1分で車を60万円値引きする裏技

ウィッシュのメーター表示の見方!ランプの点滅などの意味も全解説!

トヨタ ウイッシュは中型サイズのミニバン系車種で、スタイリッシュなボディが特徴です。

今回はウィッシュのメーターについてご紹介します。

ウィッシュのメーターのデザイン

トヨタ ウィッシュは2003年に登場したミニバン系車種で、車高の低めのステーションワゴンタイプのミニバンです。

ウィッシュは初代モデルが2009年まで、2代目モデルが2017年まで生産、販売されていたのですが、2017年に生産終了となってからは後継モデルは登場していません。

ミニバン系車種はどんどん車高の高いトールワゴン系に移行していることでウィッシュのような車高の低めな車種は少なくなったのですが、ウィッシュはスタイリッシュなデザインで長期に渡って人気を持っていた車種です。

現在では中古車のみでの入手方法となりますが、生産終了から6年ほどの経過なのでまだ状態の良い車は残っています。

今回はウィッシュの最終モデルの運転席のメーターについてご紹介していきます。

ウィッシュのメーターのデザイン

ウィッシュは現在から見ると少し昔の車であり最終モデルでも基本設計は2009年当時のものです。そのためメーターも今ではあまり見かけないアナログ式となっています。

ウィッシュのメーターは運転席の目の前に配置されるスタンダードなものであり、メーター自体もアナログ式が基本のメーターになっています。

ウィッシュのメーターのデザインはシンプルなものであり、円形のアナログメーターが2つとその間のセンターに小さめの液晶パネルがそなわったものとなっています。

液晶パネルの真下には燃料残量計があり、シンプルでオーソドックスなメーターといえるでしょう。

アナログメーターは向かって左側がタコメーター、右側がスピードメーターになっており、意外とスポーティな走りも出来る車です。

MEMO

またウィッシュにはメーターの種類が2種類用意されており、標準的なアナログメーターの他に「オプティトロンメーター」と呼ばれる仕様があります。

基本的なメーターの配置や各種表示灯の位置は同一ですが、メーターの文字盤はオプティトロンメーターのほうがより細かく装飾的になっています。

オプティトロンメーターは自発光式メーターとも呼ばれるタイプで、メーターの文字や表示などがが裏側から発光することで明るくなっているので自然な表示で視認性が高いものとなっています。

現在ではさらに進化したメーターが登場していますがこの当時はまだまだ先進的な仕様であり、ウィッシュでも上級仕様のメーターで質感の高い仕様になっています。

ウィッシュのメーターの評判

ウィッシュのメーターについてはX(twitter)でもいろいろな投稿があり、その中から評判についていくつかご紹介します。

こちらの方はウィッシュのメーターについて高級感があるということでかなり良い評価をされているようです。

この方のウィッシュのメーターはオプティトロンメーターなので質感もよく、満足感の高いデザインと言えます。

こちらの方もウィッシュのメーターについてかなり好感触を持っていらっしゃって、このデザインによってウィッシュに乗ることを決められたそうです。

メーターはドライバーが普段から最も目にするものの一つですので、そのデザインが好きになるというのは運転が楽しくなる要素の一つになるでしょう。

ウィッシュのメーター表示の意味・見方

次にウィッシュのメーターの表示について詳しくご紹介していきますが、まずは全体を表にまとめました。

メーター表示メーター機能
標準表示スピードメーター走行時速度表示
タコメーターエンジン回転数表示
燃料計燃料残量表示
マルチ表示ディスプレイ以下の表示を切替式で表示
・シフトレンジ表示
・エコドライブインジケーターゾーン表示
・オドメーター、トリップメーター
・メーター照度調整
・ドライブモニター
表示切り替えボタンディスプレイの表示切り替え用アナログスイッチ
水温計冷却水温度の表示
専用機能SPORTモード表示灯走行モードSPORT作動時の表示
ECOモード表示灯走行モードECOドライブモード作動時の表示
4WDオートモード表示灯走行状況に応じてFF走行と4WD走行を自動的に切り替える4WDオートモード作動時の表示
警告灯ブレーキ警告灯:赤色、黄色警告灯 ブレーキ警告灯:赤色、黄色 赤色:ブレーキ液不足、ブレーキ系統の異常
黄色:回生ブレーキシステム異常、電子制御ブレーキシステム異常
高水温警告灯エンジン冷却水の高温異常
エンジン冷却水の高温異常充電系統の異常
油圧警告灯エンジンオイル圧力の異常
エンジン警告灯・ハイブリッドシステムの異常
・エンジン電子制御システムの異常
・電子制御スロットルの異常
SRSエアバッグ/プリテンショナー警告灯・SRSエアバッグシステムの異常
・プリテンショナー付きシートベルトシステムの異常
ABS&ブレーキアシスト警告灯・ABS(アンチロックブレーキシステム)の異常
・ブレーキアシストの異常
パワーステアリング警告灯EPS(エレクトリックパワーステアリング)の異常
燃料残量警告灯燃料残量が規定値以下
運転席・助手席シートベルト非装着用警告灯運転席、助手席シートベルトの非着用
スリップ表示灯・TRC(トラクションコントロール)システムの異常
・S-VSC(ビークルスタビリティコントロール)システムの異常
ディスチャージヘッドランプオートレベリング警告灯自動光軸調整システムの異常
4WD警告灯4WDシステムの異常
クルーズコントロール警告灯クルーズコントロールシステムの異常
半ドア警告灯どこかのドアが確実に閉まっていない
表示灯フォグランプ表示灯フォグランプ点灯中の表示
尾灯表示灯テールランプ点灯中の表示
スリップ表示灯・VSC(ビークルスタビリティコントロール)、TRC(トラクションコントロール)、ヒルスタートアシストコントロールシステムの作動時
方向支持レバーウインカー向き表示、駐車灯表示
ランプスイッチヘッドライト、スモールランプ点灯表示
ハイビーム表示ヘッドライトハイビーム表示
ドア開閉表示灯ドアロック開閉時の表示
クルーズコントロール表示灯クルーズコントロールの作動時の表示
クルーズコントロールセット表示灯クルーズコントロールセット時の表示
TRC OFFTRC(トラクションコントロール)OFF時表示灯
VSC OFF表示灯VSC(ビークルスタビリティコントロール)OFF時表示灯
水温表示灯エンジン水温の状態表示
エコドライブインジケーターランプエコドライブ走行中の表示

