トヨタ ヴェルファイアは大型のトールワゴン系ミニバンでそのクオリティの高さは他の車種では味わえないものがあります。
今回はヴェルファイアの後部座席についてご紹介します。
ヴェルファイアの後部座席の2列目・セカンドシート
参考:toyota.jp
ヴェルファイアはトヨタ車の中では最上級車種の一つの大型ミニバンで、高級感のある内装と力強いエクステリアデザインはヴェルファイアならではのものです。
ヴェルファイアにはさまざまな特徴があるのですが、今回はその中でも後部座席に焦点を充ててご紹介していきます。
ですがその前にヴェルファイアの大まかなサイズ感をご紹介しましょう。
スペック | ヴェルファイア | |
乗車定員 | 7名〜8名 | |
全長 | 4,945mm〜4,950mm | |
全幅 | 1,850mm | |
全高 | 1,935mm〜1,950mm | |
室内長 | 3,210mm | |
室内幅 | 1,590mm | |
室内高 | 1,400mm | |
運転席寸法 | 高さ | 約1,300mm |
幅 | 約500mm | |
奥行き | 約1,100mm | |
助手席寸法 | 高さ | 約1,300mm |
幅 | 約500mm | |
奥行き | 約1,100mm | |
2列目寸法 | 高さ | 約1,300mm |
幅 | 約600mm✕2(7人乗り) 約1,400mm(8人乗り) | |
奥行き | 約1,200mm | |
3列目寸法 | 高さ | 約1,300mm |
幅 | 約1,400mm | |
奥行き | 約900mm |
ヴェルファイアは車のボディが非常に大柄で存在感のある車で、全長は5,000mm、全高が2,000mmに近いというサイズは国産車では最大クラスのサイズです。
ヴェルファイアの車のボディは多くの割合を乗員が過ごすキャビンに割り当てられており、全長のうち6割近くがひろびろとした室内長になっています。
また車内は室内幅、室内高とも非常に広々と車内スペースが確保されており車内の居住性は国産車ではほぼ最大クラスといえるでしょう。
そんなヴェルファイアは車内に3列シートを持っており、その乗車定員は2列目シートの仕様によって7名〜8名という大人数での移動ができます。
そこで今回は2列目シートおよび3列目シートそれぞれを詳しく見ていくのですが、まずは2列目シートについてご紹介しましょう。
ヴェルファイアの2列目シートの広さ・居住性
参考:toyota.jp
ヴェルファイアの2列目シートはこの車では最も快適なシートとして設計されており、居住性がとても高いシートとなっています。
ヴェルファイアは車全体で7人から8人乗りが出来る車ですが、その違いは2列目シートが左右独立式かベンチシート式かで変わっています。
ヴェルファイアの比較的下のグレードでは大人数が乗れるベンチシートが採用されますが、上級グレードではより乗り心地や座り心地を追求したシートとして左右分割式のキャプテンシートが採用されます。
このキャプテンシートは国産の乗用車の後部座席の中では最高クラスで快適なものであり、横幅も広々と確保された1人用シートはとても特別感があります。
一方でベンチシート式の8人乗りでは左右に3人掛けする繋がったシートになりますが、ベンチシートでもその乗り心地の良さはかなり良くファミリーカーとして最高のクオリティです。
また2列目シートに座ったときの前側のニースペースは非常に広々としたものが確保されており、2列目シートだけで前後の奥行きが1,200mmも活用できるのでシートポジションによっては足を振り上げられるほどのスペースが確保できています。
ヴェルファイアは車高の高さを最大限活かして室内高が軽自動車ぐらいの車高に匹敵するほど広く、シートに座ったときの頭上空間も拳何個分などと表現する必要がないほど広々としています。
2列目シートの前で立ち上がってみると多少膝を曲げるぐらいで中腰で立てるぐらいのスペースがありますので、乗用車の居住性としては最高のスペックといえるでしょう。
このあたりのサイズ感は7人乗りでも8人乗りでも大差はなく、どのグレードでもゆとりのある広さが獲得できるのは素晴らしいです。
なおヴェルファイアの2列目シートには左右の電動スライドドアから乗り込むことができ、大型のスライドドアなので乗り込むときにもかなりラクラクです。
2列目シートの上下の高さや奥行きも十分なほどあるので、歩いて車内を移動するような感じでシートを移ることも可能です。
ヴェルファイアの2列目シートのチャイルドシート対応
