1分で車を60万円値引きする裏技

ヴィッツの2ch(5ch)での評価まとめ!実際の意見をまとめて分析!

カローラに変わりトヨタコンパクトカーのスタンダードとなったヴィッツ。

スタイリッシュで万人受けするデザインで、排気量は1.0Lから1.5Lのガソリンエンジンの他にハイブリッドシステムまでラインナップしており幅広いニーズを満たす車です。

最近のマイナーチェンジによってエクステリアデザインはC-HRなどに代表されるようなフロントマスクを採用し、全体的に最近のトヨタらしいスタイリッシュなデザインとなっています。

その小さなボディに詰め込まれた安全装備や機能性の高さはコストパフォーマンスも最強です。

気がつけば販売期間も非常に長いヴィッツですが、実際の評判はどうなのでしょうか。

ここではヴィッツの良い評判や良くない話をまとめて検証していき、買うべきかどうかを検証していきます。

ヴィッツの2ch(5ch)での良い評価

トヨタ ヴィッツ参考:toyota.jp

待望のハイブリッドモデルも採用された、トヨタのコンパクトスタンダードヴィッツ。掲示板などではどういった意見がかわされているのでしょうか。まずは良い点を見ていきましょう。

外観

エクステリアデザインはかなり好印象!
元々ヤリスのデザイン好きだったし

現行型ヴィッツは2010年に登場に、9年間の販売期間を経て3度のマイナーチェンジを行っています。

前期・中期は発売当初の面影を残した現行型ヴィッツらしいデザインで、後期型はヴィッツの海外モデルであるヤリスデザインとなり、カローラスポーツを彷彿とさせるデザインとなりました。

最近のモデルらしくキーンルックに大型アンダーグリルというトヨタのデザインをしっかりと出しており、スポーティなヴィッツらしさも残した優秀なデザインです。

一本ワイパーがかっこいい所

そして現行モデルの特筆すべき点といえばこの一本ワイパーです。フェラーリなどのスポーツカーにも採用されており、スポーティな印象をあたえます。

一般的にワイパーが一本になってコストカットだとよく言われていますが、ワイパー一本というのは吹上スペースを一本で行うため複雑な動きをしています。それを実現するためにはワイパー二本よりもコストが掛かっているのです。

そういう意味ではトヨタらしくない思い切った作りなのではないでしょうか。次世代モデルでは確実に廃止される機構の一つでしょう。

ヴィッツがモデルチェンジしても現行のデザインは何とか残して欲しいんだが、
現行のデザインはそれほど完成度が高い

9年もの販売期間を経て完成した現行デザインですからその完成度は高く人気があります。

次世代のヴィッツとして噂されているデザインもどうやら現行ヴィッツのテイストを色濃く残し、洗練されたデザインとなるようですから、人気は間違いなさそうですね。

内装

ヴィッツ インテリア参考:toyota.jp

実車見に行ったけど内装は個人的にはいいと思う。
ただ内装に使ってる材質がちょっと安っぽく感じた。

ヴィッツの内装は運転席を囲むようにデザインされたコクピットのようなデザインで、ドライバーを楽しませてくれるデザインです。

ゴツゴツした造形はそれまでのヴィッツとは違い、かっこいいという演出をしてくれています。

ただゴツゴツとした印象のデザインは先代までの女性に人気があるような可愛らしい印象はなくなり、さらにはプラスチックの質感を強く感じさせる内装となってしまっているため、女性からの人気は得られそうにありませんね。

セダン的な基本形ではないが先代みたいに奇抜でもない
コンパクトカーとして至ってフツーで、どこに語るところがあるのやら

コクピットのようなデザインにはなりましたが、こちらの方がおっしゃるとおりで基本に忠実というデザインでもなく、かといって奇抜という印象もないので特に語ることのない普通という印象も持たれます。

男性女性どちらに向けたというものではなく、中性的で完全なスタンダードを狙ったモデルと言えるでしょう。

走行性能

ヴィッツ ハイブリッド参考:toyota.jp

1.0を試乗してきたんだが、坂道でもグングン登るのに驚き。
アイドリングの振動が軽より醜いのが残念。やっぱ1.3かな?