ウィッシュのメーターの標準的な表示

ウィッシュはメーターの基本的な表示としては結構シンプルなものでまとまっており、アナログメーターがメインになっています。

ポイント

最近の車種ではデジタル式のメーターというのもかなり増えてきましたが、ウィッシュの当時は基本的にアナログメーターでありスピードメーターやタコメーターがもっとも大きな円形のメーターになっています。

大きいサイズなので視認性は良好ですし以前から車を運転してきた方には馴染みのある表示で使いやすいでしょう。

また燃料計についてもメーターのセンターにあるのは結構珍しい配置ですが、サイズが大きいアナログメーターなのでこちらも使いやすい機能のメーターになっています。

一方で各種情報を表示するマルチディスプレイは少し使いづらい部分があり、4〜5種類ある機能をスイッチで切り替える必要があります。

ドライバーが走行中にこういったメーターで欲しい情報というとオドメーターなどの走行距離やシフトレンジなどの情報なのですが、ウィッシュではこれらが同じディスプレイに表示されるので切り替えしなければならない点が少し手間です。

その他の情報についてはそこまで頻繁に使わなくても良いものではありますが、せめてシフトレンジだけは別に分けて表示されていると便利だったでしょう。その他水温計などが配置されていますので基本的な表示は一通り盛り込まれています。

ウィッシュのメーターの専門的な表示

ウィッシュのメーターは基本的にはスタンダードな表示になっていますが、2種類の専門的な表示もあります。

まずウィッシュはオートマチックトランスミッションの車でATとCVTがあるのですが、そのセッティングを変えるための走行モードがあります。

走行モードにはSPORTモードとECOモードがあり、メーターにはその動作時を表示するための表示灯があります。

SPORTモードやECOモードはそれぞれスイッチでモードをONにするのですが、それとともにメーターにあるSPORTやECOの文字が点灯しますのでドライバーにもわかりやすくなっています。

そこまで頻繁に切り替えることは無いスイッチですが、走行中でも切り替えが出来るので使い慣れると走りが変わって結構面白いものです。

またもう一つ4WD仕様のウィッシュでは4WDオートモードの表示灯というものがあり、こちらもモードに入ったときに表示灯が点灯します。

MEMO

4WDオートモードがONになっていると路面状況などを車が検知して前輪と後輪の駆動力を自動で分配するようになっており、さまざまな路面に対応できるようになっています。

また効率の良い走行も出来ますので燃費も向上させることが出来るシステムになっています。

最近の車ではこのシステムではなく別のシステムが搭載されていたりしますので、現在では結構珍しい表示と言えるでしょう。

ウィッシュの警告灯表示

ウィッシュにはさまざまなシステムの問題検知をするシステムがそなわっており、その状況をドライバーに伝える警告灯も数多く装備されています。

メーターにそなわった警告灯は車に起こった問題をドライバーに通知するための重要なシステムであり、年々車のシステムが増加していくに従って警告灯も増えてきました。

昔からあるようなブレーキ警告灯、エンジン警告灯、高水温警告灯などは当然ながらそなわっており、電球などでのアナログ式な点灯の警告灯となっています。

また燃料残量の警告灯は燃料が規定値以下になったときに点灯する警告灯なので、各種警告灯の中では最も見かけることの多いものでしょう。

またウィッシュには各種走行支援システムや安全装備が多くそなわっており、それに対する警告灯も多くあります。

SRSエアバッグの警告灯やABSなどの警告灯については車の安全性能に直ちに影響がありますので、警告灯が点灯していたら即座に点検や修理を行いましょう。

また4WDシステムに問題があるときの警告灯やクルーズコントロールの警告灯などあまり馴染みのない警告灯も多いのですが、このあたりは普段から覚える必要はなく点灯したときに車に備え付けの取扱説明書を確認すると良いでしょう。