ヴェルファイアはファミリーカーとしての需要もかなり強い車の一つですが、ファミリーカーとしてはチャイルドシートへの対応は欠かせません。
チャイルドシートは子供の体格に併せた専用のシートで、車の普通のシートでは小さい子供の体にはマッチせず安全性が低下するため、年齢の小さな子を車に乗せるにはチャイルドシートはかかせません。
チャイルドシートは子供の体格に合わせて少しずつ変えるのですが、その大きさは乳幼児用、幼児用、学童用などでさまざまなサイズがあります。
チャイルドシートは車のシートでは後部座席に搭載することが多いのですが、特にドアに近い部分に搭載すると子供を乗せおろしするのが楽です。
またチャイルドシートの固定にはシートベルトをつかうことが多いのですが、最近では「ISOFIX」と呼ばれるチャイルドシート専用の固定規格が広がってきておりこれが活用できればより安全にチャイルドシートを固定できます。
ヴェルファイアでもチャイルドシートを使うことは多いのですが、ヴェルファイアはのシートレイアウトでは2列目シートに搭載するのが1番楽です。
大型のスライドドアが脇にあって乗り降りが楽なだけでなく、チャイルドシートの積み込みも楽で使い勝手が良いです。
またヴェルファイアの2列目シートにはISOFIXの固定金具が設定されており、シートの下側にあるISOFIXのタグの近くに隠れるように配置されているのでちょっと探せば出てくるでしょう。
なお小さい車では後部座席の狭さからチャイルドシートを搭載するのが大変なことがありますが、ヴェルファイアの2列目のスペースであればまったく心配すること無く搭載できるでしょう。
ヴェルファイアの8人乗りでは2列目シートは3席のベンチシートですが、ISOFIXの金具はそのうち左右にのみ設定されているのでセンター部分はチャイルドシートは積み込まないのが基本です。
7人乗りでは左右の分割式シートそれぞれにISOFIXの金具が設定されていてセパレート式でもチャイルドシートはしっかり搭載できるのですが、セパレート式のシートには回転式チャイルドシートが搭載できない場合もありそこは確認が必要です。
ヴェルファイアの2列目シートの座り心地
ヴェルファイアの2列目シートは座り心地の面で非常に快適なシートとなっており、特に7人乗りは高級車ならでは座り心地です。
ヴェルファイアの2列目シートは前述したようにスペースが非常に広々と確保されており、8人乗りでも7人乗りでも窮屈なことは全く感じないほどの広々さです。
またシート自体の感触も柔らかくソファーのように沈み込むような座り心地となっており、普段の場合でも長距離運転の際にでもゆったりと気持ちよく乗っていけるでしょう。
8人乗りモデルのベンチシートは左右に繋がったシートになっていますが、左右だけでなくセンター部分でもしっかりクッション性のあるシートに仕上がっているので、普通の車にありがちなセンター部分が補助シート的な感じではないのもポイントが高いですね。
さらに7人乗りでは2列目シートが左右の分割式となっており、シートの座り心地はより磨き上げられており、シート自体の大きさもどっしりとしていてくつろいで座れるシートです。
シートがソファーのように包み込むようにホールド性のある形状で、一人だけのシートなので特別感もあるのが素晴らしいです。
また7人乗りだけにはシートの足下にオットマンと呼ばれる膝を支えてくれる装備が設定されており、足を伸ばしながらゆったりと乗ることも出来るのが素晴らしく快適です。
ヴェルファイアではむしろ運転席や助手席よりも2列目シートのほうが乗りたいと言われるほどシートの完成度や座り心地がよいものとなっています。
なおヴェルファイアの2列目シートには座る人数だけシートの背もたれにヘッドレストが装備されており、事故の際などにむち打ちを防ぐためのヘッドレストなので安全性がしっかり確保されているのも嬉しいですね。
ヴェルファイアの2列目シートの装備
ヴェルファイアの2列目シートはさまざまな快適装備も充実しており、後部座席でも全く不満のない装備となっています。
ヴェルファイアの2列目シートには専用のエアコンシステムが用意されており、前席シートとは独立して温度や風量をコントロールできるリアエアコンがあります。
運転席や助手席と後部座席の温度状況は陽のあたり方などで結構違うのですが、そこを2列目シートに座った人の好みで調整できるのはとてもありがたい装備となっています。
リアエアコンのコントロールパネルは天井付近に設置されているのですが、この部分にはグレードによってはリア用のディスプレイを設定することができるようになっており、こちらも前席とは独立した音楽や映像を表示してイヤホンなどで別々の楽しみ方をするということも可能となっています。
