日産 デイズは軽自動車のハッチバックカーで、トールワゴンの持つ車内の広さが特徴です。
今回はデイズのメーターについてご紹介します。
デイズのメーターのデザイン
日産 デイズは同社の軽自動車のベストセラー車で、現行モデルで2代目となります。
デイズは日産と三菱自動車の共同開発モデルとなっており、両社の強みを活かした高性能な軽自動車に仕上がっています。
デザインもさることながら日産および三菱の最新の運転支援装備や安全システムなどが盛り込まれており、共同開発の良さが出ています。
また車内の広さについてもトールワゴンということでゆとりのある車内スペースがあり、利便性も高い軽自動車になっています。
ではこのデイズのメーターについてご紹介します。
デイズのメーターのデザインについて
デイズのメーターは軽自動車のメーターとしてはスタンダードな仕様で、馴染みのある使い勝手の良いものになっています。
デイズのメーターは配置としてはスタンダードな位置に配してあり、運転席の目の前のハンドル奥に配置されています。
デイズのメーターは左右に円形のアナログメーターが1つずつレイアウトされており、右側がスピードメーター、左側がタコメーターとなっています。
最近では軽自動車でもデジタル式のメーターが増えてきているのですが、現行デイズは2019年登場ということもあって少し前のアナログメーターが基本の車になっています。
そして2つの円形メーターの間には縦長の液晶ディスプレイであるアドバンスドライブアシストディスプレイが設置されており、細かな情報はこちらに表示されます。
アドバンスドライブアシストディスプレイにはアナログメーター外の殆どの情報が表示されるようになっており、ディスプレイサイズは最新の車と比べると少し小さめです。
ディスプレイの上下には常時表示される各種情報があり、走行中はディスプレイ上下にある表示を補助としてつかうことが多いでしょう。
またアドバンスドライブアシストディスプレイの中央部分は切替式の情報表示エリアになっており、走行支援システムや警告システム、メッセージ表示などさまざまな使い方ができます。
表示の切り替えにはハンドルにあるスイッチで行えるので、走行中でもドライバーが任意に切り替えて使用することができます。
シンプルな仕様のメーターではありますが軽自動車としては扱いやすい仕様でしょう。
デイズのメーターのデザインについての評判
デイズのメーターのデザインについてはX（twitter）にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。
そういやウチのルークスとデイズがそれぞれ納車から1年、4年を迎えました😊👍
どちらも脚硬めで二眼メーターで走ってて楽しいしメッキ少なめの見た目がカッコよすぎ🤣
これからもよろしくやで✊ pic.twitter.com/JyyjNl4WJw— okiraku☄️⚒️ (@okirakulive) March 20, 2024
こちらの方はデイズの納車から4年乗り続けておられ、さまざまな点が好きとおっしゃっています。
その中にメーターも含まれており、デザイン性や使い勝手については良好なようです。
現行日産デイズのエンジン始動音
軽四の中で一番かっこいいと思う👍
メーターの演出もオシャレ！ワイパーの音は安っぽさが際立ってて❌ pic.twitter.com/xrrQcUZJzr
— hiro (@uetsu_RK5) March 18, 2024
こちらの方はデイズが現行の軽自動車の中で一番かっこいいとおっしゃっており、かなり気に入っていらっしゃいます。
メーターの演出もオシャレとおっしゃっており、軽自動車の魅力を高める要素にもなっているようですね。
デイズのメーター表示の意味・見方
次にデイズのメーターの表示についてご紹介します。
| メーター表示 | メーター機能 | |
| メーター表示 | アナログスピードメーター | 走行時速度表示 |
| タコメーター | エンジン回転数表示 | |
| 燃料計 | 燃料残量表示 | |
| 外気温表示 | 外気温を表示 | |
| 時計 | 現在時刻を表示 | |
| オドメーター（積算距離計）/トリップメーター（区間距離計） | 総走行距離、区間走行距離を表示 | |