現行型ヴィッツには1.0Lと1.3Lのガソリンエンジンと、1.5Lエンジン+モーターで構成されるハイブリッドシステムの3種類のパワートレインが存在します。

なかでも一番排気量が小さいのが1.0Lエンジンですが、パワーが足りないかと思いきや坂道でもぐんぐん登っていくなどパワフルな一面を見せてくれます。3気筒エンジンの効率の良さをしっかりと使い切っていますね。

走り出し、アクセルの遊びが若干多い印象。
本当に1.3か?と思うほどの上々の加速。
そして静粛性、直進安定性も良し。

加速性能は良好。デミオよりもトルク感を感じる。
CVTの制御も良くなっていて、自然な加速感と減速時の滑らかさが特徴。

そしてヴィッツのメインパワートレインである1.3Lエンジン。こちらは吹け上がりは非常によく、加速性能も静粛性も非常に良くできているということです。

CVTとの協調制御はさらに進化して自然な動きになっていますし、ミラーサイクルにより無駄な燃料消費を抑えるなど、コンパクトなヴィッツらしさをしっかり感じさせるパワートレインです。

ヴィッツのハイブリッドを購入したんですけど、モータートルクが大きくてグイグイッて感じで走ってくれます。
足回りがしっかりしていて、コーナリングは地面を掴んでいるような感触があってハンドルワークが爽快です。

人気のハイブリッドコンパクトカー、アクアの存在で若干存在感の薄いハイブリッドモデル。ただアクアと違って十分な居住性を持っているヴィッツは、燃費性能と使い勝手を両立した使い勝手です。

もちろん燃費良く走らせれば十分な燃費性能が確保できますし、しっかり踏み込んで加速していけばモーターのトルクの効いた加速感やしっかりしたハンドルワークでとても頼もしい走りを見せてくれます。

安全性能

最初に付いたTSSCは値段が上がっただけだったな
付いてても安心できない自動ブレーキ
30キロ以下で車と大型障害物相手なら止まるらしいが…
やっぱり付くなら昼夜歩行者自転車対応が理想

ヴィッツには単眼カメラとレーザーレーダを組み合わせたトヨタセーフティセンス(TSS)が採用されています。

これはアルファードなどに採用されているものではなく、コンパクトカー用に用意されている簡易版で、追従走行などはできません。

作動範囲は80km/hまでとされていますが、実際にはレーザーレーダの限界が30km/h程度ですから、こちらの方が言う通り安心感はありません。

とはいえど前方の車の急ブレーキや歩行者などで警報を鳴らしてくれるだけでも助かることは多いです。

この間車検取って車検シールを郵送してもらったんだけど
貼る位置が微妙に分からなくて困ってる
TSS付のカメラの横って説明書きが添付されてたけど
運転席側なのか助手席側なのかどっちだろう

カメラ横、ドット下、助手席側でした

そしてこのTSSをのセンサーはちょうど適合標章を貼る部分を陣取っています。

ですから車検の後にこのシールを貼るときに迷うことも有ると思いますが、一番いい場所は助手席側のドット柄の下辺りに貼ると良さそうです。

乗り心地

ハンドリングはMC前よりも遥かに良くなっているね。
フィット3以上、デミオと同等といったところかな。

ハンドリングはマイナーチェンジでかなり良くなっているようです。

ヴィッツといえば腰砕けのフニャにゃした感じが気になるところでしたが、走行性能で定評のあるフィットやデミオに迫るような性能になっているのであれば安心ですね。

今日代車でハイブリッド1500のUに乗ったけど軽快でいいね
パワーも燃費も良いし車重軽いからハンドリングもすごく楽

さらにハイブリッドモデルはパワーも十分なので軽快に走りますし、ハンドリングも軽く運転がしやすいという意見があります。

以前のヴィッツのようなハンドルワークに不安があるとはもう言わせません。

・乗り心地
悪くないかと。詳しいことはわからんが、静かで揺れも少ないと思った。

現行型ヴィッツは優れたハンドリングの他にも静粛性の高さや、振動の少なさも喜ばれています。

一番の特徴は静粛性の高さかな。アイドリング時は勿論、
アクセルを踏み込んだときの車内の適度な静けさは、もっと宣伝すべき。

どうやら静粛性の高さの中にはエンジンノイズの静かさも有るようです。コンパクトカーといえばアイドリングでは振動と音が、踏み込めばエンジンの唸る音が入ってくるというのが定番です。

