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プリウスPHVの2ch(5ch)での評価まとめ!実際の意見をまとめて分析!

世界最高レベルの燃費性能を誇るプリウスに大容量バッテリーを搭載したプリウスPHV。

車体形状をさらに効率的なものに進化させ、EV走行可能の速度域を大幅に高めるなどパワートレインの高効率化まで貪欲なまでに燃費性能を求める燃費のスペシャリストです。

ボディデザインも評判の良くなかったプリウスから大幅に見直されてスタンダードなデザインとなり、売れない理由を探すほうが難しいのではないかという車に仕上がっています。

仕様向上で5人乗りも追加され弱点のないプリウスPHVですが、実際の評判はどうなのでしょうか。

ここではプリウスPHVの良い評判や良くない話をまとめて検証していき、買うべきかどうかを検証していきます。

プリウスPHVの2ch(5ch)での良い評価

プリウスPHVのフロント

家庭用電源で充電できるハイブリッドカーとして、世界最高水準の燃費性能を誇るプリウスPHV。掲示板などではどういった意見がかわされているのでしょうか。まずは良い点を見ていきましょう。

外観

外装はかなりいいな かっこいい。高級感バッチリあるよ。
色はスピリテッドアクアメタリック。
俺は結構いい色だと思うけどね。太陽の陽の加減で色が
異なって見える。かなりいい色。

プリウスPHVはそのスタイリッシュなデザインが非常に好評です。

どっしりと構えたスタイルやホログラフデザインのグリル、そしてLEDライトなど近未来的なデザインが施されており、高級感も感じさせます。

あの縦長ライトをやめたのは正解だな
腰高に見えて貧弱な感じなのが一気に解消されとる
このデザインがノーマルだったらもっと売れてるはず

プリウスPHVは車名もあってHV版のプリウスとデザインが比較されがちです。

プリウスといえばあの特徴的なフロントマスクが気になるところですが、プリウスPHVはプリウスHVとは違ってトヨタのキーンルックらしいデザインをモチーフに上手くまとまるようにデザインされています。

低い位置に設定されたヘッドライトがボディの重心を下げて見せていることもあり、こちらのほうがかっこいいという意見が多く出ています。

GRリアはすこぶるかっこいいな
フロントは長方形のグリルが未だに受け付けない

プリウスPHVにはスポーティグレードであるGRがあります。大型のアンダーグリルやクリアテールランプなどスタイリッシュに見えるデザインが特徴的です。

そんなGRですが、プリウスPHVもテールランプはクリアに、そして左右のエアインテークのように張り出しているデザイン部分がブラック・アウトされていたりとスタイリッシュに見えます。

重心の低いデザインでスタイリッシュなプリウスPHVですから、スポーティなデザインもよく似合いますね。

プリウスPHVのデザインは、ヘッドライトや後部座席がそうなんだけど、MIRAIっぽいよね。

プリウスPHVのデザインはトヨタの燃料電池自動車であるMIRAIとデザインが似ています。

先進性を全面に押し出した車とデザインの方向性が似ているということは、トヨタにとってこの車の立ち位置が感じられますね。

内装

プリウスPHVの運転席からのコックピット

内装も外装も、写真で見るよりずっと好印象だった。

布シートだったけどツルツルの安っぽい布じゃなく凹凸があって
安っぽくない。レザーじゃなくてもいいかも思えてきた。

プリウスPHVは内装も非常に好評です。画像ではプラスチック感が強い印象もありますが、11.6インチの大型ディスプレイやピアノブラックパネルが近未来感を出しており、かっこよくみえます。

ファブリックシートもしっかりデザインが作られており、質感は悪くないようです。

内装で悩んだけどクールグレーにした
汚れは目立ちそうだけど広く見えるし好みだったから

プリウスPHVにはブラックとグレーの二種類の内装色があります。ブラックは全体的に統一感があり、汚れも目立ちにくく使いやすいです。

そしてクールグレーは広さを感じさせ、ブラックとの色の対比で質感の良さも感じさせてくれます。ただ汚れやすいのはグレーのほうですから、綺麗さを保ちたいのであればブラックの方が良いかもしれません。