| ポジションインジケーター | セレクトレバーのシフトポジションを表示 | |
| アドバンスドドライブアシストディスプレイ | ・エコグループ ・インフォメーショングループ ・走行支援グループ ・設定 ・警告 ・タイヤアングルガイド ・画面OFF | |
| 警告灯 | 油圧警告灯 | エンジン内部を潤滑しているオイルの圧 力が低下すると点灯 |
| 充電警告灯（赤色表示） | 走行可能表示灯が点灯して いるときバッテリーの充電系統に異常があると点灯 | |
| 充電警告灯（黄色表示） | キースイッチ（電源ポジション）がONのとき、リチウムイオンバッテリー（サ ブ）に異常があると点灯 | |
| 故障警告灯（MIL） | エンジン電子制御システムに異常があると点灯または点滅 | |
| ABS警告灯 | ABSのシステムに異常があると点灯 | |
| ブレーキ警告灯 （赤色） | パワースイッチがONの時、次の場合に点灯 ・ブレーキ液が不足しているとき ・ブレーキシステムに異常があるとき | |
| ブレーキシステム警告灯（黄色） | パワースイッチがONの時、次の機能に異常があると点灯 ・電動パーキングブレーキ | |
| シートベルト警告灯 | ・パワースイッチがONの時に乗員がシートベルトを着用していないと点灯 ・シートベルトを着用しないで走行すると （約15km/h以上）警告灯が点滅 | |
| 燃料残量警告灯 | 燃料の残量が少ないときに点灯 | |
| SRSエアバッグ警告灯 | SRSエアバッ グのシステム、プリテンショナー機能に 異常があると点灯 | |
| 電動パーキングブレーキ警告灯 | パワースイッチがONのとき電動パーキング ブレーキのシステムに異常があると点滅 | |
| EPS（電動パワーステアリング）警告灯 | 電動パワーステアリングのシステムに異常があると点 灯 | |
| VDC（ビークルダイナミクスコントロール）警告灯 | ・VDC作動時に点滅 ・VDCシステム異常時に点灯 ・ヒルスタートアシストの電 子制御システムに異常があると点灯 | |
| インテリジェントエマージェンシーブレーキ警告灯 | 次の場合に点灯 ・インテリジェント エマージェンシーブレーキをOFFにしているとき ・VDCをOFFにしているとき ・インテリジェント エマージェンシーブ レーキ、インテリジェント FCW（前方 衝突予測警報）または踏み間違い衝突防止アシストのシステムに異常が発生しているとき ・周辺の電波源の影響を受けているとき ・センサーの汚れなどで、インテリジェントエマージェンシーブレーキが一時 的に作動できない状態になっているとき 次の場合はゆっくり点滅 ・フロントガラスの汚れなどにより、マ ルチセンシングフロントカメラが前方 を認識できなくなったとき ・前方からの強い光により、カメラが前方を認識できなくなったとき ・炎天下に駐車したときなど、カメラが 高温になったとき ・フロントガラスの結露やくもりなどに より、マルチセンシングフロントカメ ラが前方を認識できなくなったとき | |
| マスターウォーニング | メーターに警告メッセージが表示される と同時に点灯 | |
| 表示灯 | 方向指示表示灯 | 方向指示器を作動させると点滅 |
| ヘッドランプ上向き表示灯 | ヘッドランプのハイビーム（上向き）を 点灯させると点灯 | |
| テールランプ表示灯 | 車幅灯、尾灯、番号灯を点灯させると点 灯 | |
| フォグランプ表示灯 | フォグランプを点灯させると点灯 | |
| SPORT表示灯 | キースイッチ（電源ポジション）がONでセレクトレバーがDのとき、スポーツ モードスイッチをONにすると点灯 | |
| アイドリングストッ プ表示灯 | ・アイドリングストップ中に点灯 ・アイドリングストップ中に、ボンネット が開いたときに、速く点滅 ・アイドリングストップシステムに異常があると点滅 | |
| オートブレーキホールド表示灯（白色） | オートブレーキホールドが待機状態のとき白色に点灯 | |
| オートブレーキホールド表示灯（緑色） | オートブレーキホールドが作動しているとき緑色に点灯 | |
