純正バックカメラ使い物にならないw
後方視界ほぼ0になるのでバックは緊張する😅#シビックハッチバック #シビックあるある pic.twitter.com/Rwh8xHgHi8— KintyoFK7 (@KintyoF) May 18, 2020
シビックハッチバックには後方視界を補うためのバックカメラが装備されていますが、雨の日にはもともとの後方視界が悪いのに加えてカメラの使い勝手も悪く、かなりバックが大変なようです。
バックの際にはカメラだけに頼らず、サイドミラーや目視での確認を徹底したほうが良さそうですね。
シビックハッチバックを他の車と比較
では最後にシビックハッチバックとそのライバル車を比較してみましょう。
なおシビックハッチバックにはシビックセダンという兄弟車がある車種なので、今回は同様に2タイプのボディタイプを持つ車と比較してみます。
スペック | ホンダ シビック ハッチバック/セダン | スバル インプレッサ スポーツ/G4 | マツダ3 ファストバック/セダン | トヨタ カローラ スポーツ/カローラ | |
価格 | シビック ハッチバック:2,948,000円 シビック セダン:2,761,000円 | インプレッサスポーツ:2,002,000円〜2,706,000円 インプレッサ G4:2,002,000円〜2,706,000円 | MAZDA3 FASTBACK:2,221,389円〜3,688,463円 MAZDA3 SEDAN:2,515,741円〜3,616,963円 | カローラ スポーツ:169,200円〜2,824,800円 カローラ:1,936,000円〜2,948,000円 | |
全長 | シビック ハッチバック:4,520mm シビック セダン:4,560mm | インプレッサスポーツ:4,475mm インプレッサ G4:4,640mm | MAZDA3 FASTBACK:4,460mm MAZDA3 SEDAN:4,660mm | カローラ スポーツ:4,375mm カローラ:4,495mm | |
全幅 | シビック ハッチバック:1,800mm シビック セダン:1,800mm | インプレッサスポーツ:1,775mm インプレッサG4:1,775mm | 1,795mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:1,790mm カローラ:1,745mm | |
全高 | シビック ハッチバック:1,435mm シビック セダン:1,415mm | インプレッサスポーツ:1,480mm インプレッサ G4:1,455mm | MAZDA3 FASTBACK:1,440mm MAZDA3 SEDAN:1,445mm | カローラ スポーツ:1,460mm カローラ:1,435mm | |
ホイールベース | シビック ハッチバック:2,700mm シビック セダン:2,700mm | インプレッサスポーツ:2,670mm インプレッサ G4:2,670mm | 2,725mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:2,640mm カローラ:2,640mm | |
トレッド(前/後) | シビック ハッチバック:1,535/1,555mm シビック セダン:1,545/1,565mm | インプレッサスポーツ:1,540/1,545mm インプレッサ G4:1,540/1,545mm | 1,570/1,580mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:1,530/1,530mm カローラ:1,510/1,520mm 1,530/1,540mm | |
最低地上高 | シビック ハッチバック:135mm シビック セダン:135mm | インプレッサスポーツ:130mm インプレッサ G4:130mm | 140mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:135mm カローラ:130mm | |
車両重量 | シビック ハッチバック:1,320kg〜1,360kg シビック セダン:1300kg〜1,320kg | インプレッサスポーツ:1,300kg〜1,400kg インプレッサ G4:1,300kg〜1,400kg | 1,320kg〜1,470kg ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:1,300kg〜1,400kg カローラ:1,250kg〜1,440kg | |
タイヤサイズ | フロントタイヤ | シビック ハッチバック:235/40R18 シビック セダン:215/55R16 | インプレッサスポーツ:205/50R17、225/40R18 インプレッサ G4:205/50R17、225/40R18 | MAZDA3 FASTBACK:215/45R18 MAZDA3 SEDAN:215/45R18 | カローラ スポーツ:195/65R15、205/55R16、225/40R18 カローラ:195/65R15、205/55R16、215/45R17 |
リアタイヤ | シビック ハッチバック:235/40R18 シビック セダン:215/55R16 | インプレッサスポーツ:205/50R17、225/40R18 インプレッサ G4:205/50R17、225/40R18 | MAZDA3 FASTBACK:215/45R18 MAZDA3 SEDAN:215/45R18 | カローラ スポーツ:195/65R15、205/55R16、225/40R18 カローラ:195/65R15、205/55R16、215/45R17 | |
室内長 | シビック ハッチバック:1,910mm シビック セダン:1,930mm | インプレッサスポーツ:2,085mm インプレッサ G4:2,085mm | 1,820mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:1,795mm カローラ:1,830mm | |
室内幅 | シビック ハッチバック:1,465mm シビック セダン:1,525mm | インプレッサスポーツ:1,520mm インプレッサ G4:1,520mm | 1,490mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:1,510mm カローラ:1,510mm | |
室内高 | シビック ハッチバック:1,160mm シビック セダン:1,160mm | インプレッサスポーツ:1,200mm インプレッサ G4:1,200mm | 1,160mm ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:1,155mm カローラ:1,160mm | |
