1分で車を60万円値引きする裏技

プリウスPHVの値引き平均相場(目標額)と限界額【2019】体験レポート口コミ情報まとめ!

今や世界的に有名なハイブリッドカープリウス。

そこに大容量バッテリーを搭載して、家庭で充電して走ることのできるようにしたのがプリウスPHVです。

新開発モーターで電気のみで走れるスピードレンジも上がり、モーター走行が増えたおかげでガソリンの消耗が少なくなり、人によっては半年もガソリンを入れなかったというツワモノもいます。

スタイリングも洗練されており、価格が高いにもかかわらず従来型のプリウスよりも人気があります。

そんなトヨタの新しい方向性が垣間見えるプリウスPHVですが、それでも購入するとなるとできるだけ安く購入したいものです。

ここではプリウスPHVの平均値引き額や最大値引き額、そして価格交渉のポイントまで解説していきます。

プリウスPHVの値引き額の平均相場

トヨタ プリウスPHV参考:toyota.jp

プリウスPHVはCセグメントのハッチバックタイプの車です。このクラスは世界的にスタンダードなサイズですので、ライバルとなる車は多くいます。

しかしプリウスPHVのように圧倒的に燃費に特化した充電可能なハイブリッドとなると限られてきますし、競合の少ない有利な状況です。

どうやら販売面でもかなり優勢なプリウスPHVですが、値引き額は一体どのくらいが平均となっているのでしょうか。ここではプリウスPHVの平均値引き額を見ていきます。

本体値引きは20万円

プリウスPHVの値引き額は現在は平均的に20万円ほどとなっています。車両価格の割合から言うと約6%の金額です。

現在発売から2年経過しており新車効果なども落ち着いてきて値引きも緩くなってきています。しかしCEV購入補助金をもらうためには車両から値引きができないという制約がありますので、値引きを獲得する条件はある程度限られてきます。

とりあえずは車両価格の6%以上の金額が値引きされていれば、十分な値引き額であると言えます。

オプション値引きは1割引きから2割引き

プリウスPHVを検討しつつディーラーへやってきました。そこで営業マンと話をしながら見積もりしてもらっていると”今月は台数がどうしてもほしいんです。

普段は値引きはほとんどできませんが、なんとかオプションから20万円値引きさせてもらいます。ぜひ今日決めてください”と言われました。

補助金をもらうためには値引きできないといわれていますし、そんな中でこれだけの値引きをしてくれるとは十分値引きされている感じもします。

なかなかよい条件に感じますし、このまま購入しました。というのも良いですが、狙いが大幅値引きであるならここで決めてはいけません。

オプションから値引きと言われた20万円ですが、そこにはオプションからの値引きの割合は入っているでしょうか。

注意

見積書には車体本体だけでなくフロアマットやセキュリティ用品などといったディーラーオプションも掲載されていると思います。こちらの高額なディーラーオプションの分からも値引きをしてもらいましょう。

このディーラーオプションからの値引きは、金額の1割から2割ほどが相場となっています。このディーラーオプションからの値引きは車両の値引きと同じで、どのディーラーでも一律というわけではありません。地域やディーラーの販売力によっても違いますので、こちらも交渉次第で変わってきます。

プリウスPHVは補助金の関係で車両からの値引きが制限されていますので主にこのディーラーオプションからの値引きがメインになるでしょう。

ですので交渉の際にはオプション値引きのことも念頭に置いて交渉しなければ車両からの値引きを抑えて契約できるので利益を出しやすくなります。

交渉の際には冷静に、車両値引きとオプション値引きを計算して、後々値引きが思ったより少なかったなどと後悔することのないように注意が必要です。

値引きの平均金額

車両本体、オプションそれぞれの平均相場が出ました。では見積書からどれくらい値引きがでていれば平均的なのでしょうか。グレードやオプションを使って一例を上げて紹介します。

価格値引き額
プリウスPHV Aユーティリティプラス382万円20万円
オプション30万円3~6万円
値引き計23~26万円

この条件であれば、合計23万円から26万円ほどの値引きが出れば平均的な値引きと言えるでしょう。

プリウスPHVはCEV補助金の交付を受けるには値引きはできないと言われて販売されています。これは補助金を申請する際に設定されている基準額から値引きをなされていると、その分補助金が減らされる仕組みです。