| VDC（ビークルダイナミクスコントロール） OFF表示灯 | VDCをOFFにしていると点灯 | |
| セキュリティーインジケーター | キースイッチ（電源ポジション）がON以外 のときに点滅 | |
| ハイビームアシスト表示灯 | ハイビームアシストをONにすると点灯 | |
| 低水温表示灯 | エンジン冷却水の温度が低いと点灯 | |
デイズのメーター表示
デイズのメーター表示はシンプルな表示ではありますが使い勝手が良好なものです。
デイズのメーターはアナログメーターを基本とした表示となっており、スピードメーターとタコメーターというオーソドックスな装備です。
デイズには一部のグレードにマイルドハイブリッドシステムなども搭載されていますが、メーターについては変わらない仕様となっています。
アナログメーターの内側や下側などには基本的にメーター表示はなく、メーター下部は後述する警告灯や表示灯の表示エリアとなっています。
スピードメーターとタコメーター以外の細かな情報はすべて中央のアドバンスドライブアシストディスプレイに表示されており、かなり情報の集積したディスプレイになっています。
通常の走行時にはディスプレイの上下に表示されるオドメーターやトリップメーター、燃料計やポジションインジケーターなどを確認すればよく、基本的な表示はディスプレイに固定表示されています。
そしてディスプレイのセンターエリアに切替式でさまざまな表示ができますが、エコ走行の表示や走行支援システムの表示、各種警告やメッセージなども表示されます。
また珍しいところではタイヤアングルガイドという小回りに関する表示もあり、軽自動車の使い勝手の良さをさらに高めています。
デイズの警告灯
デイズのメーターには各種警告灯がそなわっており、警告灯は円形メーター内側に分散配置されています。
警告灯は車の走行状態やシステムになにか以上が起こった際に転倒、点滅する表示で、普段は基本的に消灯しています。
デイズの警告灯には油圧警告灯や故障警告灯、充電警告灯などエンジンの作動に関する警告灯が多くあり、エンジンの状態をドライバーに知らせてくれます。
またABS警告灯やブレーキ警告灯などブレーキに関する警告灯がいくつかありますが、ブレーキ警告灯については点灯する色によって意味が変わってきますので取扱説明書などと合わせて内容をしっかり確認しましょう。
そのほかシートベルト警告灯などがありますが、こちらはデイズの全席のシートベルトを把握できるシステムであり使い勝手は良いです。
またデイズの警告灯には多くの内容を含んでいる警告灯があり、こちらも取扱説明書をしっかり確認して内容を把握する必要があります。
インテリジェントエマージェンシーブレーキ警告灯には同システムの異常の他、VDCなどのOFFの際の表示などにも使われます。
またインテリジェントエマージェンシーブレーキに関するセンサーやカメラなどが正常に読み取れないときにも警告灯が点灯しますので、こちらは汚れを拭き取るなどで対処できる場合があります。
点灯と点滅でも内容が結構変わってきますので、取扱説明書やディスプレイに表示されたメッセージなどを確認しましょう。
デイズの表示灯
デイズのメーターには各種表示灯もそなわっており、使用頻度の多いものはメーター中央にも表示されます。
表示灯は車の走行状態やドライバーの操作状態に対して表示されるもので、こちらは普段から使用頻度の多いものがあります。
使用頻度の多い表示灯としては方向指示器表示灯があったり、ヘッドランプ上向き表示灯、フォグランプ、テールランプ表示灯などのライト関係の表示灯があり、走行中に使用頻度の多い表示となっています。
またデイズには走行モードとしてスポーツモードがあり、スポーツモード仕様時にはSPORT表示灯が点灯するので作動状態がよくわかります。
その他デイズにはアイドリングストップシステムがありますが、アイドリングストップ表示灯でその動作状態がわかります。
この表示灯はボンネット開閉時やシステムの異常に対しても表示されるので警告灯のようにも使われます。
その他運転支援システムとしてブレーキホールドシステムがあり、こちらは表示灯の色で状態を表示します。
