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アルトワークスのサイズ/広さ/大きさは狭い?寸法(車高/長さ/車幅/最低地上高/重さ)まとめ!

スズキ アルトワークスは軽自動車のハッチバックカーですが、スポーティなスタイルが特徴の車です。

今回はそんなアルトワークスのサイズや寸法についてご紹介します。

アルトワークスのサイズ・寸法と広さ・大きさ

スズキ アルトワークス参考:www.suzuki.co.jp

スズキ アルトワークスは軽自動車であるアルトをベースとしたスポーティモデルとして有名な車です。

アルトはスズキの軽自動車として初期からラインナップされている車で、現行モデルで8代目になる長寿モデルです。

アルト自体はおとなしい運転性の軽自動車のハッチバックカーで、小型軽量で燃費とコストパフォーマンスに優れるのが特徴の車です。

しかしそのアルトをベースとしてエンジンや走行性能などを強化したホットハッチモデルとしてアルトワークスも以前より存在しており、現行アルトにも派生モデルとしてアルトワークスがあります。

アルトワークスはベースであるアルトの車体構造やボディデザインなど大きな部分は共通ですが、搭載されているエンジンがトルクに優れる専用チューニングのターボエンジンとなったことで、アルトよりも加速などの走行性能が上がっています。

またトランスミッションや足回りも専用設計となっており、元のアルトとはずいぶん走行感覚の違うものとなっています。

さらに外観デザインにアルトワークス専用のエアロパーツやボディカラーなどが採用され、見た目の面でもアルトとの差別化が図られています。

そんなスペシャルモデルとしてのアルトワークスですが、まずは外観のサイズ感を見ていきましょう。

なお比較としてベースとなったアルトのスペックも一緒に記載します。

アルトワークスの外観

アルトワークス 外観参考:www.suzuki.co.jp

アルトワークスは専用設計の多いモデルですが、その外観寸法は次のとおりとなっています。

スペックアルトワークスアルト
全長3,395mm3,395mm
全幅1,475mm1,475mm
全高1,500mm1,475mm〜1,500mm
ホイールベース2,460mm2,460mm
トレッド(前/後)2WD:1,295/1,300mm 4WD:1,295/1,290mmX:1,295/1,300mm 1,295/1,290mm S、L、F:1,305/1,310mm 1,305/1,300mm
最低地上高155mm155mm
車両重量670kg〜720kg610kg〜700kg
タイヤサイズフロントタイヤ165/55R15 75V165/55 R15 75V 145/80 R13 75S
リアタイヤ165/55R15 75V165/55 R15 75V 145/80 R13 75S
ウインドウサイズフロントウインドウ約1,100mm✕350mm約1,100mm✕350mm
サイドウインドウ約1,900✕350mm約1,900✕350mm
リアウインドウ約950mm✕300mm約950mm✕300mm
ミラー幅約1,700mm約1,700mm
エンブレム・ロゴサイズ約100mm✕100mm約100mm✕100mm

アルトワークスの寸法

アルトワークスはスペシャリティのある車ですが、その外観寸法はあくまで軽自動車規格に収まるものとなっています。

軽自動車規格は日本の狭い道でも扱いやすい車として制定された規格で、エンジンのサイズや車の外観寸法が細かく決められています。

規格は何度か見直しがされたのですが、現在ではエンジン排気量の制限の他に「車両寸法が長さ3.40 m (3,400 mm) 以内、幅1.48 m (1,480 mm) 以内、高さ2.0 m (2,000 mm) 以内」というサイズの制限があります。

もしエンジンが大丈夫でもこの枠からどこか1つの寸法がはみ出すだけで軽自動車とはなりません。

これに対してアルトワークスの外観寸法は、全長が3,395mm、全幅が1,475mmとなっており、軽自動車規格にちょうどギリギリになるサイズ感です。

限られた枠内で最大限のサイズを確保するためですが、この寸法感はアルトワークスだけのものではなく、ベースとなったアルトおよび他の軽自動車のほぼ全てがこのサイズ感となっています。

なお全高についてはアルトワークスは1,500mmとなっていますが、アルトではグレードによっては1,475mmという仕様があるもののアルトワークスは1,500mmだけとなっています。

このサイズ感は軽自動車のハッチバックカーとしては標準的なもので、扱いやすいサイズ感となっています。

アルトワークスは駐車場に収まるか?