走行性能

プリウスPHVの走行時のディスプレイ

電気は結構すぐ切れちゃったもののモーターの加速感は良かったです。
坂に限らずPHVの重さは全く気にならないですね

プリウスPHVのパワートレインはプリウスHVのパワートレインをベースにモーターの出力をさらに向上させており加速感は非常に良くなっています。

力強い加速が必要なときにはさらにジェネレーターをもモーターとして駆動させることが可能で、プリウスPHVの重い車重を感じさせない鋭い加速が体感できます。

プリウスPHVは俺的には最高の遊びグルマ
CH-Rでも良かったが、満充電EV走行60km、HV走行も可能 面白過ぎる。

もちろんPHVというからには家庭電源で充電して走ることも可能ですが、なんと現行モデルでは60kmものEV走行が可能となっています。

通勤距離が少ない人にとっては日々充電だけで済ませ、休日のお出かけのときにしかガソリンを使わないというような使いかも可能です。

ここまで燃料を使わない条件が揃うと、燃料が悪くなる前に使いきれるか不安になります。

少しだけ高速道路走りました。
本線合流時に普通のつもりで加速したらHV走行になった。
その後、本線でアクセル緩めたら時速110キロまで(110キロしか出してない)
EV走行できるのは確認した。

先代モデルは60km/h程度までがEV走行可能速度でしたが、現行モデルでは大幅に伸びて110km/hまで可能となっています。

100km/h以上となれば高速道路であってもEV走行が可能ですから、大幅な燃費改善が期待できますね。

HVとチャージモードは音(回転数)の違いは感じなかった
チャージモードは停車中も当然エンジンかかりっぱなしでちょっとうざい
始動後HVモード→EVモードにしたが暖気のためエンジンかかった
ちなみにアクアから乗り換えるが、EVの加速は素晴らしい

プリウスPHVは通常のハイブリッドのように走ることも可能ですが、エンジンを回してバッテリーへの充電を優先するチャージモードがあります。

充電が十分となればEVらしいトルクフルな加速が可能となり、プリウスPHVの燃費優先だけではない別の顔を見ることも可能です。

安全性能

夜のヘッドライトは明るいし、ハイビームも前方に車や人がいると、その部分を制御するのは面白い。

プリウスPHVには単眼カメラとミリ波レーダーで周囲をセンシングするトヨタセーフティセンス(TSS)の上級版が採用されています。

その他にもアダプティブハイビームシステムも採用されており、単純なハイとローの切り替えではなく対向車や前方を行く車など、必要に応じて照射範囲を切り替えます。

それによりドライバーの視界の確保はもちろんのこと、単眼カメラによるセンシングにも高価を発揮します。

TSSPは全車標準

そしてこれらTSSはプリウスPHV全車に標準装備されています。多少は内容がグレードによって異なりますが、はじめから安全装備がついているのは安心できますね。

乗り心地

プリウスPHVの後部座席

かっこええし地味に全車速クルコンとか色々ついてて乗り心地も15インチだとしっとりして快適やね
クルマオタクとしても納得

プリウスPHVの乗り心地には車好きも納得のようです。

15インチホイールは十分ショックを吸収してくれるため、しっとりした乗り心地をしています。追従タイプのクルーズコントロールも採用されていますから長時間の運転も快適です。

試乗して来た。バッテリーが満充電状態だったので、EV走行もHV走行もほぼ同じでエンジンが回ってるか否か良く判らなかった。
フル加速したら違いがあるのだろうけど出来る状況じゃなかったから判らなかった。

