1分で車を60万円値引きする裏技

エスクードの値引き平均相場(目標額)と限界額【2019】体験レポート口コミ情報まとめ!

スズキのコンパクトなクロスオーバーSUVエスクード。

以前はラダーフレームにパートタイム4WDという本格的なSUVとして非常に人気がありましたが、先代モデルからモノコックボディのFFベースの4WDというありふれたモデルとなりました。

そういったことからキャラクターが薄れ、ジムニーやクロスビーそしてSX4などといった車の影に隠れてしまっています。

しかしそのデザインは逆輸入車らしく、どことなく欧州テイストの漂うおしゃれなSUVです。

昨年12月にはマイナーチェンジを施し、1.6Lエンジンの廃止や予防安全装備の強化などモデル整理と仕様向上を行い、さらに魅力的な車となっています。

そんなエスクードですがせっかく購入するのならお得に購入したいものです。

ここではエスクードの平均値引きや最大値引き額、そして価格交渉のポイントまで解説していきます。

エスクードの値引き額の平均相場

スズキ エスクード参考:www.suzuki.co.jp

エスクードはサイズや排気量の小さいコンパクトSUVです。

コンパクトSUVは現在日本の車市場で非常に人気のあるクラスで、魅力的なデザインや機能、高い走破性など各社さまざまな方法で勝負をしています。しかしながらエスクードは印象が薄いのか、あまり表に出てきていません。

そんなちょっと影の薄いエスクードですが、現在はどれくらいの値引きがなされているのでしょうか。まずはエスクードの平均値引き額やその推移を見ていきましょう。

本体値引きは18万円

エスクードの値引き額は、平均的に18万円前後となっています。これは車両価格の割合から言うと約6%の金額です。

実はエスクードは発売から4年が経過しており値引き額もそれなりの金額となっています。ただ逆輸入車で嗜好性が高く、数があまり出ない車であることからか値引きのガードは厳し目です。年数が経っているから大丈夫だろうと軽く見ずに、しっかりと交渉することが必要です。

エスクードは車両価格の6%以上の金額が値引きされていれば、十分な値引き額であると言えます。

オプション値引きは1割引きから2割引き

あなたはエスクードを購入しにスズキに来ました。そしてなかなか良い返事をくれない営業マンから、交渉の末18万円の値引きを引き出すことに成功します。

値引率から見ても十分な金額ですし、逆輸入車なのでこれ以上契約を引き伸ばすと納期が大変になると言われてしまい、急いで契約をしました。

必要であればこういった決断も良いですが、大幅値引きが狙いであればこのままでは大事な値引き要素を見逃しています。

見積書には車両本体だけでなく、フロアマットやコーティングなどといったさまざまな用品も入っています。このディーラーオプションからも値引きをいただきましょう。このディーラーオプションからの値引きは、金額の1割から2割ほどが値引きの平均となっています。

この値引きは全国一律ということもなく、車両値引きと同じくディーラーの采配です。販売している地域やディーラーの販売力によっても違いますので、交渉次第となります。

注意

注意が必要なのは車両本体の値引きとオプション値引きを総額表示して来る場合です。一緒に表示することで値引きは大きく見えますし、そのまま契約してもらえれば利益もバッチリですね。

しかし購入する側としてはそこは冷静に値引き額を計算して見抜き、後々値引きが思ったより少なかったなどと後悔することのないように注意しましょう。

値引きの平均金額

車両本体、オプションそれぞれの平均相場が出ました。では見積書からどれくらい値引きがでていれば平均的なのでしょうか。グレードやオプションを使って一例を上げて紹介します。

価格値引き額
エスクード 1.4L265万円18万円
オプション30万円3~6万円
値引き計21~24万円

この条件であれば、合計21万円から24万円ほどの値引きが出れば平均的な値引きと言えるでしょう。

値引き額の月変動

エスクードは発売から4年ですが、値引き額はどのように変化してどのタイミングで値引きは大きくなったのでしょうか。ここでエスクードの値引き額の変動を見ていきます。

販売時期値引き額
2015年10月から5~20万円

エスクードの値引き額の変動はこの様になっています。2015年に発売した当初は値引きは渋く、最大でも5万円程度の値引きです。

しかしその後は仕様向上などが図られながらも値引きの引き締めはそれほどされませんでした。そのため値引き幅も徐々に広がり続け、現在では20万円まで値引き幅は広がっています。

