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リーフの値引き平均相場(目標額)と限界額【2019】体験レポート口コミ情報まとめ!

電気だけで走ることができる国産自動車といえば日産リーフ。

初代モデルの発売から9年目となり、電気自動車の地位もずいぶん定着してきました。

そのリニアな加速感や回生ブレーキを使ったワンペダルドライブなど、独特の操作性で運転してもとても楽しい車です。

さらに燃料を使わないので、そのランニングコストも目を見張る者があります。

そんな電気自動車らしい魅力が詰まったリーフですが、やはり購入するとなるとできるだけ安く購入したいものです。

ここではリーフの平均値引き額や最大値引き額、そして価格交渉のポイントまで解説していきます。

リーフの値引き額の平均相場

リーフ フロント

リーフはCセグメントのハッチバックタイプの車です。国産の電気自動車という枠にはほぼライバルがおらず、テスラなど海外の電気自動車は価格が違いすぎるので、直接的なライバルになる車はいません。ここがリーフの値引き交渉において厳しい部分です。

そんな独自の魅力を持つリーフは販売面ではどうなのでしょうか。値引き額は一体どのくらいが平均となっているのでしょうか。ここではリーフの平均値引き額を見ていきます。

本体値引きは20万円

値引き額は現在平均的に20万円前後となっています。車両価格の割合から言うと約5%程度の金額です。

リーフにはエコカー補助金が適用されます。エコカー補助金は車両価格から値引きをした分、補助額が減るため、基本的に値引きはできないと言われるでしょう。

しかし補助金は基準額に対して何割となっていますので、値引きは可能な場合もあるのです。もちろん基準額を超える値引きをすればその分補助金が減るのは変わりませんので、注意が必要です。

つまり車両価格の5%以上の金額が値引きされていれば、十分な値引き額であると言えます。

オプション値引きは交渉次第

さてあなたはリーフを購入しようとディーラーにいきました。そこで営業マンと話しながら見積もりをもらうと”リーフは補助金の関係で値引きができないんです。代わりにオプションから10万円サービスさせていただきました。補助金と合わせれば50万円もオトクですよ”と言われました。

本来値引きがなされない車で、代わりにオプションから値引きしてくれるなんてなんていい人だろう。この条件で契約します。というのも良いですが、狙いが大幅値引きであるならここで決めてはいけません。

注意

リーフは車両値引きの代わりとしてディーラーオプションから、この金額までは値引きとしてサービスしても良いというふうな販売が行われているところが多いです。

とはいってもサービス額が一定であればオプションの金額が大きければ大きいほど損する場合もありますので、値引率にも注意が必要です。

交渉の際には冷静に、次に上げる車両値引きとオプション値引きの平均額を参考にして、後々値引きが思ったより少なかったなどと後悔することのないように注意が必要です。

値引きの平均金額

車両本体、オプションそれぞれの平均相場が出ました。

では見積書からどれくらい値引きがでていれば平均的なのでしょうか。グレードやオプションを使って一例を上げて紹介します。

価格値引き額
リーフ G399万円20万円
オプション30万円3~6万円
値引き計23~26万円

この条件であれば、合計23万円から26万円ほどの値引きが出れば平均的な値引きと言えるでしょう。

リーフはディーラーによっては頑なに本体値引きを拒んでくる場合があります。そういった場合は目安として、車両値引きプラスオプションの金額の1割から2割ほどの総額を、ディーラーオプションからサービスしてもらいましょう。

リーフは補助金の関係で値引きはできないと言われて販売されていますが、先程ちらっと話した通り補助金を申請する際の基準額から値引きをなされていると、その分補助金が減らされるのです。

そのためプロパイロットなどのオプションが付いている場合はその分であれば、値引きしても問題ないのですが、それを知らない営業マンもいます。ですので店舗にて補助金の申請も代行して貰う場合はそのあたりも含めて注意しましょう。

値引き額の月変動

2017年10月に登場したリーフですが、値引きはやはり渋めです。

ではこれまでにどのような値引きが出ていたのでしょうか。ここでリーフの値引き額の変動を見ていきます。はたして現在はお買い得なのでしょうか。

販売時期値引き額
2017年10月から5~15万円
2018年5月から15~20万円

リーフの値引き額の変動はこの様になっています。モーターだけで走る純粋な電気自動車であるリーフは、新型の評判が良いことや補助金の関係もあり値引きのガードは硬いです。