エンジンノイズはフル加速するような状況でなければ、エンジンが回ってるかどうかは走行中にはわからないほどの静粛性のようです。このあたりはさすがのトヨタですね。

後ろの2席は余裕があっていい感じ。1名減で正解かもしれない。シートの感触もいい。プリウスの本革シートは座ったことなかったが、予想よりはずっと良かった。

プリウスPHVは発売当初は4人乗りモデルで、そこがウィークポイントだとよく言われていました。

しかし5人フル乗車することが多い人なければシートの感触や広さに余裕が持てて快適だという意見もあります。シートの感触も良いようで、快適性は高そうです。

出発時間を登録しとくと10分前からエアコンかけておいてくれるのが割りと便利
アダプティブハイビームシステムが割りと分かりやすくすごいなぁと思った
リアウィンドウの凹みのおかげで雨のときのリアウィンドウの水切れがいい

さらにトヨタの通信サービスを利用して、スマートフォンのアプリからプリウスPHVの車内エアコンを事前に作動させることができます。

その他にもいつもの出勤時間が決まっているのであればその時間のちょっと前からエアコンを効かせることも可能で、車内の快適性は抜群です。

人を乗せるときにもはじめから快適な状態でおいておけば、スマートな一面に一目置かれること間違いないでしょう。

燃費

写真の右の燃費はEV走行も含めてだから69.9km/Lとか出る。
電費はだいたい6.5-7.5km/kWhくらい。

プリウスPHVは燃料を使って走る他にもモーターのみでEV走行をすることが可能です。

その電力消費量を燃費のように電費と呼ぶのですが、その電費は非常に優れておりピュアEVとして名高いリーフよりも性能が良くなっています。

実電費もプリウスPHVのほうが0.5~1km/kWhほどよいですからプリウスPHVの技術力の高さに驚かされます。

バッテリーない状態から30分程度の走行で
70~80は充電できた。ちなみに実燃費29km
給油リッター2ちょい
メーター燃費33の走行距離60キロの段階

そして燃料消費も含めた燃費の面では29km/lと驚異的な燃費性能です。しかもこれはバッテリーのないチャージモードでの走行ですから状態の良いときであればさらに燃費性能は伸びるでしょう。

価格

補助金は受けといて2年後売ればちゃんと月割りみたいな感じで返金すればいいのか
とりあえず補助金貰っとくかw

プリウスPHVには購入補助金があります。補助金の内容はその年度によって異なりますからはっきりとは言えませんが、それによりプリウスHVとの差額も埋めやすくなりますね。

ただ購入補助金を受け取った場合は法定保有期間というものが定められており、その間に対照の車両を売却した場合などは、補助金の返還を求められる場合がありますから注意しましょう。

11インチじゃなくて普通の純正ナビか社外ナビにして
補助金考慮したら,差額は実質50万円
電気代とガソリン代の差額で10万kmくらいで元とれる
そんでノーマルプリウスと走りがぜんぜん違うんだから
お得としか言いようがない

プリウスPHVとプリウスHVを比較すると実質の価格差は約50万円ほどのようです。

夜間電力での充電やEV走行など燃料消費に優位な状態を最大限作り出せば、プリウスHVとも燃料の差額でもとが取れそうだという意見もあります。

もちろんEV走行を見越して作られているプリウスPHVの走りはプリウスHVとは全然違ってきますから、のり味を考慮してもプリウスPHVのほうがお得感がありそうです。

プリウスPHVの2ch(5ch)での悪い評価

世界最高峰の燃費性能や圧倒的な加速性能、そしてその優れたスタイルなど良いことばかりのプリウスPHVですが、悪い評判もあるのでしょうか。次に良くない評判を見ていきます。

