スタイリッシュなボディと実用性が両立されたヴェゼル。
従来の軽快なi-DCDハイブリッドシステムやガソリンモデルだけでなく、なんとハイパワーな1.5Lターボエンジンまで追加されスポーツクロスオーバーへと変貌しました。
もちろんヴェゼルの優れたスタイリングとホンダ独自のセンタータンクレイタウトによって広い居住空間を両立する魅力はかわりません。
並外れた使い勝手や燃費と走りを両立したI-DCDハイブリッドシステム、さらには先進安全装備のホンダセンシングなど車としての性能も優れているなど、ヴェゼルはスタイルも使い勝手も両方気になる女性の強い味方です。
使い勝手の良いコンパクトSUVの地位を我が物にするヴェゼルですが、実際の評判はどうなのでしょうか。
ここではヴェゼルの良い評判や良くない話をまとめて検証していき、買うべきかどうかを検証していきます。
ヴェゼルの2ch(5ch)での良い評価
走りも燃費もスタイルも。すべてのわがままを叶えてくれるヴェゼル。掲示板などではどういった意見がかわされているのでしょうか。まずは良い点を見ていきましょう。
外観
ヴェゼルはこれぞ日本の大衆車って感じで街中に溢れててもいいデザイン
CHRのゴテゴテ感は魅力感じないよな
ヴェゼルの方がスマートでオシャレだよ
ヴェゼルといえばそのエクステリアデザインも非常に好評です。
SUVのボディにスポーツクーペのような尖ったデザインとフロントマスクにあるソリッドウイングが主張を見せる程度で、スマートなデザインでスタイリッシュに仕上がっています。
他社のコンパクトSUVを見渡してみると、ほとんどがこれでもかと言うほどの奇抜なデザインです。
まるでコンパクトなボディがコンプレックスで、わざと自分を大きく見せるためにしたのではないか、というようにも見えてきます。
その点ヴェゼルは良くも悪くも平均を大きく外すことなく、街なかをスマートに駆け抜けていく印象で、特別目を引くようなデザインではありませんが、さらっとしたおしゃれが感じられるのがヴェゼルの良いところですね。
新色の白が思いの外いい色合いで即決
逆にアメジストは想像していた紫よりブラウン感が強くて微妙でした
ヴェゼルは気がつけば発売期間も6年とロングライフの部類に入ってきており、その中で多くのボディカラーが入れ替わっています。
上記の通りホワイトはパープルなパールが特徴のホワイトオーキッドパールから純白のプラチナホワイトパールへと変更されています。
同じようなホワイトパールであってもパールの具合で印象は大きく違ってきますから、ヴェゼルに似合うと思う異ろを探すのも重要です。
内装
内装イイね、この車。
運転席に座ると落ち着く。
ナビの角度やインパネの質感、ハンドルの位置なんかがしっくりきた。
ヴェゼルはインテリアがコンパクトカーとは思えないほど上質です。ホンダといえば内装が古臭かったりプラスチック感が強いなど、あまり良いイメージがありませんがヴェゼルはかなりよくできています。
上級モデルのハイブリッドZはブラウンのシートやソフトパッドなどで質感は良いですし、その他にも本革シートなど内装オプションは豊富です。
デザインにちょっと古さはありますが色使いによってそれがうまく向上し、落ち着いた上質な空間を演出しています。
自分もHVRS納車待ちだが、シートの縦ラインは誰が何と言おうとカッコいいと思う。
RSやツーリングなどスポーツタイプのシートに採用されているのが縦のストライプです。
フロントパネルにはシートと同色のアルカンターラ素材のパネルが使われるなど、スポーティな雰囲気が好きな人にはたまらない演出です。
・マルチユーティリティードリンクホルダは動きがかっこいい
・フロントコンソールポケットへのアクセスはし難い
・ナビの角度は操作しやすく見やすい
・フロントシートの質感はいいが、ホールド性はそこそこ
・リアシートのリクライニングはないが、角度がよく疲れにくそう