しかしヴィッツはアクセルを踏み込んでも必要以上の音は入ってきませんし、アイドリング時はとても静かになっています。

前期型(2013年)の1.3Fだよ
後期型は前期型よりも補強増やしたり遮音材増やしたり
してるみたいだからこの車で音響やる人は後期型買った方が良いよ
ドアのゴム枠なんかも後期型は下の部分までしっかりやってあるので
前期型よりもロードノイズが少ないんじゃないかな

さらに後期型ともなるとスポット溶接の追加や遮音・吸音材の追加によってさらに静粛性は上がっているようです。

ウェザーストリップもドアの下まで這わせてあるなどしっかり音に対する対策がなされており、ただの外観だけのマイナーチェンジではないことを知らしめています。

静粛性などが気になる人は後期型を購入するのが一番良さそうですね。

燃費

MC後の1300二駆、高速道路にて平均燃費26.8kmを記録
帰宅時の高速と下道を合わせた平均燃費は24.2km、満タン法で23kmちょい

やはりコンパクトカーといえば気になるのが燃費性能です。

ヴィッツのメインパワートレインである1.3Lモデルであれば、なんと高速道路でうまく走らせればカタログ燃費を超える26.8km/lという高い数値を出しています。

街乗りなどと合わせても24km/lとカタログ値に迫っていますから、乗り方次第でハイブリッドまで選ぶ必要はないかもしれません。

ヴィッツのHVが良い点
燃費を競っている車ではなそいので、室内空間など犠牲にしていない
快適性や外観を損なわずに燃費を良くしたい人に特にオススメ
>>88
街乗りで燃費気にせずに走行して19ちょいだった。
高速では21弱でしたね。

なんとこちらの方はハイブリッドモデルですが高速道路では21km/l、一般道では19km/lとガソリンモデルに完敗の数値となっています。

ただ走り方によって大きく違ってきますから、まとめてみるとハイブリッドモデルもガソリンモデルもそれほど燃費の数値は変わらないと思って良さそうです。

ヴィッツハイブリッドモデルの場合はアクアと同程度の性能を持ちつつも居住性の高さを持っていることが魅力です。

ヴィッツの2ch(5ch)での悪い評価

エクステリアデザインや軽快な走りや燃費性能で魅力的なヴィッツ。良いことばかりのようですが、悪い評判もあるのでしょうか。次に良くない評判を見ていきます。

外観

ヴィッツ フロント参考:toyota.jp

エクステリアは1代目2代目のかわいらしさと存在感まったくない、単なるトヨタ車と化した。 競合のスイフト、デミオ、フィット、マーチより魅力なし。

現行ヴィッツは、デザインが先代から大きく変更されています。そのためこれまでのヴィッツらしいおしゃれさや可愛らしさをイメージをしていた人にとっては納得できないようです。

とくに前期型は無理やりキャラクターを消したような中途半端なデザインで不格好でした。

ただマイナーチェンジでデザインはかなり改善されています。評判も良くなっていますから、気になる人は後期型をみてみましょう。

リアのデザインかなりイマイチだし
フロントはもっとスッキリできんのか

ただ評判の良くなった後期型デザインも不満の声が上がっています。

カローラスポーツでは広がりを見せてかっこよいリアデザインも、5ナンバーのヴィッツでは詰まったようになりイマイチですし、フロントデザインも小さい中で無理やり詰め込んでいる感じが苦手という声もあります。

その他にも

俺はむしろ今のデザインはものすごく嫌い
口ぱっくり空けて歯を剥いているのがだめだな。

こちらの方のように大きく開いたアンダーグリルがだめだという意見もあります。

歯を剥いているという表現が言い得て妙ですが、見方によっては小さい車がなめられないように無理やり威嚇しているさまは、なんだか残念です。

内装

インパネのデザインがダサイ、変な曲線入れないで直線的なデザインの方が良い

マジでハイブリッドに期待してたんだが失望した。
オートエアコンのデザインそのままじゃん。新しいのに古すぎて恥ずかしいレベル。

ヴィッツのインテリアは造形が無難で特に特徴もないという意見もありましたが、中途半端に入った曲線デザインやエアコンパネルのデザインがかっこ悪いなど、意外に多くの不満がつぶやかれています。

