三菱 デリカD:5は同社の大型ミニバンで、オフロード製の強いデザインがデリカらしさを体現した車となっています。
今回はデリカD:5のラゲッジスペースについてご紹介します。
デリカD:5の荷室・トランクの容量・寸法
参考:www.mitsubishi-motors.co.jp
三菱 デリカD:5は三菱のラインナップの中では唯一のミニバン系車種で、直線基調のスペース効率に優れた車になります。
デリカという車種は昔から三菱の看板車種の一つで、ミニバン系の車種でありながらオフロード性能も備わっている点が大きな特徴です。
デリカD:5もそんなデリカの伝統を取り込んで近代的なミニバンながら走破性も高い車になっており、ミニバンでオフロード性のある車というのはほぼデリカD:5のみという貴重な点が人気の車種です。
その唯一の特徴からかなりの長寿車種になっており、マイナーチェンジを繰り返しながら2007年から2023年現在まで続けて販売されている車種となっています。
ではデリカD:5の大まかなサイズ感とラゲッジスペースのサイズや容量をご紹介しましょう。
スペック | デリカD:5 | |
乗車定員 | 7名〜8名 | |
全長 | 4,800mm | |
全幅 | 1,795mm | |
全高 | 1,875mm | |
室内長 | 2,980mm | |
室内幅 | 1,505mm | |
室内高 | 1,310mm | |
ラゲッジルーム | 高さ | 1,240mm |
幅 | 1,100mm(タイヤハウス間) 770mm(跳ね上げシート間) 1,245mm(ラゲッジスペース後部サイドトリム間) | |
奥行き | サードシート展開時:140mm〜480mm サードシート収納、セカンドシート展開時:1,200mm セカンドシート収納時:1,610mm | |
ラゲッジ容量 | ・サードシート展開時:94L〜388L ※サードシートスライド位置で調整可 ・サードシート収納、セカンドシート展開時 826L~1,003L(7人乗りキャプテンシートモデル) 805L~982L(8人乗りベンチシートモデル) | |
運転席寸法 | 高さ | 約1,300mm |
幅 | 520mm | |
奥行き | 約800mm | |
助手席寸法 | 高さ | 約1,300mm |
幅 | 520mm | |
奥行き | 約800mm | |
後席寸法 | 高さ | 約1,300mm |
幅 | 7人乗り:510mm✕2 8人乗り:1,300mm | |
奥行き | 約1,000mm | |
3列目寸法 | 高さ | 約900mm |
幅 | 1,170mm | |
奥行き | 約1,000mm |
デリカD:5はかなり大柄なボディを持つ大型ミニバンで、全長が4,800mm、全高1,875mmと堂々とした存在感のある車になっています。
一方で全幅が1,800mm弱と抑えめになっているので運転しやすい車にもなっていますが、ボディデザインが直線基調の箱型になっているので横幅を最大限車内スペースに活かしています。
車内には3列シートを装備して7人もしくは8人の乗車が可能となっており、ミニバンとしてのしっかりした乗車性を持っています。
またミニバンながらトルクフルなディーゼルエンジンや4WDシステムを搭載することで高い悪路層を実現しており、普段使いのミニバンから趣味のSUVのような使い方も可能な車になっています。
デリカD:5のラゲッジスペースは車内のシートより後ろのスペースになっており、サードシートまで展開した状態ではラゲッジスペースはそこまで大きくはありません。
サードシート及びセカンドシートが前後にスライドできるのでラゲッジスペースのサイズはスライド位置で変わりますが、サードシートを1番前にすれば388Lまで容量が確保できるのでコンパクトカーサイズのスペースはあります。
さらに後述するシートアレンジを駆使することで容量が1,000L以上利用することができ、乗車人数と荷物の量やサイズでシートアレンジを組み替えて使う車となります。
デリカD:5の荷室・トランク・荷物収納スペースの良い点
デリカD:5のラゲッジスペースは利便性の良い点が多くあり、次のような点がメリットとなります。