現在ではその流れのまま来ており、車両値引きは18万円前後になっています。

値引き額が21万円から24万円になる理由

エスクードの値引き額は、総額で21万円から24万円が平均的な金額だというお話をしました。

値引きの割合は7%弱と一般的な範疇ですが、なぜ平均値引き額がここで落ち着いているのでしょうか。その理由を解説していきます。

モデルライフが長い

エスクードは2018年12月に安全装備などの仕様向上を行い、大々的にCMを打ち出していますので新型のような空気ですが、実は今年で発売から4年が経過しています。

しかし値引き自体はそれほど引き締められておらず、適正な値引きに落ち着いている印象です。

外観も大幅な変更というよりはクロムメッキの導入やホイールデザインの変更などといった小規模変更ですので、値引きが引き締められるようなビッグマイナーチェンジと言われるほど変化していないことが、値引きを引き締められていない理由の一つです。

無理に売ろうとしていない

エスクードはスズキの中でも、ハンガリーからの逆輸入車ということもあって嗜好性の高い車です。

主力車種であるスイフトなどのように数を出す車ではないため、値引きをしてでも出さなくてはならないといった車ではないことが、値引きが必要以上に広がらない理由の一つです。

他のメーカーに比べて納期にも時間がかかったりすることから、なかなか競合の土台にも上がりにくく、知る人ぞ知る車といった存在で指名買いされることが多いことから、値引きは広がりにくい存在です。

エスクードは競争率が多い

とはいえ量販車であるエスクード。いくら値引きの必要性が薄いといわれても、エスクードは今流行りの市場でライバルも非常に多いです。

なので欲しい人だけ購入すれば良いと売っていても、値引きはそれなりに見せないと、せっかく買いに来たユーザーも離れていってしまいます。

競合車といえばC-HRやジュークなどといったコンパクトSUVですが、さらに別経営のスズキやサブディーラーとのエスクード同士の競合も入ってきます。

これだけ競合が多い中で生き残っていくためには、企業努力というものも重要ですので値引きは伸びしろがあるのです。

もちろん交渉の際にはしっかりカードを揃えて置かなければ、営業マンの手持ちの値引きだけで、うまく言いくるめられて終わってしまいます。平均額を引き出すためにもしっかりと交渉材料をそろえて、交渉のテーブルに座りましょう。

エスクードの値引き額の最大・限界額

エスクードの競合が非常に多いながらもマイペースな販売方針のおかげで、値引きの平均額が意外と適正の範囲であることを説明しました。

さて次はそのマイペースを崩し、ユーザーが手にしたという最大値引きの金額をご紹介していきます。一体どのような数値が出てくるのでしょうか。

エスクードの最大値引きは35万円

現在、エスクードの最大値引きは35万円という額でした。

意外と値引きを崩すのが難しいエスクードですが、これだけの値引きはなかなかすごい額です。これはかなり良い条件が重なった結果だといえるでしょう。

最大値引きが出た理由

エスクードの値引きで35万円近い値引き額が出るからにはやはり理由があります。その理由を解説します。

値引きが大きい店舗を選んだ

気ままなエスクードから最大値引きを獲得するからには、まずは値引きに寛容なディーラーを見つけることが大事です。

スズキの車を販売するディーラーは、メーカー契約をしている正規ディーラーにも、町工場のようなサブディーラーなど経営者が違うディーラーがいくつか存在しています。

もちろん扱っている車種は同じなのですが、それぞれ販売には特徴があります。利益を考え大事に車を売る販売店や、達成ノルマを重視して値引きを大きくしてでも販売したいと考える販売店までといろいろです。

そんななかでエスクードを見に行ったときに、どの販売店が値引き額が大きくなるかは明らかですね。販売方針の違いというのは必ずありますので、値引きの大きな店舗を選んだというのが一つの大きな要因と言えます。

ライバル車としっかり競合させた

エスクードのいるコンパクトSUVクラスは、人気のある市場の車ですので競合させる要素が満載です。そのなかでうまく他メーカー車と競合させた、というのも大きな要因となります。