またシートベルトについては7人乗りでも8人乗りでもしっかり安全性を確保できる3点式シートベルトが設定されており、運転席や助手席同様のホールド性の高いシートベルトが使えます。
7人乗りシートの独立式ではそれぞれに脇の車体部分からシートベルトが伸びてくるのですが、8人乗りのベンチシートではセンター部分にも3点式シートベルトがあるので安心感があります。
昔の車種では後部座席のセンターシートベルトなどは簡易的な2点式も少なくなかったのですが、3点式シートベルトになっているのは嬉しい点です。
そのほかの2列目シート周りの装備としてはドアポケットや前席シートバックの収納が充実しており、ドアポケットにはドリンクホルダーもあります。
前席のセンターコンソールの後ろなどにはUSB充電ポートや100Vの電源コンセントなども設定でき、2列目シートでも使い勝手が良いです。
またアームレストは7人乗りではシートの左右の脇にそれぞれ1本ずつ装備されていて両手を支えられる豪華なものですが、8人乗り仕様ではベンチシートなのでそういう装備はなく、センター部分の背もたれを引っ張り出す形でドリンクホルダー付きのアームレストが出現します。
またヴェルファイアには専用のオーディオシステムなども設定できるのですが、そのリアスピーカーがリアドアの下側や天井付近部分などにもあり後部座席でもしっかりしたサウンドを聞くことができます。
ヴェルファイアの2列目シートのリクライニング・シートアレンジ
ヴェルファイアの2列目シートはしっかりしたリクライニング機能が備わっており、乗る人の好みで調整が出来るのも嬉しいです。
ヴェルファイヤはその広々とした2列目シートのスペースを活用してシートの背もたれの角度や前後スライドを調整できるようになっており、後部座席とはいっても運転席や助手席同様の機能が備わっています。
7人乗りシートでは左右が独立式なのでまさに運転席などと同じくシート脇のレバーでリクライニングを調整したり前後スライドができるのですが、ヴェルファイアでは調整が電動式の仕様もあり操作がとても楽です。
8人乗り仕様では3席がすべて独立して動くわけではありませんが、6:4分割式で左側およびセンターと右側という分け方でそれぞれリクライニングや前後スライドが可能です。
シートの位置によっては2列目シートを90度近く倒すことも可能で、しっかり横になれるというのはかなり快適です。
また2列目シートはヴェルファイアのシートアレンジに組み込むことができ、2列目シートと3列目シートをすべて後ろに倒してつないで広大な前後空間を生み出すことができます。
ヴェルファイアにはいろいろなシートアレンジがありますが、長い荷物を載せたいときなどには2列目シート以降をつなげてラゲッジスペースにすることでかなり大きなものまで積み込むことができます。
またこのシートアレンジではこの空間を車中泊の寝台としてつかうことも可能で、車の車内とは思えないほどしっかり足をのばして寝ることができる寝台を生み出せます。
ヴェルファイアは高級車としての2列目シートのクオリティが高くなっていますが、それだけでなく利便性の面でもしっかり考えられているのが素晴らしいですね。
ヴェルファイアの後部座席の3列目・サードシート
ヴェルファイアには2列目シートの後方に3列目シートがあり、全体で7人〜8人乗りを実現しています。
ヴェルファイアの後部座席はグレードにかかわらず3人掛けのシートとなっていますが、その仕様はいろいろ特徴的です。
ヴェルファイアの3列目シートの広さ・居住性
参考:toyota.jp
ヴェルファイアの3列目シートは3人掛けのベンチシート式のものとなっており、8人乗りの2列目シートとはまた違った構造のものとなっています。
ヴェルファイアの3列目シートは2列目シートと後部座席の間にあるのですが、3列目シートへの乗り降りはおもに2列目の電動スライドドアから乗り込んでシートの脇から3列目シートにいくか、7人乗りモデルではセパレートシートの間の通路からアクセスできます。
3列目シートはサイズ的には2列目シートと横幅や上下の高さではほぼ同一のサイズになっており、3人掛けをしたときの横幅のスペースや天井までの頭上空間については2列目シートと遜色なく快適な乗り心地となっています。
ただし3列目シートは2列目シートと違って左右の5:5分割式になっているので3席のサイズ感はは多少違いますが、センター部分であっても十分な座席のスペースは確保されています。
3列目シートの前後のスペースに関しては2列目シートと比べると多少小さなサイズにはなりますが、それでも900mmというサイズは一般的な乗用車の後部座席の広さであり車の3列目シートとしては十分すぎるサイズです。