なお運転支援システムであるVDCのOFF時の表示灯がありますが、VDCをOFFにする状況は特殊な路面状況に対するものになりますので、普段はVDCをONにして表示灯が消灯している状態が正常です。
デイズのメーターの見やすさ
次にデイズのメーターの見やすさについてご説明します。
デイズのメーターの見やすさについて
デイズのメーターはシンプルな構成ながら馴染みのある表示が多く、基本的には使い勝手の良いメーターになっています。
メーターの見やすさについてはいろいろな要素が関係しており、メーター自体のデザインや各種計器のレイアウト、メーターのサイズ、イルミネーションの明るさなどがあります。
その他にドライバー自身の好みや慣れ、またはアナログメーターかデジタルメーターかでも変わってくるものでかなり細かい要素の積み重なりです。
最近ではデジタルタイプのメーターが増えてきているのですがデジタルメーターは先進的な表示などで使いづらいという方も少なくなく、デイズのようなオーソドックスなアナログメーターというのは使い勝手に関して馴染みがあって良いのです。
一方でアドバンスドライブアシストディスプレイに関してはかなり窮屈な表示という感じがあり、ディスプレイ自体のサイズが底まで大きくないのは気になります。
最新の車種ではディスプレイのサイズが大きくて各種表示を大きく表示できたりするのですが、デイズのディスプレイでは慣れないうちは結構情報量に戸惑うことになるでしょう。
もしシンプルな表示のほうが良い場合にはアドバンスドライブアシストディスプレイの機能で画面OFFという使い方ができますので、多少の調整は可能です。
デイズのメーターの見やすさについての評判
デイズのメーターの見やすさについてはX（twitter）にも色々な投稿がありますので、その中からいくつかご紹介します。
販売台数No.1のNボックスを選ばずにデイズを選んだ一番の理由がこれ。昔ながらのアナログメーターと情報量が豊富なデジタルモニター。ちなみに最新Nボックスのメーターはお爺ちゃんのらくらくフォンみたいな巨大な数字のデジタルスピードメーターのみ。デイズを選んで良かった。 pic.twitter.com/r6hoAuejDM
— 深田権作 (@gonsaku_fukada) March 13, 2024
こちらの方は数ある軽自動車の中からデイズを選んで乗っていらっしゃるようですが、その決めてはメーターにあったようです。
軽自動車でもデジタルメーター主体の車種も増えてきていますが、この方は馴染みのあるアナログメーターが良いということでデイズを選ばれており、先進的なものが最高というわけではないのです。
デイズは一番安いグレードでもメーターは上位グレードと同じカラーディスプレイなのが良いなぁ
大体は下位グレードだとメーターが一気にショボくなるからなぁ— Maggie Mui🍠 (@Maggie_Mui) November 7, 2022
こちらの方はデイズのメーターについてグレードによる差が無い点を喜んでいらっしゃいます。
軽自動車に限らずグレードによってメーターの仕様が違う車種は多いのですが、デイズはベースグレードでもフルスペックのメーターが使えるのは良いですね。
デイズのメーターの故障
最後にデイズのメーター故障についてご紹介しましょう。
車のメーターは各種部品の中では故障の少ない部位であり、主に年式を経過したことによる経年劣化が故障の原因です。
現行デイズは2019年登場の車種なのでまだ経年劣化による故障は少ない状態であり、メーター故障もそこまで頻度は高くありません。
それでもアナログメーターの機械部分や警告灯の電球の球切れなどの故障は可能性としてあり、初期型のデイズほど故障は多くなるでしょう。
デイズのメーター故障に対してはアナログメーターの一部の修理や電球交換などの対処ができますが、メーター全体の交換の場合もあります。
一部の修理であれば安い値段で済みますが、メーター交換になると30,000円前後の修理費用となるでしょう。
ですがデイズに普通に乗っていればそこまで故障に遭遇することはありませんので、基本的にはあまり心配することはなさそうです。
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