サードシート展開時でも使いやすい標準ラゲッジスペース
参考:www.mitsubishi-motors.co.jp
デリカD:5のラゲッジスペースはサードシート使用時には圧倒的な広さは無いものの、普段使いには十分なサイズも確保できます。
デリカD:5は車内スペースの殆どを3列のシートで利用しているミニバンで、標準的なラゲッジスペースはサードシートからテールゲートまでの間の空間となります。
サードシートが最も後ろまでスライドしていると標準ラゲッジスペースの奥行きは140mmしかなく、この状態だと容量も94Lと非常に狭いスペースになります。
またシートの背もたれ部分がほぼテールゲートギリギリまで来ているので上下方向も規制されており、さすがにサードシートがもっとも後ろにある状態ではちょっとした小物ぐらいしか収まりません。
ですがその分シートの足下が広くて快適にはなりますし、乗車人数によってはシート上に荷物を積み込むようにすれば買い物ぐらいは十分に可能です。
一方でサードシートを前側にスライドしていけば標準ラゲッジスペースは広くなりますし、最も前に移動させればラゲッジスペースの奥行きが480mmまで拡大します。
容量も388Lとある程度普段使いの出来るサイズは確保できていますので、買物の荷物や小さな家具ぐらいであればこのモードで積み込めます。
なによりデリカD:5はラゲッジスペースの上下高さが1,240mmと非常に大きいので、高さのある車いすやベビーカーなども折り畳んで立てたまままっすぐ積み込めるのはかなり使い勝手が良いです。
さらにラゲッジスペースの横幅がラゲッジスペース後部で1,245mmのサイズがあるので、横積みすることでゴルフバッグのような大きなものでもサードシートの後ろに収納は可能です。
ただしサードシートを最前端にスライドすると座席としては利用しづらくなりますので、シーンによってスライド位置をうまく使い分けましょう。
さまざまなシートアレンジが可能なフレキシブルさ
デリカD:5のラゲッジスペースはサードシートのスライドだけではなくシートアレンジによってさらにスペースを拡大できます。
デリカD:5には3列シートによって最大8人まで乗車が可能ですが、普段からそこまで大人数で乗車するシーンは少ないのでシートが不要な際には収納することでラゲッジスペースにすることが出来ます。
まずサードシートに関しては前後スライドではなく左右にシート自体を跳ね上げることも可能で、シートを折り畳んで左右の壁側に収納すればサードシートのスペースをまるごとラゲッジスペースにできます。
その状態でのラゲッジスペースの奥行きはセカンドシートに座れる状態でも1,200mmは確保されており、セカンドシートの前後スライド位置で800L〜1,000Lもの容量がありますのでかなり大きな荷物や大量の荷物が積み込めます。
さらにセカンドシートについても前後スライドだけでなくシート自体の収納が可能で、セカンドシートはチップアップと呼ばれるシートの背もたれと座面を折りたたみながら前にスライドさせることで最小限のスペースに収められます。
そこまでシートを収納するとラゲッジスペースの奥行きが1,610mmまで拡大できますので、さらに大量の荷物や前後に長い荷物も積み込めるようになるでしょう。
特にデリカD:5はシートアレンジ後でもラゲッジスペースの高さがフルに活用できるので、この状態であればマウンテンバイクのような高さと奥行きのスペースを取るようなものでも十分に積み込めます。
ただし7人乗りモデルについては左右分割式のセパレートシートで折りたたみ収納ができないため、前後のスライドのみのシートアレンジとなります。
これに加えてデリカD:5のシートアレンジは左右分割式シートで細かく調整することもでき、サードシートは左右どちらかだけを跳ね上げるだけでも結構ラゲッジスペースが広がります。
セカンドシートについては8人乗りモデルは6:4分割式ベンチシートなので、左右どちらかの座席だけを折りたたむ使い方が可能でありフレキシブルに乗車人数とラゲッジスペースを調整できます。
シートリクライニングでも荷室として利用できる
デリカD:5のラゲッジスペースはシートを収納した状態でも広いスペースが使えますが、別のモードとしてシートリクライニングを活用する形のシートアレンジもできます。
