「新車を買うつもりでいたけど、中古車でもいいような気がしてきた」
「新車買うのってもったいないかな?中古車を買うべきなのってどんなひと?」
車を買うとき、新車か中古車か、迷いますよね。
新車はへんな車をつかまされる危険性はないですが、やはりそのぶん値段がかなり高いです。
そこで、これから5つの例を挙げます。
どれか1つでもあてはまるなら、新車を買うのはもったいないです。
新車を買う意味があるか、中古車でじゅうぶんなのか、判断する材料にしてください。
こだわりがなければ中古車のほうが得。新車を買うのがもったいない5つのケース
それではさっそく挙げていきます。
年間走行距離が10,000kmもいかない
車は乗らなすぎると調子が悪くなります。せっかく新車を買っても、乗らないことが原因で故障してしまったらなんのために買ったのかわかりません。
車の年間走行距離は10,000kmが目安です。乗るペースがそれより少ないようなら、新車を買うのはもったいないです。
といっても、はじめて車を買う場合は自分が年間何km乗るかなんてわからないですよね。
参考までに、私が実際に乗ったデータを紹介します。私の車の年間走行距離は約13,000kmです。
具体的な乗りかたは以下の内容です。
- <1年で13,000km乗った内容>
- 片道1時間30分~2時間の距離を月に15往復程度(ふだんの仕事+遊び)
- 片道3時間の距離を月に1往復(たまにいく他県での仕事)
- 片道9時間の距離を年に1往復(地方への旅行)
時間は道路の混雑状況や高速道路を使うかどうかで大きく変わるので、あくまで目安です。
これぐらいのペースで乗るつもりなら新車、どう考えてもこんなに乗らないなら中古車を買いましょう。
潔癖症ではなく他人が乗った車でもイヤじゃない
「他人が乗った車はどうしてもイヤだ」という強い嫌悪感がないなら、新車を買うのはもったいないです。
たとえば、ファミレスの座席に気持ち悪くて座れないほどのきれい好きなら新車を買うべきですが、なんとも思わずに座れるなら、中古車でもじゅうぶんきれいです。
新車だって組み立てるときや納車のとき、点検のときに整備士が座ったりさわったりしています。
なんとなくきれいで気持ちいいから、という程度の理由なら、新車を買う意味はありません。
発売したての最新モデルにどうしても乗りたいわけじゃない
最新モデルは旧モデルにくらべて燃費がよくなっていることが多いですが、多少燃費がよくてもガソリン代が浮くのは年間で数万円程度です。
年間数万円のために1,000,000円も高い最新モデルを買っても、元が取れるまで15年も20年もかかります。
むしろ新しいモデルが発売されると、同じ車種の旧モデルの中古車が安く売られるようになって狙い目です。
旧モデルといっても、1世代前の型ならそこまで性能が落ちるものではありません。
「最新モデルが見た目・乗り心地・走行性能とすべてにおいて気に入って、どうしても乗りたい」というほどのこだわりじゃないなら、新車を買うのはもったいないです。
もし車の購入を考えているなら、値引き交渉の正しいやり方も合わせて覚えておくといいですよ。
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欲しいと思っている車種が人気車種じゃない
新車を買うメリットのひとつとして、「手放すときに高く売れやすい」ということがあります。
しかし、新車で買った車であっても、人気のない車種には高い買い取り額はつきません。
人気があるのはトヨタ製のSUVやミニバンで、他メーカーだと軽自動車です。セダンは人気がなく、高く売れることには期待できません。
自分の欲しいと思っている車種が人気車種じゃないなら、数年後に高く売れることに期待して新車で買うのは、もったいないです。
人気車種を買って数年で売るつもりなら新車、人気のない車種を買って数年で売るつもりなら中古車を買いましょう。
売らずに最後まで乗りつぶすつもりならどちらでもかまいません。
買って1年以内に手放す可能性がある
新車は購入したときからどんどん価値が下がっていきます。たとえば3,000,000円で買った新車を1年以内に売ったとしても、2,000,000円程度(新車価格の60%~70%)の買い取り額にしかなりません。
買って1年以内なら状態は新車同然ですが、「新車同然の中古車」を買うぐらいなら「本物の新車」を買おうとするひとが多いので、需要がなくなって値段が下がってしまうんです。
2,000,000円でもお金として見れば大金です。しかし、たった数ヶ月乗っただけで1,000,000円も下がってしまうことを考えると、かなり大きな損になります。
もし購入して1年以内に売ってしまう可能性があるなら、新車を買うのはもったいないです。
ここまで書いてきましたが、人気車種の最新モデルをガンガン乗りまわしたいわけじゃないなら、新車を買うのはもったいないです。
この記事を読んだことで、自分に合った車が新車か中古車か判断する手助けになれることを願っています。