そのためサンルーフのようなメーカーオプションやマットバイザーなどといったディーラーオプションからの値引きは問題ありません。

ですがそれを知らない営業マンもいますので、店舗にて補助金の申請も代行して貰う場合は、そのあたりも含めて注意しましょう。

値引き額の月変動

2017年2月に登場したプリウスPHV。これまでにどのような値引きが出ていたのでしょうか。ここでプリウスPHVの値引き額の変動を見ていきます。はたして現在はお買い得なのでしょうか。

販売時期値引き額
2017年2月から5~27万円
2017年5月から25万円

プリウスPHVの値引き額の変動はこの様になっています。PHVならではの非常に優れた燃費性能やHV版プリウスの人気の低調さもあり、プリウスPHVは発売直後から非常に人気がありました。

そのため400万円ほどの車体価格ながらも値引きは5万円程度と、補助金があることから考えてもかなり厳しい値引き額です。

しかしその後補助金の改正や決算によって値引きは広がり、仕様向上直前の2019年4月には27万円まで値引きは広がります。

そして仕様向上で乗車地員が5人に変更されて安全装備の向上やV2Hへの対応などが施され、値引きは最大で25万円似まで抑えられます。現在ではその流れのまま来ており、値引きは25万円となっています。

値引き額が23万円から26万円になる理由

現在プリウスPHVの平均値引き額は23万円から26万円となっています。補助金も考慮するとかなりオトクな平均値引きとなっています。

こういった平均の値引き額がでるのは、どういった要因があるのでしょうか。値引き額の要因を解説していきます。

マイナーチェンジから間もない

プリウスPHVは2019年5月に仕様向上をしました。

その際にパノラミックモニターの標準化などの安全性能の向上や乗車人数の増加など、外観はそのままですが大きな変化をしています。そういったこともあり値引きは微妙に引き締められています。

まだまだマイナーチェンジ効果は続きますので、値引き額が大きくなるにはもうしばらくかかるでしょう。

補助金の減少

プリウスPHVは発売当初からCEV補助金が交付されています。ただその補助金自身は毎年見直しが行われ、減額されていく傾向にあります。

新車効果が薄れてきたというのもありますが、これでは後から買った人としては補助金が下がった分だけお得感が減少してしまう状態です。となると後々購入する人たちとしては面白みがないので、当然その分値引きが大きくなることを要求します。

補助金が年々減少していく仕組み自体が、販売値引き額を広げていく理由の一つとなってしまっている部分があります。

補助金効果

先ほども出てきた補助金ですが、プリウスPHVで値引きが渋くなる要因で、一番大きいのはこの補助金のシステムです。

ポイント

CEV補助金は値引きを行えばその分補助金は減らされるという仕組みになっているので、強制的に値引きは行わないような仕組みを作り上げています。

ですので充電設備の設置やオプションのサービスなど、車両価格に変更が出ない程度に値引きが大きくなっています。

とはいえプリウスPHVは車両本体価格から値引きをすると補助金が減りますが、オプションから値引きを起こせば補助金には影響がありません。

そのあたりをしっかり知識として持っている営業マンを選ぶか、こちらも知識で武装していかなければ、車両値引きの交渉がうまくいかないでしょう。

ですのでしっかり知識を入れて交渉しなければ、営業マンのもっている値引きだけで、うまく言いくるめられてしまいます。平均額以上を引き出すためにもしっかりと交渉材料をそろえて交渉する必要があるのです。

プリウスPHVの値引き額の最大・限界額

プリウスPHVはCEV補助金によって拡販や値引きが守られている一方で、補助金の見直しによって値引きが徐々に増える要因となっていることがおわかりいただけたかと思います。

では次にプリウスPHVの厳しい値引き交渉から、大幅値引きを得た人の金額をご紹介していきます。一体どのような数値が出てくるのでしょうか。

プリウスPHVの最大値引きは40万円

現在プリウスPHVの最大値引きは、40万円です。

補助金の関係でなかなか値引きを引き出すのが難しいこの車から、これだけの値引きが引き出せればかなりの交渉上手です。おそらくこれはかなり良い条件が重なった値引き額といえます。

現行モデルで値引きが大きな人は30万円の値引きを獲得している人が多いです。

最大値引きが出た理由

プリウスPHVの値引きで40万円もの値引き額を得るからには、やはりそれなりの理由があります。その理由を解説します。

プリウスPHV同士で競合させた

プリウスPHVのライバルは、実は同じトヨタ内に多くいます。プリウスPHV自体がどのチャンネルのトヨタからでも購入は可能ですし、その他にもHV版プリウスやそれと同じシステムを搭載した車も多く存在します。