次にアルトワークスのサイズで駐車場に収まるかどうかを見ていきましょう。

よく駐車する駐車場は大きく分けて2種類あり、1つ目は一般的な平置きの駐車場です。平置きの駐車場は自宅の駐車場や有料駐車場、ショッピングセンター、コンビニなどで見られるものであり、そのサイズ感は施設によっとまちまちですが、そのおよそのサイズは幅が2.5m・奥行き5.0mとなっています。

これに対してアルトワークスの全長、全幅であれば問題なく駐車できるサイズ感であり、駐車時に軽自動車が取り回りしやすいのはこういった点にあります。

もう1つは立体駐車場という駐車場で、駅前などの狭い土地を活用するためにビルのような建物に上下にエレベーターで駐車するタイプの駐車場です。

ポイント

立体駐車場は車のサイズに対して高さ方向で規制が掛けられており、昔からある立体駐車場では「高さ制限1.57m」という所が多いです。

このサイズに対してアルトワークスの全高なら問題なく駐車が可能で、ほとんどの駐車場に対して駐車が可能でしょう。

なお近年は立体駐車場が車高の高いミニバンなどに対応して高さ制限は緩和された駐車場が増えてきており、アルトワークスのサイズならよりゆとりを持って駐車できます。

その他の外観のサイズ感

アルトワークスは外観スペックを比較したとおり、外観寸法などの多くはアルトと共通です。

全長や全幅、全高はもとより車のタイヤの位置が決まるホイールベース、トレッドなどが同じスペックです。

ですがトレッドはあるとはグレードによって様々な設定がありますが、アルトワークスでは2WDと4WDで1種類ずつとグレードが少ない分仕様も減っています。

また最低地上高もアルトとアルトワークスは同じスペックなので、数値上では大差がないように見えます。

ですが車両重量はアルトよりアルトワークスは20kg〜50kgぐらい重たくなっており、これはアルトワークスの専用設計であるエンジンなどのパワートレインの差や、外観デザインに特徴を与えるエアロパーツなどの追加によるものとなっています。

またタイヤサイズもアルトでは軽量な13インチも選べますがアルトワークスでは15インチのみとなっており、これも重量増に影響しています。

しかし重量の増加はアルトワークスの走行性能にはそこまで影響はあたえておらず、アルトよりトルクの太いエンジンなどの恩恵でよりきびきびした走りが特徴のスポーティな車となっています。

アルトワークスの内装

アルトワークス 内装参考:www.suzuki.co.jp

次にアルトワークスの車内の寸法などを見ていきますが、こちらもアルトとの比較もしていきましょう。

スペックアルトワークスアルト
室内長2,040mm1,985mm〜2,040mm
室内幅1,255mm1,255mm
室内高1,215mm1,215mm
ラゲッジルーム高さ760mm760mm
900mm900mm
奥行き380mm380mm
運転席寸法高さ約1,000mm約1,000mm
約500mm約500mm
奥行き約1,000mm約1,000mm
助手席寸法高さ約1,000mm約1,000mm
約500mm約500mm
奥行き約1,000mm約1,000mm
後席寸法高さ約1,000mm約1,000mm
約1,100mm約1,100mm
奥行き約900mm約900mm

アルトワークスの車内の広さ

まずはアルトワークスの内装のサイズとして、乗員の居住空間のサイズを見ていきましょう。

アルトワークスは前席2名、後席2名の乗車定員4名の車ですが、その内装のサイズ感は基本的にはアルトと変更はありません。

ポイント

アルトでは廉価版グレードのLおよびFでは後席シートが簡易的なことから室内長が1,985mmとなっていますが、上位グレードでは2,040mmです。

アルトワークスではこの2,040mmの室内長を踏襲した形となっており、室内幅も一緒なので基本的な車内の広さはアルトと変わりません。

また室内高も1,215mmと変更はありませんが、ベース車であるアルトの室内長2,040mm、室内高1,215mmというサイズは軽自動車としては広めのサイズであり居住性はなかなか高いです。