1.4Lターボという排気量でみただけでも、C-HRやヴェゼルなどちょうどよい車がでてきます。

サイズや走行性能など、自分のほしい条件をまず見つけます。そしてそれに合わせた競合車を見繕い比較することで、値引きの交渉はスムーズにいきます。

このように効果的に駆け引きを繰り返すことで値引きの額を積み上げていき、最終的にエスクードの値引き額を大きくしたのです。

最大の値引きが出やすいタイミング

そして価格交渉で優位に立つために重要だといえるのが購入のタイミングです。ディーラーがとにかく車を売りたいという時期は、9月の半期決算及び3月の決算月でしょう。

この時期はメーカーから決算期などに合わせた施策や販売台数達成に対する施策があり、それを獲得するためにディーラーもメーカーとの契約を達成するためにできるだけ台数を出そうとします。施策の報奨金は金額が大きいので、多少値引きが多くなっても施策を獲得した方が得なのです。

さらにここで営業マンや会社の業績から、どうしてもあげたい一台にはまれば通常の条件よりさらに甘くなるでしょう。

そのため決算期には通常では出せないような車両値引きやオプション値引きが提示される場合もあります。

まとめますと、エスクードの値引き額が最大となった要因は、値引きに寛容なディーラーを見つけて他メーカーの車や同じエスクードでの競合で値引きを広げたこと、そして決算期などのタイミングが上手くハマったことが、最大の値引きとなった理由だといえます。

エスクードの値引きのレポート・体験・口コミ

エスクードは、台数を出すために先方から値引きを大きくしてくる車ではありません。交渉によって値引きが大きく車なので、値引きのタイミングやライバルの情報を得ることが、値引きを大きくする要素です。

では実際にエスクードを購入した人は、どんな糸口で値引きを引き出してどれぐらいの値引き額を獲得しているのかを見ていきましょう。

ここではツイッターからエスクードを実際に購入したという人たちのツイートを、チェックしていきます。

値引きの金額も重要ですが逆輸入車ですので、納期は非常にかかります。もしいつまでに車がほしいと決まってしまっている場合は交渉に余裕がなくなります。

大幅値引きも重要ですが車が必要なときになくてはどうしようもありませんので、エスクードを購入するときはある程度の妥協も必要です。

見積もりをとっただけですが、いきなりかなり良いと感じる値引きが出た方もいます。

この方のように一発で良い値引きが出る方もいれば、本気で購入したいといっても5万円程度の値引きしか出ない人もいますので、ディーラー選びはかなり重要です。

12月となると、スズキも決算にむけて販売台数の達成のために動き出します。エスクードの値引きで良い結果を残すためには、納期から逆算してディーラーが台数がほしい時期に声をかけることも重要です。

エスクードの値引き目標金額

電卓

エスクードはディーラーによって値引きに差が出やすく、結構交渉の余地が多いことがツイッターでもおわかりいただけたかと思います。

ただ納期の関係もありますので購入の時期は重要です。そこで冷静に値引きを頂いて購入するには重要なのが、いくら値引きをしてもらうかという具体的な数字である目標値引き額です。

大幅な値引きを獲得するためには、むやみに値引きばかりを要求してもそんなに伸びは期待できません。さてエスクードの値引き額は、いくらを目標金額に設定すればよいでしょうか。

値引き目標額は本体で20万円、オプションで2割

エスクードの目標値引きは、現在の相場では本体価格から20万円です。そしてディーラーオプションからの値引き額は、1割引きはもちろんのこと2割引きまでもっていければ上々でしょう。

エスクードで重要なのは値引きに寛容なディーラー探しと、納期に注意することです。ディーラーが台数を伸ばしたい時期にしっかりナンバーが付けられるように逆算して、値引きに寛容なディーラーで交渉を行うことで、ある程度値引きをおこすことは可能です。

実際にでる値引き額は地域差やディーラーの販売力によって差があるので一概には言えませんが、これだけの金額を目標としておけば、購入時の値引きが多いか少ないか判断できます。

交渉の際にはしっかり目標値引きを把握して、営業マンの説得をうまく覆して最大の値引きを引き出しましょう。あとは購入の時期をしっかり配慮することで、プラスαの値引きを追加したいところです。