3列目シートも2列目同様前後スライドまで可能となっているので、最大まで後ろにスライドさせれば3列目シートであっても足を振り上げられるスペースが確保できて広々としています。
3列目シートというと補助的な役割のイメージがあるのですが、ヴェルファイアでは3列目シートであっても快適で居住性の良い素晴らしいしーとになっています。
ヴェルファイアの3列目シートのチャイルドシート対応
ヴェルファイアは3列目シートにもチャイルドシートを装着することは出来ますが、2列目ほど対応はしていません。
ヴェルファイアは2列目シートにはチャイルドシートを固定するためのISOFIX対応の金具が設定されており、これを使うと確実にチャイルドシートを固定することができます。
ですがヴェルファイアの3列目シートにはISOFIX対応の金具は設定されていないので2列目のように対応したチャイルドシートは固定できず、チャイルドシートを使いたいときにはシートベルトを使って固定する形になります。
多くのチャイルドシートにはシートベルトでの固定も可能な構造が設けられているので、これを活用すれば2列目シートでなくても3列目シートに固定できます。
ただ3列目シートにチャイルドシートを固定する場合にはヴェルファイアのスライドドアかテールゲートから積み込むことになるのですが、積み込みのしやすさは2列目シートのほうが楽です。
ヴェルファイアは車内スペースが広いのでうまく工夫すればチャイルドシートを持ち込むことはできますが、チャイルドシートに子供を乗せるときなども2列目シートよりはちょっと大変になるでしょう。
とはいっても乗り心地の良い2列目シートを開けておきたい場合もあるので、そういった使い方によってどこに積み込むかでチャイルドシートを選ぶと良いでしょう。
ヴェルファイアの3列目シートの座り心地
ヴェルファイアの3列目シートは座り心地も十分快適なものであり、決して補助的なものではありません。
ヴェルファイアの3列目シートは2列目同様座り心地の良いシート座面や背もたれが設定されており、クッション性の良い柔らかで気持ちいいソファーみたいなシートです。
中型ミニバンなどでは3列目シートは本当に補助シート的な役割で硬いシートになってしまうことが多いのですが、ヴェルファイアではしっかりしたシートに仕上げてあるので近距離でも長距離でも快適に過ごすことができるでしょう。
3列目シートのセンター部分はシートの継ぎ目にあるのでホールド性などは少し下がりますが、クッションの柔らかさはしっかり確保されているので不快なことはありません。
また3列目シートにも運転席や助手席、2列目シート同様にヘッドレストが装着されており、左右のシートだけでなくセンター部分にもきちんと装備されているのは安心できます。
3列目シートのヘッドレストも決して補助的なものではなく伸縮も可能なきちんとしたもので、3列目の左右は2列目シートなどと同じヘッドレストなので万が一の際にも安全性は高いです。
センター部分については後ほどご紹介するシートアレンジの関係で他のシートのような伸縮式のヘッドレストではありませんが、横から張り出して固定できるような独特なヘッドレストになっておりサイズは十分大きいです。
とはいえ多少安全性の面では他のシートより下がりますので、基本的には左右の座席から優先して乗るほうが良いでしょう。
ヴェルファイアの3列目シートの後部座席の装備
ヴェルファイアの3列目シートの装備としてはかなりいろいろなものが充実しており、3列シートとは思えないほどの便利装備もあります。
ヴェルファイアの3列目シートには2列目シートのような独立式エアコンなどはありませんが、基本的には2列目シートの空調からのエアーが届きますので、2列目同様に快適に過ごすことができます。
3列目シートでは左右は他のシート同様の3点式シートベルトですが、センター部分のみは腰だけを支えるタイプの2点式シートベルトになっており多少安全性の面では気になる部分はあります。
これに関してもシートアレンジによる影響が強く、シートベルトなどの面ではあくまで補助的なシートとして考えておいたほうがよいでしょう。
またその他の後部座席周りの装備では、左右のシートの脇にあるボディ部分が一部凹ませてありその内側がアームレストとして使えるようになっています。
このアームレストには小物入れやドリンクホルダーなども装備されていますので、後部座席にいるときにでも十分に快適に過ごすことができます。