アルトワークスはスポーティな車ではありますが、乗用車としての用途も十分こなせる車といえるでしょう。

アルトワークスのラゲッジルームの広さ

次にアルトワークスのラゲッジルームのサイズ感を見ていきます。

ラゲッジルームのサイズはスポーツカーなどは狭めなことが多いのですが、アルトワークスの場合はベースのアルトと同サイズとなっています。

ベースのアルトは軽自動車としてのサイズの制限からそこまで広々としたラゲッジルームではありませんが、軽自動車はどの車も傾向は同じでしょう。

アルトワークスのラゲッジルームは幅と高さは車のサイズに対して標準的なサイズ感で、それなりに大きな荷物も積めそうな寸法です。

ですがラゲッジルームの奥行きは380mmしか確保されておらず、日常の荷物程度ならともかく大きな荷物を積む奥行きには不足しています。

これは軽自動車の全長の規制が厳しいことに加えて、アルトの居住性向上のために室内長を広く確保したため、そのしわ寄せがラゲッジの奥行きを減らすこととなっています。

ですがアルトワークスの後部座席は前に倒すことが可能で、乗車定員を減らすことにはなりますがラゲッジルームの奥行きを一気に広げることが可能です。

もし大きな荷物を載せたいときなどはこの昨日をうまく活用すると良いでしょう。

その他の内装のサイズ感

アルトワークスの内装のサイズ感はベースのアルトと同一サイズとなっているのですが、スペックで見える点意外ではさまざまな違いがあります。

アルトワークスのシートの寸法だけで見るとアルトと差はないのですが、実はアルトワークスの前席シートはアルトのものとは違っており、ホールド感の高いセミバケットシートが装着されています。

セミバケットシートはドライバーや助手席の乗員の体をより支えてくれるスポーツカー用のシートで、アルトより走りを重視しているアルトワークスならではの装備といえます。

アルトワークスはもともとのアルトから居住性は高いので、快適なままホールド性も向上しているシートです。

一方で後席のシートについてはアルトと全く同じものが装備されており、前席ほどスポーツカーのような仕様とはなっていません。

アルトワークスはフル乗車で4名乗れますが、ホールド性の必要なスポーティな走りはあまりフル乗車のときには行わないので、この装備で十分でしょう。

後席シートはベンチシート式なのでホールド感はほとんどありませんが、日常使いの便利さはあるでしょう。

アルトワークスの運転

アルトワークス 運転参考:www.suzuki.co.jp

では次にアルトワークスの運転性について見ていきましょう。

スペックアルトワークスアルト
最小回転半径4.6mX:4.6m S、L、F:4.2m
ハンドルサイズ370mm370mm

アルトワークスの旋回性

アルトワークスの運転性でまず気になる点は旋回性で、スペック的には最小回転半径が関係しています。

最小回転半径は車のハンドルを左右どちらかに最大限切った状態で低速走行し、その後に車を360°旋回させるのに必要な半径を表します。

ポイント

この最小回転半径が小さければ小さいほど車の小回りが効くのですが、軽自動車はおおよそ4.5m前後が一般的なスペックとなっています。

これに対してアルトワークスの最小回転半径は4.6mとなっており、軽自動車の中では少し小回りの効きにくいスペックといえます。

ベースになったアルトのほとんどのグレードは最小回転半径が4.2mとなっておりかなり小回りが効く車となっており、上級グレードであるXとアルトワークスの最小回転半径が一緒になっています。