エスクードの目標値引き額まとめ

今までの情報をまとめると、エスクードの値引き目標金額はこのようになります。

本体値引き20万円
オプション値引きオプションから2割
時期的なもの最大5万円
合計額27~32万円

エスクード購入の際には、この条件を引き出すことを目標として行きましょう。この条件が今現在の値引き額のほぼマックスです。

ここで言う時期的なものは決算など時期によって違うものなので、この程度でてくる場合もあればもう少し低い場合もあります。

エスクードの値引き交渉のポイント

ポイント

エスクードの値引きのポイントや目標金額が設定できましたね。あとは目標の値引きを手にするために、どのように交渉していくかです。

目標が見えたからと言っていきなり競合車を持って、頭ごなしに値引きしろと値引きばかりを要求していては、厄介なお客だと思われ値引きを抑えられてしまいます。

営業マンも人間ですので、厄介な人に売って後々のフォローが大変なのはいやです。そのため逆に値引きを渋くしたり、他のお店に行ってくださいとさえ言われるかもしれません。

エスクードの値引き目標金額を獲得する方法を考察していきます。

車が安くなる時期を狙う

まずは最初にも書いたとおり交渉でこちらが優位に立ちやすい時期に購入しましょう。

最近は決算も関係なく、交渉次第で大幅値引きが期待できると言われています。しかし一般的な月には大幅な値引きをしてまで売らないといけないという理由がどうしても弱いです。

MEMO

まずモデルチェンジがあるかどうかです。モデルチェンジ直前の車は新車の方に期待が高まるため売れなくなります。そこで値引きを大きくして販売を促進します。

現在エスクードは仕様向上を行ったばかりです。値引きはそれなりにありますのでそんなに良いタイミングというのはなさそうです。

次に重要なのが購入の時期です。車を購入するのにベストなのは、やはり1から3月の決算と言われる時期です。そして次に8から9月の半期決算、そして7月のボーナス商戦の時期という順番です。

この時期はメーカーからもある程度の値引き施策が投入されていますし、目標達成すれば大きな報奨金もあるので、ディーラーも躍起になっています。

ディーラーは決算期の3月や半期決算の9月の登録にナンバーを間に合わせたいので、決算にあわせるとなれば、エスクードの納期からすると遅くとも登録タイミングの1月から2月前までに、ディーラーに出向いて契約をするのがよいでしょう。

スズキディーラーを比較する

エスクードは値引きがディーラーによって差が大きいです。なのでまずはスズキの正規ディーラーどうしで見積もりを比較し、値引きに寛容なディーラーを見つけましょう。

正規ディーラーは同じ県内にひとつしかない場合が多いですので県外遠征も必要ですし、場合によってはサブディーラーでの比較も必要です。

こうやって比較すると値引きに対して消極的なディーラーや買ってほしいと言わんばかりに値引きがいきなり大きく出てくるとこまで様々です。ですのでまずはこちらをしっかり比較していきましょう。

エスクードにはこの車で競合をしよう

次に、エスクードの値段を落とすための作戦として他社競合で値段を落とします。

これは比較検討という正攻法ですし、営業マンも大幅な値引きを提示する際には店長に値引きの許可をもらわなければなりません。

そのためには営業マンが交渉しやすいように、理由を作ってあげる事にも繋がり、交渉の流れがスムーズにもなります。

ポイント

エスクードはダウンサイジングターボを搭載した走破性が高いコンパクトSUVです。そこで同じようなパワートレインのC-HRや走破性の高いスバルXVなどのような走破性の高さやスタイリング重視のSUVと比較することで勝負の賭けやすい車種を選びましょう。

車に特にこだわりはないが、この比較車種の中で一番頑張りが感じられたものを購入しようと思っているというスタンスで交渉することで、大幅な値引きをひき出せるでしょう。

競合で真剣に悩んでいることや、価格を揃えて現在の予算の中で一番安いものを買おうと思っているなど、営業マンが勝負を仕掛けやすい状況を作ってあげてください。

サブディーラーで交渉する

ここまでの交渉でどうしても良い値段が出ない、思い通りの結果にならないということであれば、サブディーラーを使った交渉も重要です。

正規ディーラーとの比較や競合者の導入で値引きをかなり大きくなったと思います。それを持って一番値引きしてくれそうなサブディーラーにぶつけるのです。

注意

この交渉で注意が必要なのは、正規ディーラーでの交渉中に目的のサブディーラーの名前を出すことです。

正規ディーラーにとってはサブディーラーは非常に大事なお客さんです。もしサブディーラーから買おうとしている人にでかすぎる値引きを出しては揉めますし、顧客をとろうものなら大変なことになります。

そういったことからもサブディーラーと正規ディーラーでの競合は、彼らの関係を悪くする場合もあります。

のちのち正規ディーラーで整備なども頼みたい場合は、サブディーラー競合はやめたほうが良いでしょう。