発売した当初は値引き額もオプションから5万円程度と非常に強気でしたが、決算を迎えるころには15万円まで値引き幅も広がっています。さらに補助金がでなかった場合はその分還元することで対応していることから、値引き額は安定しません。

航続距離の増えたe+が登場する頃には値引き幅は広がっていき、最大で23万円まで広がっています。現在ではその流れのまま来ており、値引きは20万円前後となっています。

値引き額が23万円から26万円になる理由

現在リーフの平均値引き額は23万円から26万円となっています。

車両金額からみて渋めの平均値引きとなっていますが、こういった平均の値引き額がでるのはどういった要因があるのでしょうか。値引き額の要因を解説していきます。

リセールバリューが低い

リーフは国産唯一の電気自動車という立ち位置ですが、電気自動車自体はまだまだインフラや航続距離などの問題から、時期早々とも言われています。

そのため安心して乗るには不安であったり、乗る人を選ぶ傾向がありますのでリセールバリューが低いのが現状です。そのためリセールの悪さをカバーするためにもある程度値引きを見込まなければ売れないという部分があります。

日産は電気自動車メーカーのリーダーシップを握ろうとしていますので、なんとしてでも販売台数を増やさなくてはなりません。そこでリーフの不利な点をカバーするためにも値引き幅を広げているのです。

直接的なライバルがいない

リセールバリューが低く人気がそれほど伸びないとは言いつつも、リーフのような純粋な電気自動車はほぼいないので、対抗する直接的なライバルがいません。それがリーフが強気の値段で勝負できる理由の一つです。

海外市場を見れば同じサイズの車はいますが価格差があまりにも大きく、納期も1年かかるなど競合させにくいのです。

電気自動車を買うならリーフしか無いという現状が、値引きがそれほど大きくならない要因の一つとなっています。

補助金効果

リーフの値引きが渋い要因で一番大きいのは、この補助金による影響が大きいです。

ポイント

CEV補助金は値引きを行えばその分補助金は減らされるという仕組みになっているので、強制的に値引きは行わないような仕組みを作り上げています。

ですので充電設備の設置やオプションのサービスなど、車両価格に変更が出ない程度に値引きが大きくなっています。

リーフは車両本体価格から値引きをすると補助金が減りますが、オプションから値引きを起こせば補助金には影響がありません。

そのあたりをしっかり知識として持っている営業マンを選ぶか、こちらも知識で武装していかなければ、車両値引きの交渉がうまくいかないでしょう。

ですのでしっかり知識を入れて交渉しなければ、営業マンのもっている値引きだけで、うまく言いくるめられてしまいます。平均額以上を引き出すためにもしっかりと交渉材料をそろえて交渉する必要があるのです。

リーフの値引き額の最大・限界額

リーフの現在の平均値引き額と、値引きが渋い理由を解説しました。

しかしそんなリーフの現状を打開して、大幅値引きを獲得している人はいます。ここではリーフの難しい値引き交渉から、大幅値引きを得た人の金額をご紹介していきます。一体どのような数値が出てくるのでしょうか。

リーフの最大値引きは46万円

現在リーフの最大値引きは、46万円です。値引きが渋いと言われながらも、うまく交渉することでここまで値引きが引き出せます。おそらくこれはかなり良い条件が重なった値引き額といえます。

現行モデルにおいて、比較的値引きが大きな人は30万円の値引きを獲得している人が多いです。

最大値引きが出た理由

リーフの値引きで46万円もの値引き額を得るからにはやはりそれなりの理由があります。その理由を解説します。

ライバル車としっかり競合させた

国内にはリーフサイズの電気自動車はいないため、直接的なライバルはいないというお話はしました。

しかし似た分野で魅力ある車はたくさんいます。リーフと競合させるにちょうどよい車を選定し、ライバルのグレードや仕様を近づけて値引き額を競わせることが、大幅値引きを引き出す要因です。

このときしっかりポイントを詰めて競合させたかどうかで成果は変わります。ライバルには海外製の電気自動車のほかにプラグインハイブリッドモデルやディーゼルモデル多くのモデルが存在しますので、何車種かをピックアップしてこの中から一番条件の良いものを、という風に競わせると良いでしょう。

リーフ同士で競合させた

値引きを広げるためにはリーフ同士の競合させるのも有効です。

日産には〇〇日産や日産プリンス〇〇のような、系列の違う日産が存在します。そこでリーフ同士で値段競合をさせられるのも大幅値引きを狙える要因の一つです。

同じ日産でも利益を大事に売る方針もあれば、とにかく台数を出してメーカー施策を狙おうという方針までさまざまです。ここで値引きの大きな店を選べば値引きも大きくなります。