せっかくスタンダードなコンパクトカーを目指すのであれば、質感の高さを出すかしっかりした造形で作り込むかどちらかがほしいところですが、予算の関係でどちらも頓挫しましたというのがミエミエですね。

エアコンパネルに関しては10年近く販売し続けている車だけに、当時ですでにかっこ悪いと言われていたものが変わらず使われることで古臭さが増し、もはや救いがありません。

この前車検の代車で乗ったけどデザインはいいけど
内装がチープ過ぎて無いわ

デザインでも眼を見張るようなところがないヴィッツは、さらにパネルの質感もよくありません。

後期型になって少しずつ良くはなってきているものの、これでは軽自動車に顧客が言ってしまうのも仕方がありません。

さらには

このごろは見慣れてきて、個人的に悪くはないと思ってる。ただし一体型ヘッドレストはどうかと思う。

一般的にヘッドレスト一体型のシートと言えばコストカットを彷彿とさせます。ですからもはや商用車ではないかという意見もあるほどです。

グレードによって違いが有るとはいえど、デザインが地味、質感が安っぽい、コストカットが目に見えて感じられるなど三拍子が揃ってしまっており、ヴィッツのインテリアの評判はよくありません。

後はインテリアをなんとかしないとダメだなヴィッツは

エクステリアやブランド力、エンジン性能も良い車なのですから、一番ドライバーが見る時間の多い内装をしっかりさせないことには、今後の伸びは期待できないでしょう。

走行性能

ヴィッツ エンジン参考:toyota.jp

1.0F試乗したことあるけどエンジンがやかましいし、パワーも無いから1.3のが良いんじゃね?

先程3気筒エンジンで効率よく、グイグイと加速していくと意外に評判の良かった1.0Lエンジンですが、やはりエンジンノイズはひどいようです。

どう頑張っても1.3Lエンジンにはパワーはかないませんし、3気筒特有の振動やノイズは軽自動車を彷彿とさせますから、苦手な人ははじめから1.3Lを選択すると良いでしょう。

1.3FとRSの試乗してきたけど全然違うな
RSはエンジン音も静かで低回転からグングン加速するけど
1.3は踏んでも進まない感じでエンジンもなんかうるさいしアクセルペダルに
振動が伝わってくる感じ

そしてもう一つの1.3Lエンジン。こちらはヴィッツのメインエンジンとなりますが、スポーツタイプのRSに搭載されている1.5Lエンジンと比べてしまうとパワーは足りません。

もちろん1.3Lエンジンであれば必要十分なパワーを得られるのですが、普段からモアパワーな車を運転している人には、1.3Lエンジンでは不都合があるかもしれません。

その場合はハイブリッドモデルやスポーツタイプを選ぶなど、ワンランク上の作りのモデルを選んだほうが良さそうです。

安全性能

付けられるのは気休め程度のTSSC

現行TSSでは気休めにもならないし

ヴィッツに搭載されているTSSは、現在コンパクトカーや大衆車向けに設定されているもので、上級モデルに搭載されているものとは根本から違います。

追従型クルーズコントロールなどはもちろんですが、作動速度域や作動環境が大きく違っており、安全性を謳うには非常に心もとないのが現状です。

他メーカーのものと比べても劣っている部分は多いですから、気休め程度と言われても仕方がありません。

セーフティーセンスCのフロントガラスについてる機械がデカイ!
試乗車にはなかったから、気付かなかった。
視界が結構狭くなるよ、マジで。

そして意外に邪魔なのがこのTSSのセンサーです。カメラやレーザーレーダーを搭載しているモデルだけに、そのサイズは結構大きなものです。

それまで安全装置などついていない車に乗っている方は、視界の確認などそれなりに慣れが必要となるでしょう。

乗り心地

ヴィッツ シート参考:toyota.jp

・視界
乗ってて一番気になったのがこれ。
車の前方の両端が見えない。狭い道を曲がるときとか、ぶつかりそうに感じた。

先程TSSのセンサーのおかげで多少視界が制限されるというお話をしましたが、その他にも車両の先端が見づらいという意見もあります。

どうしても運転しづらい場合はシートの高さの調整などドライビングポジションの見直しをしてみるのも一つの手です。

シートも、腰を深く入れると肩から背中にかけてのサポートがなく、肩甲骨の辺りを当てると
腰の後ろに隙間が開いて、なんかきちんとした姿勢で座れない。

運転席のホールド性にも問題が有るようです。体格によっては背もたれのサイズが合わないようで、ジャストなポジションが取りにくくなっています。

このあたりはトヨタ車全般の問題と言えますが、あまり運転のしやすさなどを考慮されていない部分もあり、ドライバーが最適なポジションを取りにくくなっているのが問題です。