またアームレストはセンター部分にも回転式のアームレストが設定されていますので、センター部分に人が乗らない場合にはこちらも活用すれば両手をしっかり支えてくれる楽な装備になっています。
さらにヴェルファイアに2列目の天井にモニターを装着した場合には3列目シートからも見ることができるので、後部座席の人たちで盛り上がることができるでしょう。
3列目シートはスペースやコストの関係で装備も限定的な簡易的なシートになることが多いのですが、ヴェルファイアではしっかり考慮されたものとなっていて素晴らしです。
ヴェルファイアの3列目シートのリクライニング・シートアレンジ
参考:toyota.jp
ヴェルファイアの3列目シートにもしっかりとしたリクライニング機能やスライド機能が設定されており、座る人の好みに合わせて細かく調整することができます。
3列目シートは5:5分割式のシートになっておりリクライニングはそれぞれの左右で独立して調整する形になりますが、かなりフレキシブルに調整ができるので快適性は非常に高い3列目シートとなります。
スライドに関しても3列目シートの後ろに広がるラゲッジスペースとのスペースの取り合いにはなりますが、荷物が少ないときには後部座席を思いっきり後ろにすれば非常に快適なシートとして座ることができるでしょう。
リクライニングやスライドはセンター部分の座席では調整することができず、左右別々の位置になっているときには基本的にセンター部分は使えないものとなるでしょう。
またヴェルファイアの3列目シートはシートアレンジで重要な役割があり、ラゲッジスペースを拡大したいときには3列目シートは左右に跳ね上げる形で収納することができます。
跳ね上げは手動で行うのですが収納してしまえばラゲッジスペースは3列シートのスペース分拡大するのでかなり使い勝手が良いものとなります。
5:5分割式のシートはこの機能のためにデザインされたものであり、後部座席を半分ずつに分割して収納するので片側だけ収納して片側は座席としてそのまま残すという使い方も出来ます。
跳ね上げ機能は左右のシートの脇にあるレバーを操作すると床下とのロックが外れるので、そのあと手でシートを押し上げるようにしてコンパクトに収納し、付属のストラップで固定するようにします。
さらにヴェルファイアでは3列目シートのスライドとリクライニング機能を活用すると2列目シートとつなげてフラットな空間を生み出すこともでき、この場合はラゲッジスペースとして利用したり車中泊のための寝台として使ったり出来ます。
ヴェルファイアの後部座席の評価・口コミ
ヴェルファイアの後部座席についてはtwitterでもさまざまな評価があり、その中からいくつかご紹介します。
帰り道はほぼ運転してもらってるから後部座席で快適(*´ω`人)
ヴェルファイアの間接照明がラウンジ感あってゆったりさせてもろてますー!
反対車線では大きな事故があったようで心配。
そろそろ富士山見えてくるなぁ🗻 pic.twitter.com/nk2LQirmRe— Panda_DX (@eatking) April 13, 2022
こちらの方はヴェルファイアの後部座席に乗って旅をされているようなのですが、帰り道にゆったり乗っていけるのはかなり快適のようです。
ヴェルファイアの後部座席の快適性は他の車ではなかなか味わえないほどのクオリティであり、自分で運転するよりは後部座席に座りたいと言われることも多いですね。
後部座席も広々でミニバンやっぱいいわー!って思った、ミニバン乗るとハリアー狭いなあって思う、もうそれは覚悟で乗り換えたけどヴェルファイア買っとけばよかったのかな大勢で旅行行けたなと少し後悔もある。
自分でしか運転しないし結局全然いいんだけどハリアーの助手席に乗ってみたいなあ— cz ☻ (@ssyrupp726) October 4, 2021
この方は普段SUV系に乗っていらっしゃるようですが、ヴェルファイアに乗られてその広さにびっくりされていますね。
ヴェルファイアは走行性能などではSUVに及ばない部分もあるのですが、居住性の高さはまさに圧倒的な魅力といえるでしょう。
総評
ヴェルファイアはトヨタの最大クラスの大型ミニバンで、高級車としてのクオリティや性能をしっかり発揮した最高の車の一つです。
車内スペースの広さはまさに圧倒的な車であり、そのスペースを最大限活用した2列目シートや3列目シートはスペース的にも座り心地的にも素晴らしい完成度で、これほど快適に過ごせる車問のも他にはないと言ってもよいほどです。
大きな車なので万人向けとはいえないのですが、その性能に見合った価格帯の高額車でもあり、まさに車を乗り換えた最終目標となるような1台になっています。