・エアコンの効きも不満なし
ヴェゼルの良いところをこのように羅列していただいています。
特別尖った印象のない内装ですが、ナビの角度やシートの質感など、搭乗者の負担が少なくなるような工夫やかっこよく見える工夫などがなされていますので、満足度は非常に高いでしょう。
頭上空間は十分広いかと。デュアリスで頭がつっかえた自分でもヴェゼルは頭当たらなかった。
フィットよりは天井が近い気がしたけど、それはフィットが広すぎるだけだと思うw
車としてはフィット3をCセグメントに正常進化させた感じだね。良くも悪くも高級フィット。
個人的には狭くてセダンライクな運転席が気に入った。
居住性も格上の車と比べても頭上空間は十分な広さを確保されています。
実は他社のコンパクトSUVはそのデザインゆえ居住性が犠牲になっているのですが、ヴェゼルは前席どころか後席までしっかり使える設計です。
居住性を優先しているフィットやその他コンパクトカーには見劣りする部分もありますが、数あるコンパクトSUVの中ではピカイチの居住性をしています。
走行性能
出だしからかなりトルクフルだし、フィットとはもう全然違うよ
スルスル加速して行く
スポーツモードの加速は結構いいよ
信号でダッシュしたけど気持ちいいくらい速いよ
1.5LNAエンジンはCVTの恩恵もあり、出足からトルクフルで軽快に走ります。ヴェゼルといえばフィットのSUV版じゃないかと考える人もいますが、フィットよりもスルスル加速していくようです。
もちろんスポーツモードであればパワフルな走りが体感できるようですから、走行性能で不満はそんなにでなさそうですね。
なんだかんだDCTはすごい
特に登坂車線あるような上り坂の追い越しは加速が団地
CVTはエンジン唸ってジワジワ加速するけど、DCTはドッカン加速
ヴェゼルのハイブリッドシステムi-DCDは、1.5Lエンジン+モーターにデュアルクラッチトランスミッション(DCT)を組み合わせた、マニュアルミッション(MT)のようなダイレクトな走りが魅力です。
もともと軽快なエンジンにモーターの組み合わせでパワーは十分ですし、MTのように回転を上げながら加速していくので、スポーティなフィーリングが味わえます。
ヴェゼル欲しいんだけどHVでも燃費あんま変わらないからガソリン車でいいのかな?
音が静かとか50万高いとか違いはそのくらい?
>>22
装備以外の乗り味の違いがデカイから試乗で乗り比べて考えたらいいんじゃね
DCTのMT的でスポーティーなシフトフィールが楽しく感じてメリットと思うのか
そんなのよりCVTの滑らかなフィールのほうがメリットと思うかは人によって違うし
そもそもミッションの方式なんて興味なくて装備も納得なら
ガソリンが無難でいいんじゃないかね価格的にも
カタログ燃費や実燃費を見ていくとガソリンモデルもハイブリッドモデルも、数値にそれほど大きな差が見られません。ですのでハイブリッドといえば燃費性能という考えで安直に選ぶと公開することになるでしょう。
これらの大きな違いといえばエンジンの総出力やミッションの方式です。スポーティさを求めるならハイブリッドですし、実用性やコストパフォマンスを求めるのであればガソリンモデルが良いでしょう。
親戚がハイブリFF乗ってて、今日自分が代車でハイブリAWDを借りたんだが、後輪の駆動って、滑った時に作動sるの?
それとも路面を考えて常時作動してるの?
何となく発進が違った気がして、スムーズだったけど、気のせいかな
ヴェゼルのAWDの仕組みを教えてください
>>95
発進や上り坂みたいな負荷の掛かる道では4輪駆動、下り坂や平坦なんかの負荷の無いときは前輪のみ
雪道とかで前輪の空転が検知されると後輪のトラクションをコントロール、みたいにホームページには書いてあるね
雪国で運転してる感想だけども、凍結路面とかだと結構4輪駆動状態が続いて燃費は伸び悩む感じだけど安心感はあるかな?