これは主に足回りの構造の違いで発生しているもので、とくにアルトワークスの場合にはタイヤサイズの大きさによって最小回転半径が多少大きくなっています。

アルトワークスの走行感覚

次にアルトワークスの走行感覚を見ていきますが、車のサイズから来る走行感覚は軽自動車としての標準的なものとなります。

アルトワークスのボディサイズは軽自動車の枠内に収まる小型のサイズ感で、 扱いやすく運転しやすいサイズ感となっています。

軽自動車のサイズは狭い道でも扱いやすいサイズとして計画されたものであり、スポーツカータイプのアルトワークスでもその恩恵はしっかりとあります。

またベースのアルトから車のデザインが直線的な車となっているので、車の感覚はつかみやすいと言えます。

アルトワークスはスポーティな走りが特徴の車ではありますが、そのサイズ感はスポーツカーとしては十分扱いやすい車です。

ハッチバックカーなのでリアの運転感覚もつかみやすいものであり、全長の短さもあってバックの際も大変なことはないでしょう。

スポーツカーは走行性能を優先する反面扱いやすさは減ってしまうこともあるのですが、アルトワークスではそういった難しい点はないでしょう。

アルトワークスの車内の運転感覚

アルトワークスの車内からの運転感覚もスポーツカーとしてはかなり良好なほうであり、ファミリーカーであるアルトの良い点が出ています。

スポーツカーは走行性能の点から視界や死角が多いなどの点はあるのですが、アルトワークスにはそういった点は少ないです。

アルトワークスのフロントウインドウのサイズはこのクラスの軽自動車としては標準的なものですが、しっかりした視界が確保されているので前方視界は良好です。

また左右の視界もAピラーなどで邪魔される点は少なく、運転しやすい車といえるでしょう。

リアに関してはリアウインドウはフロントウインドウほど大きくはなく、大きなウインドウを持っているトールワゴン系の軽自動車と比べると後方視界はそこそこといえます。

ですが極端に後方視界が悪いということはなく、運転時にもバックの際にも難しい点はないでしょう。

スポーツカーは空力やデザインから後方視界などはかなり悪化していることがよくあるのですが、アルトベースのアルトワークスではそういった難しい点はなく扱いやすいです。

アルトワークスのサイズの評判

アルトワークスのサイズについてはtwitterにさまざまな評価が上がっていますが、その中から2つご紹介します。

この方はどうやらアルトワークスと他の車を比較検討されているようですが、アルトワークスはかなり評価が高いようです。

車のサイズもちょうどよく加速感も良好で、軽自動車といっても魅力が非常に高い車です。

こちらの方はアルトワークスを新車で購入して運転されているようですが、かなり好感触を持たれているそうです。

アルトの標準仕様より最小回転半径が大きなアルトワークスですが、小回りは十分効くとおっしゃっています。

アルトワークスを他の車と比較

アルトワークスは軽自動車の中では特別なスポーツモデルですが、ライバル車には同様のライバル車は少なく、直接的なライバル車はほかの通常の軽自動車です。

そんなライバルの軽自動車とサイズを比較してみましょう。

スペックアルトワークスダイハツ ミライース日産デイズスズキ ワゴンR
価格1,537,800円〜1,686,300円858,000円〜1,372,800円1,296,900円〜1,811,700円1,098,900円〜1,544,400円
全長3,395mm3,395mm3,395mm3,395mm
全幅1,475mm1,475mm1,475mm1,475mm
全高1,500mm1,500mm〜1,510mm1,620mm1,650mm
ホイールベース2,460mm2,455mm2,430mm2,460mm
トレッド(前/後)2WD:1,295/1,300mm 4WD:1,295/1,290mm1,305/1,295mm 1,300/1,265mm1,300/1,290mm2WD:1,295/1,300mm 4WD:1,295/1,290mm
最低地上高155mm155mm〜160mm150mm150mm
車両重量670kg〜720kg650kg〜740kg830kg〜920kg730kg〜850kg
タイヤサイズフロントタイヤ165/55R15 75V155/65R14 75S 155/70R13 75S155/65R14 75S 165/55R15 75V155/65R14 165/55R15
リアタイヤ165/55R15 75V155/65R14 75S 155/70R13 75S155/65R14 75S 165/55R15 75V155/65R14 165/55R15
室内長2,040mm1,935mm〜2,025mm2,085mm2,450mm
室内幅1,255mm1,345mm1,295mm1,355mm
室内高1,215mm1,240mm1,280mm1,265mm
ラゲッジルーム高さ760mm750mm880mm840mm
900mm880mm875mm1,165mm
奥行き380mm380mm365mm280mm
最小回転半径4.6m4.4m4.4m〜4.7m4.4m