現行ヴィッツ乗ってるけど、もうちょっと大きくなってほしい。後部座席が狭いのとリクライニング出来ないのがかなしい

その他にも後部座席の狭さも言われています。膝下が狭かったりリクライニング機能がなかったりと、あまり乗る人のことを考えられていない印象ですね。

普通の舗装路を60km/hぐらいで流している分にはよかったけど、試乗途中工事中でアスファルト
が剥がれた凸凹道を走ると、車全体がガコンガコン揺れた。足回りがつっかえ棒のようできちんと
動いていない感じだった。

優れたハンドリングや静粛性で評判の良いヴィッツですが、足回りの動きはそれほど良くないようで凹凸の有る道では車がガタガタと揺れるようです。

もちろん舗装が悪い道で車が揺れるのは当然ですが、ある程度の衝撃の吸収は見せてほしいところですね。

柔らかいブッシュで乗り心地誤魔化してあるのかしらんが、
ギャップ乗り越えた瞬間にアンダーからオーバーに変わったり、風に吹かれて
たかが5,60㎞/H程度で進路がフーラフラ。

車検の代車で年式は解らないが1.3F借りら車酔いするかと思うぐらい柔らかくてふわふわだった記憶がある
まあコレだけは個人差と言うか慣れもあるだろうし好みだろうな

そしてガタガタと硬い足回りなのかと思いきや足回りはトヨタ特有のふわふわとした足回りで、強風や道路のギャップを踏み越えた際には車の挙動が変わってしまうほど心もとない足回りだという意見もあります。

もともと柔らかい足回りが好まれていることからこういった作りなのかもしれませんが、他メーカーから乗り換えを考えている人は、絶対に確認しておいたほうが良い部分です。

ハイブリッドは改良はされているが、相変わらずのロードノイズ。
乗り心地はアクアとほぼ同じ。
軽量化と1.3エンジンの静粛性で、ガソリンエンジンの方はかなりいい。

ハイブリッドシステムはアクアと同型ですが、しっかり進化しているようです。

ただロードノイズや乗り心地はアクアとそれほど変わらずらしく、総合的に見ると1.3Lモデルが一番バランスが良くできているようですね。

価格

1.3U 4WD+LEDパケ見てきた
なかなかに高級感は醸し出してたと思うけど
装備の割に価格がなぁ、というのが正直なところ
これくらいの内容でグレードF(値段もF)でもよかったんじゃないだろうかって感じ

ヴィッツは車格や質感を考慮していくと、車両価格の設定が高いという意見が多く見られました。

マイナーチェンジを迎えるたびに一番問題視されていたインテリアの作りは改善されていきましたが、それでもワングレードずれているような感覚を持たれています。

さらには

いやいや、現行ヴィッツのインテリアは後期の今でこそ、
「まぁこの価格帯だからこんなもんか」といえるものだけど、
前期型とかあまりにも貧相だっただろ。

前期型の内装は本当に貧相で、目も当てられない状態でした。

後期型でかなり改善されたことによってこの価格帯でも納得できるという人が出てきていますが、前期型のまま続けていたのではヴィッツというブランドは完全に沈黙していたことでしょう。

ハイブリッドUに欲しい装備を積み上げたら見積価格が300万円近くになってしまいました。(値引きは別。)
この価格でこの内装は寂しいと思ったら踏切りが尽きません。

ただまだ増しになってきた感覚のある価格帯ですが、ハイブリッドモデルでナビや安全装備などある程度の装備をつけていくとやはり300万円ほどになってしまいます。

これではコンパクトカーではない普通車クラスの価格設定です。ヴィッツらしいお買い得感の有る価格設定ではありませんから、コストパフォーマンスを考える人にはおすすめできないでしょう。

ヴィッツは買いなのか?