ヴェゼルはホンダの最新式4WDシステムのリアルタイム4WDが採用されています。各種センサーと油圧によって制御するシステムです。
雪道のような足場の悪い道ではスタンバイ式のように、前輪のスリップを検知して後輪へ駆動をかけますし、その他にも走行中の大きなカーブなどでは、走行姿勢の安定やドライバーが狙ったラインを描けるように補助するなど、走行性能の向上にも一役買ってくれます。
いや全然大丈夫だよ脱出時のスタックくらいなら
というか地上高とタイヤではクロカンに勝てないけど
この車のAWDはかなり侮れないね
この車でダメな場所はランクルでも行かないほうがいいレベル
この冬の豪雪時には驚いたよ
ヴェゼルに採用されている生活4WDだからといって侮ってはいけません。かなりの豪雪でほとんどの車が動けない状況であっても、しっかり走行できるようです。
さすがに本場のクロカンSUVには敵いませんが、雪のひどいような地域であっても安心して迎え入れることができるでしょう。
安全性能
ヴェゼルのホンダセンシングのLKAS(車線維持支援システム)の出来が非常に良い
。
各社車線中央維持システム比較
ヴェゼル(LKAS)・・・車線中央を維持して、なおかつハンドリング制御が滑らか。
ヴェゼル・・・先行車が減速し左折した場合、それに反応して自車が減速しすぎる(
再加速が遅い)ので使いづらい。
>>193
スバルとトヨタはわからんが確かに、ちょっと再加速の反応は遅い気はするね。そんな時はもう自分でアクセル踏んでるw
あと、ACC時のブレーキと再加速がけっこう豪快w
一般道だと信号で停止したりで、再設定が逆にめんどくさいし
バイパスとか高速でしかあまり使わないからいいけど
ヴェゼルにはホンダの先進安全装備のホンダセンシングが採用されてます。単眼カメラとミリ波レーダーで周囲をセンシングするシステムで歩行者の検知もバッチリです。
そしてそのシステムを利用したアダプティブクルーズコントロール(ACC)やレーンキープアシスト(LKA)もしっかり採用されています。
中でもLKAの動作は優秀なようで、車線の維持具合や動きの滑らかさなど非常に好評です。しかしACCの動作はまだまだ改善の余地があるようで、車間距離を保つブレーキが結構強かったり再加速の動作が豪快だったりと使いづらいという意見もあります。
ハンドルキープはかなりの完成度のようですから、このあたりはこれからの制御の進化に期待ですね。
乗り心地
乗り心地改善は期待してなかった人間だが
試乗車のZはマイチェン前だったんだけど
それとマイチェン後Zを比べると若干良くなってるってレベル
ヴェゼルはマイナーチェンジでハイブリッドシステムの加速やブレーキのチューニングを施し、その他にも制振剤などで車内の静粛性の向上なども行っています。
実際に乗り比べた人も若干ですが感じることができるほどですから、乗り心地はよりよく改善されているようです。
前期型の乗り心地に満足できずに購入を見送った人は一度試乗車などで確認してみてはいかがでしょうか。
タイヤハウスの内側が忘恩の布張りになっていたのが驚き。
なんか汚すのが悪い感じがして、オフロードには・・・。
ってか雪道とか塊が付かないか心配。
ヴェゼルはこの価格帯のコンパクトSUVにしては、ホイールハウスにフェルトを施工するなどしっかりとした防音対策がなされています。
ただこちらの方が言うとおりで、汚してしまったり雪の塊が残ったりしそうで、どうしようもないことですが不安ですね。
フィットに比べて重厚感あり悪く言えば重さを感じる
ただし、フィットやプリウスなどで感じた出だしトロさは無かった。
ブレーキホールドは信号立て続けで止まるシーンあったり、渋滞とかに便利だね
あれは効果ある。
停止するたびに車が勝手にブレーキを踏んで停止状態を維持し
アクセル踏んで走り出すたびに車が勝手にブレーキを解除してくれる機能だから
どんな場面でも停止中にブレーキを人間様が踏まなくてならない煩わしさを開放してくれる機能ですわ
だから別につけっぱで問題ないのよ
そして停車したらブレーキペダルから足を離しても停車状態を維持してくれる、ブレーキホールド機能までヴェゼルには採用されています。
長時間の運転や渋滞にハマったりすると、ブレーキペダルの操作や維持も疲労に繋がります。
燃費
町乗りメインでストップ&ゴーが激しいならガソリンでも良いと思う。
俺のHVX-ADWはまぁ信号少ない田舎だからだけど22キロ位は出るからガソリンと差はそこそこあるけどそれこそ条件が人それぞれ異なるから参考にはならないかもねー、やっぱ試乗が一番!