他チャンネルの日産で競合させた、もしくは値引きの大きな店舗を選んだというのが一つの大きな要因と言えます。

在庫処分のタイミング

リーフは容量の増加したe+というグレードが追加された際に、若干仕様変更が行われています。その仕様変更前の在庫を処分価格で購入しているということもありました。

補助金の関係やバッテリーの耐久性など、在庫車を残しておいてもあまり良いことはないので、できるだけ早い段階でさばいてしまいたいという思惑が見て取れます。しっかり情報を収集し、在庫処分のタイミングなどを狙うのも良いでしょう。

最大の値引きが出やすいタイミング

ディーラーが値引きしやすい時期に購入したというのも重要です。

主に9月の半期決算や3月の決算月という時期は、ディーラーはメーカーとの契約を達成するために必死に攻勢をかけますし、もちろん決算なので売上も大きく必要なのでできるだけ車を販売したいのです。

その他にもメーカーから決算期などに合わせた施策や販売台数達成に対する施策もありますので、多少値引きが多くなったとしても施策を獲得した方が得なので好条件は出やすいです。

そのため決算期になると、通常では出せないような好条件な値引きが提示される場合もあります。

補助金切れのタイミング

リーフには電気自動車を普及させるために国からの補助金がでています。

しかしこれは予算が決まっており、それが終了した時点で補助金はなくなります。日産ディーラーもそのタイミングによってはリーフの販売価格の差が大きくなるので、翌年まで買い控えられてしまいます。

それでは日産も困りますので、補助金分をメーカーやディーラーが負担して販売していることもあるのです。このときは保有期限なども関係なくなりますので、非常に好条件ですね。

まとめますと、リーフの値引き額が最大となった要因は、他メーカーの車やリーフ同士での競合で値引きを広げたこと、そして決算期のタイミングや補助金切れのタイミングが上手くハマったことが、最大の値引きとなった理由だといえます。

リーフの値引きのレポート・体験・口コミ

補助金の政策もあり、なかなか大幅値引きが狙いにくいリーフ。

なんとかして大幅値引きを獲得したいところですが、実際にリーフを購入したユーザーは、どうやって交渉していくら値引きを獲得したのでしょうか。ここではツイッター上からその実態を紹介していきます。

リーフは電気自動車普及のために国から補助金が出ます。現在はモデルによって最大40万円、さらに東京では追加予算もあり最大で70万円まで出ます。

地域によって補助金の制度や補助額が違いますので、ご自身のお住いの地域はどうか事前に調べておきましょう。

なんと特別値引きで50万円もの値引きが広告で提示されています。仕様変更前と書かれていますので在庫処分の大特価ワンプライスだと思われます。

値引き分をオプションなどで補うことができなければ、おそらく補助金は出てこないと思われますので注意が必要ですね。

こちらの方もなんと46万円の値引きを獲得しています。昔なじみの営業さんということで、非常にすごい値引きをだしてきましたね。日産全体でリーフを出したいというのがわかります。

リーフ自体は在庫処分のものではなさそうですが、46万円もの値引きを起こして補助金を満額受け取るからには、本体値引きが起こらないまでにオプションなどが必要です。

リーフの値引き目標金額

電卓

値引きがなかなかできない印象のリーフですが、ツイッター上では予想外の大幅値引きが行われているようです。

ただ実際の交渉の際にも都合よく進んでくれればよいですが、そう簡単に行くとは限らないのが交渉です。値引きを頂いて購入するために、まずは目標値引き額を持ちましょう。

目標がなければ営業マンが値引きを提示してきても、それが好条件なのかどうか判断できませんね。リーフはいくらを目標に値引き金額に設定すればよいのでしょうか。

値引き目標額は本体で23万円、オプションで2割

リーフの目標値引きは、現在の相場では本体価格から23万円です。そしてフロアマットやバイザー、ナビなどといったディーラーオプションからの値引きは1割引きは当然のこと、2割引きまで引き出せれば十分です。

リーフは新車効果も大分薄れ、EVの先頭に立ちたいと策を練る日産としては販売台数を増やすために、以前に比べ比較的値引きが出やすい状況になってきています。ディーラーオプションも含め、大幅値引きを狙って他社競合などで値引きをどんどん上乗せしましょう。