総評

ポイント

デザイン

現行ヴィッツは先代までの可愛いというイメージを払拭し、かっこよく乗れるコンパクトカーとなりました。ただそのデザインは没個性的で、それまでのヴィッツユーザーが離れるだけでなくヴィッツならではの魅力も失ってしまっています。

ただ後期モデルでは海外モデルのヤリスと共通デザインとなったこともあり、スタイリッシュなデザインで盛り返してきました。

内装デザインは運転席周りに操作パネルが集中したゴツっとした雰囲気ですが、それ以外は特筆することもない平凡な内装です。それでありながらも配色や質感がプラスチックな質感で、安っぽい印象を作り上げています。

内装に関しては後期型になるにつれて質感は向上していますが、先代までのほうが良かったという声もあるほどです。ヴィッツから乗り換えを考えている人は、事前に確認しておいたほうが良いでしょう。

走行性能

エンジン性能は1.0Lでも十分こなせるという意見もありますが、振動やエンジンノイズなど乗り心地も考えると1.3Lモデルが本命と言えるようです。

それよりも上質でパワーの有る走りを望むのであればハイブリッドモデルを選ぶと言った選択具合で良いでしょう。

安全装備はレーザーレーダーと単眼カメラによる簡易版TSSで、基本的にトヨタのコンパクトカーにクラスに対応しているものです。

ACCなどがないことはもちろんですが、最近の緊急ブレーキの中では性能が低く、夜間の歩行者検知にも対応しないなどユーザー満足度はかなり低くなっています。警報がなるだけ良いという程度で考えておくと良いでしょう。

乗り心地はハンドリング性能や静粛性は非常に良くできています。ただ足回りのバランスが良くないのか舗装の悪いところでは地面の凹凸をよく拾うようですし、かといって高速では安定するわけでもなくふわふわで、不安定な走りだという意見もありました。

そして後部座席は狭かったりリクライニングしないなど、乗り心地に関してはいいとは言えないでしょう。

その他

燃費性能はガソリンモデルの燃費が意外と優れており、丁寧な走りをすることでカタログ数値を超える数値を出すなど十分な燃費性能です。

むしろハイブリッドモデルよりも優れた数値を出す場合もありますから、燃費性能目当てでハイブリッドモデルを購入するのはあまり得策ではなさそうです。

そしてコンパクトカーらしいヴィッツですが価格設定が意外に高く、見積もりである程度ものを付けていくとハイブリッドモデルでは300万円、ガソリンモデルでもそれなりの金額になるのであまりお買い得感は内容です。

コストパフォーマンスを気にする人にはおすすめしにくいですね。

買いかどうか

ここまで総評をしてきましたが、ヴィッツは買いなのでしょうか。ヴィッツは故障の少なさや燃費性能を重視する人にとってはおすすめです。

ポイント

ヴィッツはトヨタの長年使い込んできたエンジンやハイブリッドシステムを採用しており、その安定感は揺らぐことはありません。

そしてコンパクトカーとして走りの性能や走破性を求めるような車ではありませんから、安心感が有るということは十分な魅力だと言えるでしょう。

さらに世界的に燃費性能の優れるハイブリッドシステムを搭載していることもあり、燃費性能はコンパクトカーの中ではアクアに次ぐほどの性能です。故障が少なくて燃費が良い。これだけで価値のある車と言えるでしょう。

ただヴィッツはそろそろフルモデルチェンジが噂されているモデルです。最新型になれば当然走行性能や安全装備など他社にも負けない性能を出してくるでしょう。

そういった先進安全装備を重視するユーザーはもうしばらく様子を見たほうが良いかもしれません。

MEMO

そして逆におすすめできないのは乗り心地優先のユーザーや内装デザインの古さが受け入れられない人です。

評判でもあったとおりヴィッツの乗り心地はあまり優れているとは言い難いです。タイヤを変えたりサスペンションを変えるなどそれぞれで工夫することを前提であれば問題ないかもしれませんが、スタンダードな状態で乗るのであれば他の車をあたったほうが無難でしょう。

そしてもう一つがこのインテリアです。無難に収めたデザインでありながらも質感の低いパネルは乗り込んだユーザーを残念な気持ちにします。

できればアフターパーツなどで質感の向上を図れればよいですが、それならば別の質感の高い車を選んだほうが満足感は高そうです。

ですので車に質感や乗り心地を求めるユーザーにはおすすめできません。