こちらの方はハイブリッドユーザーで、信号の少ない田舎道で22km/lほどの燃費数値が出ています。
ストップアンドゴーが多いとガソリンモデルでも良いと思うという意図はわかりませんが、信号の多い町中を走る場合はDCT耐久性のこともありますから、ガソリンモデルのほうが良いかもしれませんね。
HVZFFで高速をセンシング試しで流してきたけど、ACC最高速(115km)設定での燃費は18.5km/l程度だったよ。
下町に降りたら19.0km/lに変化した。
今回ので遠出時の燃費目安は18.5km/lに決まりましたー
なんとACCの最高速度設定で走っていても18.5km/lという数値が出ていたそうです。これだけの速度で20km/lちかい数値なのはなかなか優秀です。
そのまま街なかで走ると19km/lということですから、いくら流れが良くハイブリッドで燃費が良いからと言ってスピードの出しすぎはよくないことが確認できますね。
ちなみに115km/hはメーター誤差を考慮すると実測で100km/h程となります。
ヴェゼルの2ch(5ch)での悪い評価
最新安全装備や新型ターボエンジンが追加されるなど、期待されているヴェゼル。良いことばかりのようですが、悪い評判もあるのでしょうか。次に良くない評判を見ていきます。
外観
今回からフロントがハイブリガソリンで統一されたの何でだろ
ガソリンの黒好きだったのにな
以前のヴェゼルのフロントグリルはガソリンモデルとハイブリッドモデルで違っていました。
ガソリンモデルはピアノブラックの質感で引き締まった印象で、ハイブリッドモデルはダーククロムメッキのグリルで引き締めつつも高級感を感じさせるグリルです。
これがマイナーチェンジでハイブリッドのダーククロムメッキのグリルに統一されました。なかなかに気づきにくいポイントですが、シンプルなブラックグリルが好きだったというユーザーも多く、残念だという意見がよく上がっていました。
全体のフォルムは悪くないのに、無意味なサイドのラインがすべてをぶち壊してる
ように見える。もっとシンプルでもいいじゃないか!
ヴェゼルだけでなく、フィットやシャトルなどホンダのコンパクトクラスにはボディサイドにキャラクターラインが描かれています。
これがクーペのような豊満な印象を演出しているのですが、やはりわざとらしく感じる人もいるのです。
せっかくシンプルなデザインなのですから、こういったことはしなくても良いのではないかという意見もあります。
造りが安っぽすぎる。鉄板がペラペラ。ドア閉めるとパコン。
最近の車は総じてボディの軽量化のために鉄板がかなり薄めに作られていますが、そうした事もあってヴェゼルの外版の薄さを指摘する声もあります。
ルーフなどは指の力で押しただけでも凹んでしまいそうなほどだそうで、質感の低さが作りの安っぽさを感じさせるようです。
これだけ薄以外版で作れるというのは技術の進化とも言えますが、質感を求める人にとっては良い印象ではありません。
実車見たがぱっと見は悪くなかったがヘッドライト周りの処理に強烈な違和感
ボンネットとライトの隙間に取って付けた感じの黒のプラスチック??
ボンネットを形状変更で対応できなかったのか
ヴェゼルのボンネットとグリルとの間には僅かな隙間があります。
これはどうやら空気を取り入れる通気口のようで、ここを埋めることができるであろう社外エアロパーツを装着しているヴェゼルであっても再現されています。
エンジンを守るための重要な隙間なようですから、ここは納得するしかないようです。
内装
今までのRSは、フロントシートが本革とウルトラスエード
リアがプライムスムースっていう合成レザーとウルトラスエード
今回はフロント・リアともプライムスムースとウルトラスエード
言っとくが本革と偽革は全く質感が違うぞ
>>81
劣化すると表皮がはがれて非常にみすぼらしくなるんだよね。合成レザーって。
コストカットされて残念だ。
見た目ではそれほどわかりませんが、シートの本革部分が合皮に変更されているようです。見る人が見ればわかりますし、コストカットと言われても仕方ありませんね。
もちろんヴェゼル以外にも人が直接触れる部分以外は合皮になっている車種は多いですから、これは合理的な変更といえるかもしれません。
走行性能
6~8年乗るのならガソリンの方が無難
逆に5年以内に乗り換えるならHVでもいいんじゃないかな
改良が進んでいるとはいえ、HV(idcd)は地雷満載だから
長年乗ることを考えるとガソリンモデルのほうが安心だという意見があります。
やはりi-DCDといえば走行不能に陥ってしまうあの大掛かりなリコールがかかったということもあり、ユーザーからの信用はかなり低いです。これに関しては今後時間をかけて回復していくしかありません。