アルトワークスとダイハツ ミライースのサイズ感の比較

ダイハツ ミライースはダイハツの軽ハッチバックで、アルトの直接的なライバル車です。

ミライースにはアルトワークスのようなスポーツモデルはありませんが、車のサイズやデザインではライバル車といって良い車です。

ポイント

ミライースの外観サイズもアルトワークス同様軽自動車の規格で決まっているもので、全長と全幅は全く同じサイズです。

また全高もほぼ同サイズとなっており、外観サイズは全く同じサイズといっても良いでしょう。

内装のサイズについてもほとんど同サイズですが、室内長はアルトワークスのほうが僅かに広めです。

一方で室内幅と室内高はミライースのほうが大きなサイズとなっており、車内の広さとしてはミライースのほうが広いサイズ感です。

ラゲッジルームに関してはどちらの車もほぼ同じサイズで、ここの利便性は変わらないでしょう。

なお最小回転半径についてはアルトワークスよりミライースのほうが大きくなっており、小回りなどの使い勝手はミライースのほうが上です。

しかし走りに関してはアルトワークスのほうが大きく性能が上であり、唯一の魅力となっています。

アルトワークスと日産 デイズのサイズ感の比較

日産デイズは日産の最小モデルの軽自動車ですが、アルトワークスよりは車高の高い軽トールワゴンという車種です。

日産デイズは車高を高くして車内を広くすることをコンセプトにした軽自動車で、全長と全幅は軽自動車規格で厳しく決まっていますが全高は余裕があるためその方向を伸ばした車です。

アルトワークスの1,500mmの全高よりデイズは120mmほど高くなっており、車の外観のイメージはかなり大きく変わります。

またその分車両重量もアルトワークスより重たくなっており、走行性能よりは居住性を優先した車となっています。

その分車内のサイズはデイズのほうが広くなっており、室内長、室内幅、室内高ともアルトワークスより大きくなっています。

一方でデイズのサイズが大きくなったのは高さ方向だけなので、ラゲッジスペースに関してはほぼ同一のサイズとなっています。

なお最小回転半径はデイズの2WDに関してはアルトワークスより小さいですが、4WDについては4.7mと少し大きくなっており取り回しは少し大変です。

デイズはファミリーカーとしての居住性は高いですが、車の走行性能や車高の高さから来る安定性の低下などもあり、走行性能はアルトワークスがかなり上です。

アルトワークスとスズキ ワゴンRのサイズ感の比較

スズキ ワゴンRはスズキの軽トールワゴンでデイズと同クラスの車ですが、このカテゴリーでは販売台数が多く有名な軽自動車の1つです。

アルトワークスに対してワゴンRも全長と全幅は同じものの車高が高くなっており、アルトワークスより150mmも高いのでかなり印象が違います。

しかしホイールベースやトレッドなどのサイズは全く同じ数値であり、車の基本的なサイズ感は全高以外は近いものがあります。

ワゴンRにも15インチタイヤなども用意されており、全体的にアルトワークスと近いスペックが多いです。

しかし車内のサイズ感は大きく違っており、特にワゴンRの室内長は2,450mmとアルトワークスより大幅に広くなっています。

また室内幅も室内高もワゴンRが広くなっており、車内の居住性はアルトワークスを大幅に上回っています。

一方でワゴンRのラゲッジスペースの奥行きはアルトワークスより狭くなっており、こちらの使い勝手はアルトワークスのほうが良いです。

なお最小回転半径はワゴンRは4.4mと小さくなっているので、背の高い車ながら意外と取り回しは良好です。

総評

アルトワークスは現在の日本の軽自動車の中では最小クラスの車であり、軽自動車のトレンドであるトールワゴンやハイトワゴンといったタイプの車からは少し離れた位置にあります。

ですがアルトワークスの持つ走行性能の高さという特徴はこの車だけの魅力であり、車の運転が好きな人にはたまらない車でしょう。

なお価格帯は同クラスの軽自動車より大幅に高くはなっていますが、専用設計の部分が多いため仕方ない部分です。