交渉の際にはしっかり目標値引きを把握して、営業マンの説得をうまく覆して最大の値引きを引き出しましょう。あとは購入の時期をしっかり配慮することで、プラスαの値引きを追加したいところです。

リーフの目標値引き額まとめ

今までの情報をまとめると、リーフの値引き目標金額はこのようになります。

本体値引き23万円
オプション値引きオプションから2割
時期的なもの最大5万円
合計額29~34万円

リーフの値引き交渉ではこの条件を引き出すことを目標として行きましょう。この条件であれば現在の値引き額のほぼ限界値です。ついでにここに充電設備の設置費用が乗ってくれば最高ですね。

時期的なものは、決算など時期によってメーカーが出してくる施策で変わってくるので、この程度までくる場合もあればもう少し低い場合もあります。

リーフの値引き交渉のポイント

ポイント

さてリーフの最大値引きを狙うポイントや獲得すべき目標金額が見えてきましたので、あとはこの目標値引きを手にするための交渉です。

ただ交渉条件が揃っているからと言って値引きされて当然と、頭ごなしに値引きばかりを要求してしまってはいけません。

営業マンだって厄介な人には売りたくないので、後々のフォローが大変そうなお客さんには値引きを全く緩めない場合もあります。交渉の際には節度のある態度が必要です。

ではどのように交渉していくのがよいのでしょうか。リーフの値引き目標金額を獲得する方法を考察していきます。

値引きがしやすい時期を狙う

値引きを狙うからにはディーラーやメーカーが車の販売に躍起になっている時期を狙いましょう。

このタイミングであれば値引き額は大きくなりやすいので、不慮の事故などで突然車が必要になったという状況ではない限り、ここははずせません。

まずタイミングの1つ目がモデルチェンジです。リーフも仕様変更直前は値引き幅が大きくなっていました。さらには在庫処分の大幅値引きが出ている例がありましたので、ディーラーに出向いてそういった情報がないか聞いてみるのも良いでしょう。

次はディーラーが値引きしやすい時期になります。1から3月の決算時期や8から9月の半期決算、そして7月のボーナス商戦の時期というのは、メーカー施策もあり、値引きが起こしやすい条件が揃っています。

そして決算期の3月や半期決算の9月の間に売上が決まるナンバー登録を間に合わせたいので、決算にあわせるとなれば、リーフの納期からすると遅くとも登録タイミングの1月から2月前までに、ディーラーに出向いて契約をするのがよいです。

リーフにはこの車で競合をしよう

リーフから値引きを獲得するためには有効的な他社競合をさせましょう。リーフは電気自動車という唯一無二の存在なので直接のライバルはいませんが、競合に有効な車はたくさんあります。

ポイント

ここはプリウスPHVが対抗馬として一番有効です。価格帯もにていますし、電気で走ることができるという同じタイプを持つ車ですので、比較するにもちょうどよく、競合させやすいです。

プリウスPHVのほうが販売台数も人気も高いので、なんとかリーフに振り向いてもらうためにも好条件が出されるでしょう。

自分はリーフが良いんだけど、奥さんがプリウスPHVのほうがなんとなく安心で良いと言って聞かないので、説得するために頑張ってくれないか、ということであれば営業マンも頑張って値引きしてくれるでしょう。

競合で真剣に悩んでいることを訴え、営業マンが勝負を仕掛けやすい状況を作ってあげてください。

リーフ同士で競合させる

他社競合での競合である程度値引きが引き出せたら、次はリーフ同士で競合させましょう。

リーフを販売する日産ディーラーには〇〇日産と日産プリンス〇〇があり、両方のチャンネルから販売されています。

もしかするとたまたま最初に行った店舗が、値引きに対して消極的なディーラーだっただけで、別系列の店へ行くと値引きが急に大きく出てきたということもあります。ですのでこちらもしっかり比較していきたいところです。

大幅値引きを狙うには3月

やはり大幅値引きとなると決算月の中でもディーラーが特に追い込まれる3月が強力です。3月は1年を締めくくる決算最終月なので、契約が達成できるかどうかなど数字にかなりシビアになります。

さらにこの頃になると売れ筋の車種は新規発注はまず間に合わなくなるので登録がほとんど間に合いません。

そんなときにご自身の欲しい車が在庫などでたまたま3月登録ができる車であれば、会社が思い切ったGOサインで値引きを頑張ってくれる場合があります。

ただこれは奇跡の値引きというだけあって、通常ではこのタイミングは車はもう間に合わないというのが普通ですので、参考程度に捉えてください。