安全性能
Hondaセンシングが改善されるのを期待してマイチェンを去年11月から待っていた。
が、渋滞追従機能無し、LKAS作動が65kmから。非常に残念です。
ホンダセンシング何にも変わってないんだな
噂であった後方誤発進とかオートライトも無し
これでよく価格アップしたな
ホンダセンシングの性能向上を期待していたユーザーからはマイナーチェンジで変更がなかったことに落胆の声が上がっています。
ACCやLKAの性能向上がなかったことはもちろんのこと、後方への踏み間違い防止アシストなどがつかなかった上に、価格が上昇していることはたしかに残念です。ユーザーはしっかり見ていますよ。
NEWヴェゼルのホンダセンシング
ACC………30km/h以上で作動する www
LKAS………65km/h以上で作動する www
プロパイロットより遥かに劣ってるww
ホンダセンシングのACCとLKAは他社と比べて劣っているという意見もあります。
自動追従運転やハンドル操作をするとなると、車が全てをやってくれるというイメージが浸透していますからどうしても優劣がついてしまいますね。
ただこれに関してはメーカーも自動運転ではなく、運転補助システムとして発表しています。日産のプロパイロットはレベル1自動運転の単一車線自動運転システムということもあり、全く捉え方が違いますのでしょうがないことです。
ホンダセンシングのLKAS(自動ハンドル)が残念に変わっていた。
2016MODELのLKASは滑らかで完璧だったのだが、2018MODELは何か制御が
神経質な感じでハンドルが常に細かく動いて違和感有り。残念。
なんとLKAの滑らかさがなくなり、違和感が出るようになったという意見もあります。常にハンドルが細かく動くような動作をしており、使いにくいようです。
カメラのサプライヤーが変わったという噂もありますから、そういったことも関係しているのかもしれませんね。
乗り心地
・17インチだったせいかロードノイズは多少ある、エアコン等もかけていなかったのでそれほど気になるレベルではない
・Sモード時唸りをあげた、普段聞かない音なので気になったがそれほど大きな音ではない(回転数上げたらどの程度唸るのかは分らん)
・加速は市街地なので確認できなかったが、逆に市街地で困るような加速ではないという感じか
・DCTはほとんど分らん、無段変速に近い(パドルシフトを使えば差が出るのかも)
乗り心地に関してはそれほど大きな不満はあがっていませんでした。ただSモードにしたときに普段の運転では聞き慣れないエンジンの唸りが多少気になるという程度のようです。
ただそれほど大きな音量ではないようですから、これが問題のある音でなければ気にならなそうですね。
DCTってシフトアップでワンクション遅いというか、粘り気あるというか気持ちよく音が切れてくれないのね。
個人的にはリアが少し柔らかく感じたのと、DCTが慣れるまで気持ち悪いと思った。
ハイブリッドモデルの特徴であるDCT。シフトアップはスッキリ切り替わるのではなく少し遅めで、なれるまではちょっと気持ち悪いという意見もあります。
ハイブリッドシステムにDCTを組み合わせた国産車では類を見ないパワートレインですから、乗りこなすまでにはなれが必要なようですね。
価格
X・Honda SENSING 2,165,000円
RS・Honda SENSING 2,475,000円
ガソリンRSクソ高いな。Xと価格差310,000円ってなんだよ。
もうちょい足すとシビックセダン買えるし。
ヴェゼルには基準車のXとスポーツタイプのRSがありますが、この価格差がなんと30万円以上出ています。
シートやインパネと言った内装の違いやホイール・足回りの変更など、違いを上げていけばいろいろと理由はあるかもしれませんが、この価格差はでかいですね。これならば普通にハイブリッドモデルに手が出る価格です。
ヴェゼル乗りたいけどNAの131馬力じゃあなぁって思ってたらターボ出るの聞いて興味津々だったけど車体で290万ってなに……
ジェイドRSより高いって思ってたらシビックハッチバックよりも高いじゃないかなんなんだこの値付け
そして2019年初頭に追加された1.5Lターボエンジンを搭載したツーリング。
ホンダご自慢のターボエンジンということもあり走行性能の高さが非常に期待できるモデルですが、価格がなんと290万円と同じエンジンを搭載したシビックハッチバックを凌ぐ価格設定です。
走行性能を高めた特別なグレードということは伝わってきますが、車格感がよくわからなくなります。
さらにCVT設定しかありませんから、一般的なユーザーであれば普通にシビックハッチバックを買ってしまうのではないでしょうか。
ヴェゼルは買いなのか?
