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中古車はどうなの?絶対に拭えない5つの問題点!

「車を買おうと思ってるけど、ぶっちゃけ中古車を買うのってどうなの?」

「中古車の問題点ってどんなことがある? 安いのはわかるけど、新車とくらべてどう?」

車を選ぶとき、中古車は安いですが、安心感という意味で半信半疑になりますよね。

きちんとしたディーラーで新車を買うことにくらべると、中古車業界はどうしてもうさん臭く見えてしまいます。

正直、中古車を購入するのってどうなんでしょうか?

中古車がかかえる問題点を1つずつ解説して、それをふまえた上での私の意見を最後に書きます。

運やタイミングに左右されてしまう! 中古車がかかえる5つの問題点

それではまず問題点について解説していきます。

気に入る状態の車に出会うのに時間がかかる可能性がある

中古車は新車とちがってイチから注文することはできず、自分の気に入る状態の車がたまたま現れてくれるのを待つことしかできません。

たとえばどうしても付けておきたいオプションがあったとします。

それがあとから付けられるオプションならいいですが、新車の納車前にしか付けられないオプションの場合は、最初から付いている中古車に出会うしかありません。

ほかの部分は気に入っていても、付けたいオプションが付いていなければその中古車は買わず、逆にオプションが付いていてもほかの部分が気に入らなければ買わないのが中古車です。

車に対するこだわりが強ければ強いほど、中古車は選ぶのに時間がかかってしまいます。

当たりハズレの差が大きい

当たりハズレ

中古車はまったく同じ状態のものは存在せず、車種や価格が同じでも、その状態はさまざまです。

事故車や故障車を素知らぬ顔で高く売っている販売業者もたくさんいますし、状態はすごくいいのに人気がないからという理由で安く売られている中古車もあります。

私は実際に中古車を新車価格の半額以下で購入しましたが、とても状態がよく、不満に思ったことはありません。

逆に3,000,000円で買った中古車が納車初日に動かなくなったという事例もあります。

そんなふうに当たりハズレが大きいのが中古車です。ハズレを引いてしまったときに笑ってすませるような安い買い物ではないので、中古車を買うならかなり慎重に選ぶ必要があります。

走行距離メーターが改ざんされている可能性がある

メーター

個人売買やヤフオクで中古車を購入する際に多いのが、たとえば走行距離300,000kmの車を20,000kmしか走っていないように表示して売る、といったような走行距離メーターの改ざんです。

その対策として2017年から「過去の走行距離の最大値」が車検証に記載されるようになったので、現在の走行距離よりも最大値のほうが多ければ、改ざんしていることが見抜けます。

ただ、最大値が記載されているのは20171月以降に車検を受けた車だけで、まだまだ記載されていない中古車がたくさん出回っています。

きちんと信用できる店で買えばこんな心配はありませんが、改ざんの可能性がゼロである新車とくらべてしまうと、やはり中古車を購入する際の問題点の1つです。

迷ってるうちに欲しい車が取られてしまう可能性がある

悩む男性

中古車は欲しいと思ったらすぐに契約しないと、迷っているうちにほかのひとに取られてしまう可能性があります。

実際に私が中古車を購入したとき、その車を翌日見に来る予定のひとがいる、と営業マンから聞きました。

そのひとを差し置いて私がさきに購入契約してしまったので、「いいのかな?」と思ったんですが、営業マンに「いいんです、中古車は早い者勝ちですから」といわれました。

こんなふうに近々見に行く予定でいたとしても、たとえ見積もりを出してもらって検討中だったとしても、購入契約するまでは車を押さえておく権利がありません。

自分のためだけに用意してもらう新車とちがって、中古車はゆっくり検討できないという問題点があります。

これから車の購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方を覚えておくといいですよ。

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新車よりも保証の条件がきびしい

車を購入する際には保証がついているものを選ぶと安心ですが、中古車の保証は新車にくらべて条件がきびしいです。

たとえば以下のような差があります。

新車の保証

  • 保証期間が3年もしくは5年と長い
  • 保証の対象パーツなら修理代は何回でも無料
  • 保証される金額は無制限
  • 加入条件がなく、すべての車につく
中古車の保証
  • 保証期間が1年しかなく、3年つけようと思ったら4,000円~60,000円程度の料金がかかる
  • 保証の対象パーツでも修理代として10,000円~15,000円程度とられることがある
  • 保証される金額に上限がある
  • 「車検をその店で受けなければいけない」や「走行距離○○km以下」といった加入条件がある
中古車の保証内容は販売店によってちがいがありますが、大手販売店の保証はこんな感じです。

さきほど挙げたようにハズレの中古車を購入してしまう可能性を考えると、保証される金額に上限がある、というのは不安材料でしかありません。

また、保証をつけたのがディーラーや全国チェーンの中古車販売店じゃない場合、遠くに引っ越してしまうと保証を受けるのがかなり大変になります。

壊れる心配のあるなしではなく、壊れた場合の安心感という意味で、中古車は新車に劣ってしまいます。

店えらびや考えかたひとつで中古車はいい買い物になる(私の意見)

ここからは私の意見です。はっきりいって、中古車購入はアリです。

中古車は選ぶのに時間がかかりますが、契約してから納車までが早いので、新車よりも早く手に入ります。

不安材料である走行距離メーターの改ざんは、ディーラー系販売店で購入すればまず避けられます。

また、ディーラー系販売店の保証はふつうの中古車販売店の保証より手厚くなっていて、保証期間内であれば修理代金は完全無料ですし、金額の上限もありません。

保証がしっかりしていれば、万が一ハズレの中古車を買ってしまったとしても、修理代に苦しまずにすみます。

迷っているうちにとられてしまうのは確かに中古車のデメリットですが、もっといい車に出会える可能性も大いにあるので、考えかたひとつです。

車を買うなら中古車をぜひ検討してみてくださいね。

私の意見を最後に書きましたが、なにより私自身が実際に中古車を購入してみて、過去に出会った車のなかで最高の車に出会えたと思っています。

この記事を読んだことで、問題点を知ったうえで中古車を検討する手助けになれれば幸いです。