ウィッシュの表示灯

ウィッシュのメーターには警告灯以外にも各種表示灯が数多くそなわっており、こちらは普段から見かけることの多いものです。

ポイント

表示灯は車の走行状態やスイッチの動作時に表示してくれるもので、方向指示器の表示等やランプの表示等などは走行中に頻繁に見るものです。

これらの表示灯はシンプルに見やすい位置に配置されており、普段から違和感を感じること無く目に入ってくることでしょう。

また珍しいところでは尾灯表示灯というものがそなわっており、これはウィッシュのリアバンパーあたりにあるテールランプが点灯しているときに表示されるもので、最近ではあまり見かけることは少ない表示灯ですね。

その他の表示等としてはクルーズコントロール表示灯やエコドライブインジケーターなど走行中の状態を表すものがあり、ドライバーの運転支援に活用できます。

またTRCやVSCなど走行安全システムのOFF表示灯があるのですが、これらは特定の走行状態のときにこれらのシステムをカットした際に表示されるものです。

例えば雪道走行など普段の走行状態でない場合に使いますので機能自体を知らない方もいらっしゃると思いますが、一度説明書に目を通しておくと使えるシーンなどが分かって良いでしょう。

ウィッシュのメーターの見やすさ

ウィッシュのメーターは基本的には視認性がよく必要な情報がひと目でわかるレイアウトです。

ウィッシュのメーターの見やすさについて

ウィッシュのメーターはメインのメーターがかなり大きいサイズであり、視認性は良好です。

最近ではメーターが全体的に小さい車も出てきていますが、ウィッシュはメーターのパネルのサイズは結構大きく取られていますので基本的な表示部部が大きいです。

スピードメーターやタコメーター、燃料計が大きなサイズを占めていますので普段の走行中に必要な情報はぱっと見ることができ、マルチディスプレイにはオドメーターなどを表示しておくのが1番便利でしょう。

前述したようにシフトインジケーターなどディスプレイの情報切り替えが少し面倒ではありますが、シフトは慣れれば見なくてもわかるようにはなりますので車への慣れも重要です。

また視認性の面ではウィッシュのメーターにはオプティトロンメーターの機能があり、メーターの見やすさは断然こちらがおすすめです。

通常のメーターではメーター全体を電灯で照らす方式なので少し暗めになるのですが、オプティトロンメーターではメーターの文字盤や表示灯自体が裏から発光するような形となりますので、ひつと一つの表示がはっきりくっきり見えるようになります。

最近では軽自動車まで採用されるほどスタンダードな方式とはなりましたが、ウィッシュでは比較的新しい方式だったのでこちらがおすすめです。

ウィッシュのメーターの見え方の評判

ウィッシュのメーターの見え方についてはX(twitter)にもいろいろな投稿があり、その中からいくつかご紹介します。

こちらの方は代車として高走行のウィッシュに乗られたようですが、快適だったようで結構良い感触を得られています。

メーターについては少し暗めに感じられたようなのですが、基本設計が結構昔の車なのである程度は仕方ない部分はあるでしょう。

こちらの方はウィッシュに乗っていらっしゃるのですがメーターに不具合がありスピードメーターが戻らなくなってしまったようです。

ウィッシュも生産終了から6年近く経過してきて初期モデルなどはかなり経年劣化が進んでいますので、今後はメーターにこういった問題が出てくる場合も増えてくるでしょう。

ウィッシュのメーターの故障

ウィッシュのメーターは前述のポストなどにもあるように今後は故障も増えてくるはずですが、その際は部品交換などでの対応が必要です。

ウィッシュは最終モデルの生産終了から6年程度経過しているのですが、現状であればまだ交換部品の在庫は残っておりメーターなども修理は可能でしょう。

警告灯や表示灯の電球交換ぐらいであれば今後も十分に修理はできますが、メーター本体の故障となるとメーター自体の好感が必要となります。

メーター交換自体は比較的簡単に行えるようになっており、ディーラーなどで修理が可能でしょう。

ウィッシュのメーターを修理のために交換する際には部品が必要ですが、新品部品もまだ探せば出てくる可能性はあります。

しかし市場やネットで販売されているものには中古部品が多く、これであれば10,000円前後から手に入れることが出来ますので、状態の良いパーツを探せばまだまだ入手可能です。

オプティトロンメーターに関してもわずかに価格が高いものの大きな差はありませんので、最終モデルである2代目ウィッシュのメーター故障に関しては現状そこまで不安を感じることはないと考えて問題ないでしょう。