総評
デザイン
ヴェゼルはホンダらしく居住性の高さを感じさせるちょっとズングリしたスタイルをしています。
しかしそこにクーペライクなスタイリッシュさを取り入れ、お得意のソリッドウイングマスクでエッジーに見せることでスタイリッシュSUVとなっています。
他メーカーのような奇抜さを売りにしたものとは違いって馴染みやすい外観ですから、派手すぎる車が苦手な人にも受け入れられるでしょう。
車内は人が乗るのに十分な広さが確保されており、コンパクトSUVの中では抜群です。落ち着いた造形のインテリアはドライバーにしっかり配慮された配置で運転しやすく、RSやハイブリッドZなど、それぞれのキャラクターに合わせたテイストと素材で表現されており、運転する楽しみを演出しています。
ただ前期モデルと比べるとRSのシートは全てが合皮を扱うようになっており、本皮のテイストが好きだったユーザーからは残念な声が上がっています。
走行性能
エンジン性能は実用性の高いガソリンモデルとスポーティなテイストのハイブリッドモデルというふうになっています。
NAエンジンでもCVTのおかげで軽快な走りができますし、ハイブリッドはDCTのダイレクトな走りとパワーでスポーティに楽しめるでしょう。
ただハイブリッドモデルの信頼性は低く、長く乗ることを前提とするのであればガソリンモデルのほうが良いようです。
そしてSUVらしく4WD性能は非常に強いです。豪雪地帯でも安心して運転できますし、普段乗りでも4WD制御がしっかり介入し、走行の安定に努めてくれます。
ヴェゼルの安全装備は単眼カメラとミリ波レーダーによって作動しており、前を走る車や歩行者に対して有効に作用します。
もちろんACCやLKAも採用されているため運転での疲労は軽減されます。ただACC制御は若干粗削りで、LKAも若干制御が荒くなっているようですから、これを目当てで購入する方は納得できるかどうか確認しておきましょう。
乗り心地は抜群に良いという意見もなければ悪いという意見もありません。それでも静粛性向上のためにホイールハウスにフェルト処理がされていたりとしっかりと対策はされていますので安心ですね。
その他にもブレーキホールドなどもついていますから、長距離ドライブでペダルを踏みっぱなしにしなくてはならないという場面も減り、ACCなどと含めて疲労の軽減に繋がりそうです。
その他
ヴェゼルで気になるのは最近追加されたばかりのツーリングです。ターボエンジンを搭載し、ガソリンモデルでは馬力が物足りなかった人にとってはとても頼もしい存在でしょう。
ただ車格が上のシビックをも捉えるほどの価格で、正直狙いにくいモデルです。とはいえ走りの良いスポーティなコンパクトSUVは現在このヴェゼルだけですから、そのニッチな需要を求める人にはぴったりかもしれませんね。
買いかどうか
ここまで総評をしてきましたが、ヴェゼルは買いなのでしょうか。
ヴェゼルは流行りのコンパクトSUVがほしいけど奇抜すぎる外観が嫌という人や、スタイルも居住性もどちらも譲れないという人にはぴったりな車です。
まず奇抜さで目を引くということは少なく周囲にしっかり馴染むほどで、デザインは他メーカーに比べるとちょっと地味です。
でも実際にはとてもスタイリッシュですしスポーティな一面もあり、人気は高く、人気SUVで長年No.1であったことからも市場での評価の高さはお墨付きです。
それでいて車内空間はあのフィットをベースにしているだけあって、十分な広さを確保しています。車内高から足元の空間まで、全席でほとんど不満は出ないでしょう。
もちろんラゲッジスペースもバッチリです。安全装備も他メーカーに負けない優秀さです。
逆におすすめできないのはコンパクトSUV特有の奇抜さを求める人や燃費重視の人です。これだけ何でもこなすことのできるヴェゼルの唯一の弱点はそのスタイルです。
C-HRの刺々しいデザインやジュークの地球外生命体のようなデザイン、そしてCX-3のプレミアムカーのようなスタイリッシュさ。他メーカーは居住性を犠牲にしてまでスタイルに拘っています。
その点ヴェゼルは街なかに溶け込むほど自然なデザインです。他メーカーのコンパクトSUVには、どう頑張ってもインパクトで負けてしまいます。
そして走行性能において優秀なヴェゼルのハイブリッドシステムも、燃費性能ではやはりトヨタのハイブリッドシステムには敵いません。
CX-3のクリーンディーゼルモデルと同程度でしょう。ですので、デザインや燃費最優先のユーザーにはおすすめできません。