外観

プリウスPHV 後ろ参考:toyota.jp

phvのデザインがよいとよく言われるがそれは50ぷりに対してであって普通にカッコ悪いよテールランプなんかイカがタコになったくらいほとんどおなじだよ。

リア全体の形はしょうがないと割り切っても、テールランプのデザインだけは駄目だわ・・・・

GRグレードでは評判の良かったリアデザインですが、基準車の方ではテールランプデザインに不満が殺到です。

プリウスPHVのリアデザインはさることながら、特にテールランプの造形が受け入れられないという意見が多くあります。

夜 この車の後ろにつきたくない
特に、ブレーキ踏むとダサいごちゃごちゃのデザインと自己主張がひどすぎて、目にうるさい

これはリアスポみたいなところも横一線全部光るし
段違いでこっちが不快

その不満の一つにごちゃごちゃと光りすぎている不満があります。不評なテールランプユニットはもちろんのこと、リアのスポイラー部分が一直線に光、後続車の迷惑とまで言われています。

訳もなくリアフォグを光らせる車などは非常に迷惑ですが、純正の状態で光り物ばかりの車は改善のしようもありませんからどうしようもありません。

メーカーとしても周囲の安全にも配慮したクルマづくりをしてもらいたいですね。

内装

プリウスPHVの前部座席

ノーマルプリウスよりずっとバランスのいいデザインで上手くまとまってたんだけど、一点ファブリックシートの質感があまりに低いのにびっくりした
軽自動車レベルというか、下手したら軽自動車より安っぽい
買うならレザーシート必須だよこれ

外装デザインでは評判が良かったプリウスPHVですが、ファブリックシートの質感が低いという指摘があります。デザイン性は評価されていましたが実際に見ると質感が低く感じられる人もいるようです。

どうしても気に入らないという人はレザーシートを選ぶという選択肢があります。
ただ、

なんだかんだでAグレードが一番よさそう
プレミアだと、レザーシートの不満の声が多いね

このようにレザーシートにおいても不満はあがっています。プレミアムとなるとレザーシートが標準となりますので質感の高さを求める人には良さそうですが、

Aの値段はいいとしてレザーの割高感だよな~

Aプレミアム買うつもりでしたが、レザーシート実物見たらなんだか合皮っぽくて。

レザーシートの実物を見ると質感がそれほど良くなく合皮っぽい印象を受けたり、その割に価格は高かったりとどちらにせよ質感の高さは感じられないようです。

ファブリックとレザーで見比べてみて、価格と品質で納得する方を購入すると良さそうですね。

内装はプリウスと同じで特に高級感はなし。ドア閉めてエンジンをかけたが、意外とエンジン音が大きい。

内装の質感に関してはプリウスHVとの質感に差はないようです。

PHVということでベース車両との価格差は結構ありますが、それはバッテリーやパワートレインなど別の部分に多くが別れているようですね。

走行性能

こないだ新型PHVちょっとだけ試乗したが、かったるかったな
距離を稼ぐためにはしかたないんだろうけど。
ちなみに俺330e乗り

鋭い加速や燃費性能など非常に評判の良いプリウスPHVですが、BMWのような走行性能重視のハイブリッドと比べると加速にたるさを感じるようです。

ここは考え方の差だとは思いますが、加速性能に異常なこだわりを持つ人はプリウスPHVはやめたほうが良いでしょう。

安全性能

プリウスPHV セーフティ参考:toyota.jp

後退時の自動ブレーキはtsspの機能にはないね。
後退時の障害物に自動ブレーキになるのは インテリジェンスクリアランスソナー Aグレード以上の装備になります。

TSSの上級版が標準装備となっているプリウスPHV。ただ後退時の踏み間違い防止はAグレード以上にのみ標準となります。

すべてのグレードで安全装備が網羅されているわけではありませんから、購入するときはしっかりと確認してから選びましょう。

乗り心地

ナビは使ってませんが画面が大きくて西日で眩しかったです。対策品はあるのかな?