他社に対してはアドバンテージのあるプリウスPHVですが、自社内ではすでに特徴を失っているので、トヨタ同士の競合がじつは有効だったりします。

プリウスPHV同士の競合させるときは、トヨペットやカローラ、ネッツなどどの販売店でも可能です。

同じトヨタでも利益を大事に売る方針もあれば、とにかく台数を出してメーカー施策を狙おうという方針までさまざまです。ここで値引きの大きな店を選べば値引きも大きくなります。

他チャンネルのトヨタへいって競合させた、もしくは値引きの大きな店舗を選んだというのが一つの大きな要因と言えます。

最大の値引きが出やすいタイミング

車の値引きを出しやすいタイミングで購入したというのも大きな要因です。最近は販売の平準化で、どんな時期でも値引きは変わらないと言われています。

MEMO

しかし実際にはメーカーからの販売施策もありますので、9月の半期決算や3月の決算月というタイミングは値引きが起こしやすい要因が増えます。

その他にもメーカーからの販売台数達成に対する施策もありますので、多少値引きが多くなったとしても施策を獲得した方が得なのです。

そのため決算期には通常では出せないような、車両値引きやオプション値引きといった条件が提示される場合もあるのです。

まとめますと、プリウスPHVの値引き額が最大となった要因は、同じトヨタ同士での競合で値引きを広げたことと決算期のタイミングが上手くハマったことが、最大の値引きとなった理由だといえます。

プリウスPHVの値引きのレポート・体験・口コミ

マイナーチェンジ直後で値引きはそれほどゆるくないプリウスPHV。

なんとかして大幅値引きを獲得したいところですが、実際にプリウスPHVを購入したユーザーは、どうやって交渉していくら値引きを獲得したのでしょうか。ここではツイッター上からその実態を紹介していきます。

プリウスPHVは水素自動車のミライと同じくCEV補助金の対象車です。2019年度は20万円の補助金が国からきます。

地方自治体によってはさらに独自の購入補助金を立ち上げていますので、購入するときにはしっかり相談しましょう。

今回値引きにあたって大事なことは、補助金は車両本体の基準価格より値引きをしてはいけないということです。基準価格より値引きしてしまうと補助金は確かに減額されます。

しかしオプションからの値引きであれば問題ありません。そこはしっかり押さえて、強気に交渉していきましょう。

車両価格はこのクラスにしては高いプリウスPHV。しかし最近は値引きも大きくなり、補助金もありますので維持費も含めればある程度は許容範囲に入ってくるでしょう。

プリウスPHVの値引き目標金額

電卓

高い車両価格や値引きが渋いという印象の強いプリウスPHV。補助金や維持費でなんとかトントンに持っていきたいという印象がツイッター上からも感じられます。

そのためにもしっかり値引きを頂いて行きたいところですが、まずは目標値引き額を持ちましょう。

目標がなければ営業マンが値引きを提示してきても、それが好条件なのかどうか判断できませんね。プリウスPHVはいくらを目標に値引き金額に設定すればよいのでしょうか。

値引き目標額は本体で23万円、オプションで2割

プリウスPHVの目標値引きは、現在の相場では本体価格から23万円です。そしてマットやバイザー、ナビなどといったディーラーオプションからの値引きは1割引きは当然のこと、2割引きまで引き出せれば十分です。

プリウスPHVは以前に比べ比較的値引きが出やすい状況になってきています。とはいえ車体から値引きはできないので、ディーラーオプションも含めて補助金適用範囲でどこまでがサービスできるかをしっかり把握しましょう。

そしてその目標を立ててから大幅値引きを狙って他社競合などで値引きをどんどん上乗せしましょう。

目標値引きを上げましたが、実際にできる値引き額は地域差やディーラーの販売力によって差があります。ですがこの金額を目標としておけば購入時の値引きが多いか少ないかは判断できます。

交渉の際にはしっかり目標値引きを把握して、営業マンの説得をうまく覆して最大の値引きを引き出しましょう。あとは購入の時期をしっかり配慮することで、プラスαの値引きを追加したいところです。