デリカD:5のシートはフロントシートからサードシートまですべての座席がリクライニング機能を持っており、快適な角度に調整することでサードシートであっても非常に座りやすい座席となっています。
このリクライニング機能は90度近くまで倒すことが可能であり、各シートのヘッドレストを取り外すとセカンドシートとサードシートがうまくつながるフラットモードを作り出せます。
この状態であればシートの上で仮眠を取ったりくつろいだりする使い方ができるのですが、スペースが広いのでラゲッジスペースとしても十分に活用できます。
このモードではフロントシートの背面からテールゲートまでのスペースが活用できるので、奥行きが2,000mm近いスペースにかなり長いものを積み込めます。
さらには助手席を前にスライドさせたり運転席と助手席の間のスペースも活用すれば非常に長いものが積み込めるモードとなります。
ただしシートがラゲッジスペースの上下位置の真ん中にあるので高さはシート収納時より低くなっており、大量の荷物を積み込む使い方には不利にはなっています。
ですがシートの下側の空間もある程度ラゲッジスペースとして使えたりはするので、上下2段に細長い違うものを積み込むようなシーンにはうまく使えるでしょう。
ラゲッジ床面がフルフラットで障害物のほぼない使い勝手の良いスペース
参考:www.mitsubishi-motors.co.jp
デリカD:5のラゲッジスペースは床面がフルフラットになっており、使い勝手の良いスペースとなっています。
デリカD:5は箱型のミニバンで全体的に直線基調ですが、車内スペースに関してもスペース効率の良いデザインです。
3列あるシートのうちセカンドシートとサードシートはフラットな床面に取り付けられるような形となっており、フロアのレールでそれぞれ前後スライドが可能になっています。
そしてフラットな床面はセカンドシート背面からテールゲートまで繋がっていますので、シートアレンジを行なった際にはその床面をしっかりラゲッジスペースとして活用できます。
サードシートを跳ね上げてセカンドシートも前側に収納すれば、奥行きもあり荷物を積み込みやすいフラットな面に荷物をおけるので安定性もあります。
フルフラットと言っても床面の一部にはシートスライドのレールの一部が残っているのですが、この部分も可能な限りフラットになっていますので大きな障害にはなりません。
床面がフラットであれば大きな荷物や重量物を前後にスライドさせるときに便利ですし、マウンテンバイクなど転がしながら載せたいものを積み込むときにも便利です。
他の大型SUVなどではこういったフラットなフロアはなかなかありませんので、ミニバンらしい使い勝手の良さといえるでしょう。
キャンプやアウトドアにもしっかり活用できるサイズ感
デリカD:5は日常使いもしっかり出来ますが、週末の趣味の車としてもかなり便利です。
デリカD:5のシートアレンジ後のラゲッジスペースは上下左右とも広々としており、奥行きもしっかりありますのでキャンプやアウトドアに活用できます。
キャンプにはテントやバーベキューセット、食料などかさばる荷物が多いのですが、デリカD:5ではサードシートを収納した状態でもある程度これらの大きなものを積み込めます。
またアウトドアの際にもサーフボードのようなサイズの大きな道具類がありますが、こちらもセカンドシートの収納をしたりすれば十分積み込めるでしょう。
乗車する人数によってはシートアレンジの分割機能を活用して車内の片側だけをラゲッジスペースとすれば、デリカD:5の1台でさまざまな使い方が出来るでしょう。
またキャンプやアウトドアの用品を積み込むときには泥で汚れていたり濡れていたりして防水性能が欲しい場合があるのですが、デリカD:5ではオプション装備で対応できます。
標準装備ではラゲッジスペースのフロア面がカーペット生地なので防水性はないのですが、デリカD:5のオプション装備の「ラゲッジトレイ」を装備すると標準ラゲッジスペース部分に防水性のある樹脂トレイを設置できます。
さらにアウトドア用のオプション装備がまとまった「アウトドアパッケージ」という装備もあり、ラゲッジトレイの他に荷崩れを防ぐ「カーゴフェンス」やシートの足下をガードしてくれる「マルチラグマット」なども便利です。