ラゲッジルーム | 高さ | シビック ハッチバック:780mm シビック セダン:780mm | インプレッサスポーツ:777mm インプレッサ G4:492mm | MAZDA3 FASTBACK:710mm MAZDA3 SEDAN:540mm | カローラ スポーツ:770mm カローラ:530mm |
幅 | シビック ハッチバック:1,290mm シビック セダン:1,380mm | インプレッサスポーツ:1,039mm インプレッサ G4:1,151mm | MAZDA3 FASTBACK:1,020mm MAZDA3 SEDAN:1,000mm | カローラ スポーツ:980mm カローラ:1,150mm | |
奥行き | シビック ハッチバック:930mm シビック セダン:1,090mm | インプレッサスポーツ:820mm インプレッサ G4:1,007mm | MAZDA3 FASTBACK:840mm MAZDA3 SEDAN:1,100mm | カローラ スポーツ:800mm カローラ:990mm | |
最小回転半径 | シビック ハッチバック:5.5m シビック セダン:5.3m | インプレッサスポーツ:5.3m インプレッサ G4:5.3m | 5.3m ※「MAZDA3 FASTBACK」と「MAZDA3 SEDAN」で共通寸法 | カローラ スポーツ:5.1m〜5.3m カローラ:5.0m〜5.3m |
なおシビックハッチバックとシビックセダンのサイズ感ではシビックハッチバックのほうが多少全長短め、車高高めで、セダンのほうがトランクがある分全長長めとなっています。
また室内の広さは全体的にセダンが広めとなっており、居住性も高めです。
しかし動力性能やスポーティなデザインなどはシビックハッチバックが際立っており、より若者向けの仕様といえるでしょう。価格帯もシビックハッチバックが少し高めです。
シビックハッチバック とスバル インプレッサ スポーツ/G4のサイズ感の比較
スバル インプレッサは長年シビックとライバル関係にある車種で、現行インプレッサにもハッチバックタイプであるスポーツとセダンのG4があります。
このうちインプレッサスポーツとシビックハッチバックを比較すると、その外観サイズ感はインプレッサスポーツのほうが多少小さめになっています。
全長と全幅が少し短めなのでコンパクトに見えますが、一方で車高はインプレッサスポーツのほうが高く、スポーティなデザインはシビックハッチバックのほうが際立っています。
ホイールベースなどもシビックハッチバックのほうが長めなので、走行安定性も高めです。
室内のサイズ感については外観サイズの差とは逆になっており、室内長、室内幅ともインプレッサスポーツのほうが広くなっています。
室内高も全高が高い分インプレッサスポーツが広くなっており、車内の居住性はインプレッサスポーツのほうが高いです。
一方でラゲッジスペースの広さについてはシビックハッチバックのほうが大きくなっており、ラゲッジの使い勝手はセダン含めてシビックは高いです。
なお車の価格帯についてはシビックハッチバックのほうが高めなのですが、シビックハッチバックはグレードが1つしかなく低価格グレードがないため、廉価版グレードはインプレッサスポーツがコストパフォーマンスが高くなっています。
シビックハッチバックとマツダ マツダ3 ファストバック/セダンのサイズ感の比較
マツダは近年車の命名方式を変更して欧州式に統一しており、マツダ3は以前はアクセラと呼ばれていた車いなります。
マツダ3にもハッチバックタイプであるファストバックとセダンがありますが、このうちファストバックはマツダ3の基本仕様となっています。
その外観サイズはシビックハッチバックと比較すると全体的に少し小さめとなっており、セダン同士で比較してもシビックのほうが大きめなサイズ感です。
一方でホイールベースはマツダ3 ファストバックとセダンのほうが長くなっており、全長が短いのにホイールベースが長いのでとても安定感のあるフォルムとなっています。
車内のサイズ感については室内長はシビックハッチバックのほうが長く広めになっていますが、室内幅についてはシビックハッチバックよりマツダ3 ファストバックのほうが大きくなっています。
室内高についてはシビックハッチバックとマツダ3 ファストバックは同サイズとなっているので、全体的には似たようなサイズ感といえるでしょう。
ラゲッジスペースに関してはハッチバックタイプ同士ではシビックのほうが広くなっており、これをもってシビックハッチバックのほうが車内の使い勝手は良いといえるでしょう。
なお価格帯については廉価版はマツダ3が安めになっていますが、高額グレードはマツダ3よりシビックハッチバックの1グレードのほうが安くなっており、選び方によってはシビックハッチバックのほうがコストパフォーマンスがあるといえます。
シビックハッチバックとトヨタ カローラ スポーツ/カローラのサイズ感の比較
トヨタ カローラはトヨタのもっともスタンダードな中型セダンですが、そのスポーツモデルとしてカローラスポーツというハッチバックタイプが追加されています。
カローラの基本車種はあくまでセダンでおとなしめのデザインですが、カローラ スポーツはコンポーネントなどは共通であるものの外観デザインが大きく変更されており、より若者向けの車になっています。
そんなカローラスポーツの外観サイズはシビックハッチバックと比較すると全長がかなり短めとなっており、よりキビキビ走る車という印象です。
全幅はほとんど変わらないのですが全高はカローラスポーツのほうが高めであり、スポーティな印象はシビックハッチバックのほうがあるでしょう。
また車内の広さについてもカローラスポーツのほうが室内長は結構短くなっているのですが、室内幅は以外にもカローラスポーツのほうが広々としています。
室内高については車高の高いカローラスポーツのほうが実は少し低く、室内の居住性としてはシビックハッチバックのほうが良好と言えます。
ラゲッジスペースに関してもシビックハッチバックのほうが広めなので、車の車内の使い勝手としてはカローラスポーツは少し低めといえるでしょう。
なお価格帯についてはカローラ系列は非常にリーズナブルであり、1グレードしかないシビックハッチバックに対してかなりコストパフォーマンスが高い車といえます。
総評
シビックハッチバックは現在ではホンダの上級スポーツ車として存在感を発揮しており、以前のようにコストパフォーマンスの高いスポーツハッチバックという車からはかなり進化した形になっています。
その走行性能もですがデザインやサイズ感も世界基準の余裕のあるものとなっており、全体的にレベルの高い車です。
一方でグレードが少ない、価格が高めという点もあり、海外メインでありさらに大きくなったシビックでは仕方ない面でもあるでしょう。