プリウスPHVの目標値引き額まとめ

今までの情報をまとめると、プリウスPHVの値引き目標金額はこのようになります。

本体値引き23万円
オプション値引きオプションから2割
時期的なもの最大5万円
合計額29~34万円

プリウスPHVの値引き交渉ではこの条件を引き出すことを目標として行きましょう。この条件であれば現在の値引き額のほぼ限界値です。

時期的なものは、決算など時期によってメーカーが出してくる施策で変わってくるので、この程度までくる場合もあればもう少し低い場合もあります。

プリウスPHVの値引き交渉のポイント

ポイント

さてプリウスPHVの最大値引きを狙うポイントや獲得すべき目標金額が見えてきましたので、あとはこの目標値引きを手にするための交渉です。

ただ交渉条件が揃っているからと言って値引きされて当然と、頭ごなしに値引きばかりを要求してしまってはいけません。

営業マンも後々のフォローが大変そうなお客さんには無理して売りたいとは思いませんので、値引きを切り出し以上出さないなど、冷たい対応をされるかもしれません。交渉の際には節度のある態度が必要です。

ではどのように交渉していきましょうか。プリウスPHVの値引き目標金額を獲得する方法を考察していきます。

補助金の予算を確認しましょう

プリウスPHVは国や場所によっては都道府県から補助金が交付される車です。

しかしこれらは予算が決まっていますので、それを使い切ったら本年度は終わりという事になっています。ですので購入の際には補助金の予算や納期的に補助金の交付が可能かどうか相談しましょう。

いくらある程度値引きが確保できたといっても補助金がなくなってしまっては非常にもったいないです。

場合によっては補助できない分をメーカーやディーラーが負担するという話もありますが、確実ではありません。最大限にお得に買うためにも、補助金の交付のタイミングなどもしっかり考慮しましょう。

値引きがしやすい時期を狙う

まずはディーラーやメーカーが車の販売に躍起になっている時期を狙います。

このタイミングであれば値引き額は大きくなりやすいので、不慮の事故などで突然車が必要になったという状況ではない限り、車を購入するときには活用したいです。

MEMO

まずタイミングの1つ目がモデルチェンジです。プリウスPHVもモデルチェンジ直前は値引き幅が大きくなっていました。

ただ現在はマイナーチェンジ直後ということもあり値引きは比較的渋めです。今すぐ購入も悪くないですが、効果が薄れ徐々に値引きが緩んできているのでもうしばらく様子を見るのも良いです。

次に重要なのが購入の時期になります。車を購入するのにベストなのは1から3月の決算時期です。次に8から9月の半期決算、そして7月のボーナス商戦の時期という順番です。

ディーラーは決算期の3月や半期決算の9月の登録にナンバーを間に合わせたいので、決算にあわせるとなれば、プリウスPHVの納期からすると遅くとも登録タイミングの1月から2月前までに、ディーラーに出向いて契約をするのがよいでしょう。

しかし補助金の予算や締切の都合もありますので、早い段階でディーラーに出向き納期や補助金のタイミングなども含めて相談する必要があります。

プリウスPHVにはこの車で競合をしよう

プリウスPHVから値引きを獲得するためには、まずは有効な他社競合が重要です。

プリウスPHVは燃費性能からスタイリング、トヨタブランドと魅力ある車なので、値引きはなかなか出ません。それでも他社と競合させることで、ある程度値引きが期待できます。

ポイント

プリウスPHVと直接のライバルとなる車は、ホンダのクラリティや電気自動車の日産リーフがよいでしょう。

中でもリーフは意外に値引きが大きいこともありますし、V2Hなどの使い勝手としても比較できるので交渉にたてると優位に動けます。

自分はプリウスPHVが良いんだけど、奥さんが電気自動車が気に入っているようで困っている。説得するために頑張ってくれないか、ということであれば営業マンも頑張って値引きしてくれるでしょう。

競合で真剣に悩んでいることや、価格を揃えて現在の予算の中で一番安い方を買おうと思っているなど、営業マンが勝負を仕掛けやすい状況を作ってあげてください。

トヨタディーラー同士で競合させる

アクセラとの競合である程度値引きが引き出せたら、次は同じトヨタ同士で競合させましょう。

プリウスPHVは全チャンネルで販売されています。さらにはHV版のプリウスなど同じように燃費の良い車も多く、自社内でのライバルが非常に多いのです。

自社内のライバルが多いといっても面倒でも他社競合をしてから出ないと、同じ自社内で値引きに天秤をかけても”どうせうちで買ってもらえる”と思われて値引きがあまり出てこない可能性もあります。しっかり他車比較をしてからトヨタ同士の競合に持っていくことが道筋となるでしょう。

ディーラーにも値引きに対して消極的なところや、値引きが大きく出るところなどさまざまな特徴があります。ですのでこちらもしっかり比較していきたいところです。