ラゲッジスペース全体に防水性をあたえる装備は純正オプションにはないのですが、これは社外品の防水マットなどを駆使すれば対応できるでしょう。
フック類の装備が充実していて色々な使い方ができる
デリカD:5には車内にフック類の装備が非常に充実しており、さまざまな工夫が出来るのも面白い点です。
デリカD:5はミニバンの中でもあらかじめキャンプなどの用途も想定されている車で、標準装備として荷物などを固定するときに使えるフックが装備されています。
まずデリカD:5のセカンドシートからテールゲートにかけては「マルチユースフック」というフックがなんと14箇所も装備されており、荷物を固定するロープをひっかけたり小物類をひっかけたりとさまざまな用途に使えます。
マルチユースフックは樹脂製のフックなのであまり強い力には対応できませんがとにかく数が多いのが特徴で、テールゲートの内側にも4箇所あるなどテールゲートを開いたときなどにも使えるのが面白いです。
またマルチユースフックはボディにM6ボルトで固定されているのですが、このフックは取り外しも簡単なので社外品の金属製フックなどに交換することでよりハードな使い方も出来るのも工夫できる点です。
マルチユースフックに関する車外オプション装備は以外に多く、中にはレールやラックなどを直接固定するようなものもあります。
またマルチユースフックとは別にラゲッジスペースの床面にはラゲッジフックが6箇所装備されており、床面に荷物をしっかり固定するときに利用できます。
デリカD:5のメーカーオプションには荷物を固定するためのネットやゴムベルトなども用意されており、ラゲッジフックに固定する前提の装備となります。
ラゲッジフックも樹脂製のためあまり強い力は欠けられませんが、荷崩れを防ぐような使い方は十分可能です。
ミニバンやSUVの中でもここまでフック類が充実している車は珍しいので、デリカD:5の魅力の一つといえるでしょう。
ラゲッジ周りの充実した機能
デリカD:5にはフック類の他にもさまざまな機能がラゲッジ周りにそなわっています。
まずデリカD:5にはラゲッジスペース側からでもシートアレンジが操作できる機能がそなわっており、ラゲッジスペースで急に荷物を積み込むときにもスムーズに収納できて便利です。
サードシートの収納にはシートの座席側から操作するのが基本ですが、ラゲッジスペース側からでもストラップやレバーを操作することが可能となっています。
こうすることでサードシートの跳ね上げをスムーズに行えるのですが、操作には少しの慣れは必要ですのであらかじめ操作をしてみると良いでしょう。
また基本的な装備としてラゲッジスペースを照らしてくれる照明がテールゲートの内側、テールゲート開閉時には上側に位置する場所にあり、夜間でも手元を上から照らしてくれるので広範囲が明るくなって便利です。
さらにデリカD:5のキャンプやアウトドアに向いた車向けの装備として、ラゲッジスペースの側面にアクセサリーソケットが装備されています。
このアクセサリーソケットから電源を取り出せるのでラゲッジスペースで電気製品を活用することができ、延長コードなどを伸ばせば車外でも利用できるのでキャンプやアウトドアでの楽しみが広がるでしょう。
デリカD:5の荷室・トランク・荷物収納スペースの悪い点
デリカD:5はラゲッジスペースがとても使いやすい車ですが、次のような点については多少残念な部分と言えます。
跳ね上げ式サードシートが邪魔な場合がある
デリカD:5のラゲッジスペースはサードシートの跳ね上げで大きなスペースを確保できますが、その跳ね上げたサードシートが邪魔になる場合があります。
デリカD:5のサードシートは折りたたみながら車内の側面に左右を分割する形でそれぞれ跳ね上げます。
こうすることでサードシートのあった床面付近が広いスペースとなってラゲッジスペースにでき、床面もフラットなので荷物も積み込みやすいサイズとなっています。
特に跳ね上げ式シートなので他のシート収納方式と比べると床面に余計なものが残らず、シートアレンジの方式としてはもっとも床面周りがすっきりとしていて使い勝手が良くなります。
しかし跳ね上げたシートはラゲッジスペースの上側に固定されているのですが、その影響でシートの間の横幅は700mm程度と結構狭いスペースとなっています。
跳ね上げたシートの下側のタイヤハウス間でも1,000mm、最も広いラゲッジスペースの横幅は1,300mmぐらいあることを考えると天井付近が最も狭い状態となっており、このことから積み込む荷物によっては折り畳んだサードシートが邪魔になることがあります。
特にマウンテンバイクのような全体的なサイズが大きいものを積み込む際に邪魔になることが多く、1台ならギリギリ、2台はシートの制限で積み込めないようなサイズ感です。
このことから社外装備としてサードシートの取り外しが出来るキットなども登場しており、ラゲッジスペースの使い勝手を重視する方が一定数いらっしゃるということでしょう。
アンダーラゲッジがなく床下には工具類のみ収納
デリカD:5はメインのラゲッジスペース自体は非常に広いのですが、床下のアンダーラゲッジの装備がありません。
アンダーラゲッジはラゲッジスペースの床下に設けられた収納のことで、最近の車種では多くの車が装備しています。
アンダーラゲッジは容量こそ小さいものの、普段あまり使わないような工具類や小物類を収めるには便利であり、意外と使い勝手の良いスペースです。
またアンダーラゲッジには防水性のあるトレイがそなわっていることもあり、濡れた靴などを収めておくのにも便利なスペースとなっています。
ですがデリカD:5には明確なアンダーラゲッジというものは装備されておらず、荷物を収めるようなスペースは床下にはありません。
デリカD:5のデッキボードをめくるとそこにはパンク修理キットや各種工具類が収まっており、小物入れに使えるスペースがありません。
またデリカD:5のディーゼルエンジンモデルでは床下部分に排気ガスを浄化するための尿素タンクの補給口が位置しており、こういったコンポーネントを収めることもあってアンダーラゲッジが設計的に装備できなかったのでしょう。
デリカD:5の荷室・トランク・荷物収納スペースの口コミ・評判
デリカD:5のラゲッジスペースについてはtwitterでもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。
代車のデリカD5に自転車を載せてみました。
自転車搭載性は良好。前輪とペダルを外してます。
2列目はチップアップしてるので、荷室は公称通り160cm。
ちょうど良い所にフックがあります。 pic.twitter.com/kQeyPhXcbf— 自由人(車旅・自転車ゆるポタ) (@jiyuujin60) August 29, 2018
こちらの方はデリカD:5のラゲッジスペースに自転車を積み込んでいらっしゃいますが、床にシートを敷いて汚れを防ぎながら車内の各所にロープ等で固定されていますね。
ラゲッジスペースはシートアレンジを駆使した状態ですがサイズは自転車を積み込むのに十分であり、フック類もかなり使いやすい位置にあって便利との評価ですね。
デリカD5、サードシートの金具がフロアに残って荷室がフラットになってないとか、そういうホント「そこ?」って部分が出来てない。せっかくのクルマの出来と立ったキャラなのに、どうでもいいところでもったいない。
— 松下幸 (@Cruise_kou) April 5, 2019
こちらの方はデリカD:5のラゲッジスペースで床部分に残ったシートスライドの金具が気になっていらっしゃいます。
全体的にはフラットですし金具の出っ張りもそこまで大きくないので普段はそこまで気にならないのですが、多少残念な部分であるのは確かです。
最近のミニバンではこういった金具も無くなるような設計のミニバンが増えてきているのですが、デリカD:5は如何せん基本設計が2007年当時なのでこういった点は少し古めのものとなっています。
総評
三菱 デリカD:5はSUVライクなミニバンという唯一無二の魅力を持つ車で、普段使いから趣味の車まで1台で幅広く活躍できる車です。
車内スペースも広くて普段は3列シートを展開できますが、シートを収納するシートアレンジを駆使すれば広いラゲッジスペースを確保することも可能です。
シートアレンジの使い分けによってさまざまなシーンに対応できますので、長く付き合っていける車になるでしょう。