プリウスPHVの最大の特徴とも言える11.6インチの大型ナビゲーションですが、ピアノブラック調のパネルも相まってか反射光が非常に眩しいようです。

運転中にこのような状態になると視界が悪く、事故の元ですから対策がなされることを期待します。

バックは見にくい。ウインドウのせいか?ラゲッジは狭い。

その他にも後ろの視界の悪さもかなりのものです。

特殊な形状のガラスはそれほど問題がないようですが、バックドアのガラスが小さかったりCピラーの窓がなかったりと視界に関しては考慮されている印象がありません。

バックカメラなど補助装備は必須と言えそうです。

走行中はそんなに気にならないけど、アイドリング中は結構エンジン音が気になります。

走行中はエンジン音、あまり気にならないみたいですね。
だからロードノイズ…

乗り心地や静粛性の高いプリウスPHVですが、その反面アイドリング時などにエンジンが掛かったときの音は非常に気になるようです。

その他にもロードノイズなども入ってきますので、このあたりは試乗で確認しておいたほうが良いでしょう。

Aのレザーだけど、17インチです。
試乗の15インチに比べ、かなりうるさい。
ただ乗りあじはいい!
15のふわふわがだめだったから。

グレードによってはホイールは17インチになりますが、ホイール径が大きくなるとロードノイズも大きくなります。ですから乗り心地優先と考えている人は、純正の15インチホイールがおすすめです。

後席の居住性、乗り降りのしにくさ、シフトレバーの位置
あとトランクの狭さかな

空気抵抗を減らすための車両形状のため車高が非常に低いということもありますが、それにより後部座席の乗り降りのしにくさや、居住性は非常に悪いです。

日頃から後部座席の利用が多いユーザーは、後ろの居住性が納得できるかしっかり確認しておきましょう。

荷室はかなり狭いな。実用性はあまりないだろう。後席を
倒した際、荷室とのレベル差が17cmくらいあって予想より
かなり大きな段差。布団ひいても倒していちゃいちゃは無理そう。

そして荷室もかなりの狭さです。後部座席を倒してもフラットにはなりませんし、深さもないため大きなものも乗りません。

燃費や走行性能を考えれば便利なプリウスPHVですが、人をのせたり荷物を載せたりという実用性の面ではあまり向かないようですね。

その他

プリウスPHV 充電参考:toyota.jp

今回、充電コネクタ部分に蓋?みたなのついてんだね。普通、急速とも。
あれ面倒そうだ。つけないとだめなのかな?
35型だとついてないのに。デザイン的に雨が入りやすく蓋しないと危険とかかな?

充電中はカバー開けっ放しで何時間も放置だから、使わない方に蓋があった方が防塵的にいい気がしてるよ

プリウスPHVには普通充電と急速充電合わせてふたつ充電口がありますが、両者ともに蓋がついています。

急速充電であれば問題ありませんが、家庭で充電する場合は8時間近く開けっ放しにするわけですから、汚れや劣化などの対策から考えても蓋はあったほうが良さそうです。

物理的な不具合とかでているひといる?
ダッシュボードかたかた音とか、リアからの異音バンパーの塗装ハゲ
ステアリングおもいっきりきって発進すると、きゅーって音がなるとか

バンパー禿げがおおよそ2mmくらいあり…しかし、指差して、そこをよ~く見ないとわからんから放っておいてる。
価格comで話題になってたので1000kmくらいで発見、病状の進行はなし。

納車されてすぐのころだけど、ダッシュボードカタカタ音は経験ある。
「どん!」と叩いたら治ったよ、鳴ってる所を90度の角度で真上から拳で叩くのがコツ。
それからは鳴いてないので、ハメ込みが悪かったんやろーね。

プリウスPHVは発売からまだ日が浅いこともあり、不具合が出ている個体もあります。そんななかで気になるのがバンパーの塗装剥がれや車内の異音、そしてステアリングの音です。

バンパーの塗装剥がれはそれほど大きな範囲で起こるようなものではないようで、2mm程度とよく見ないとわからない程度のもののようです。

そして内装からのカタカタ音に関しては取り付けがあまり良くないことから起こっているようで、場所を特定してしっかりはめることで収まることがあるようです。

ただ問題なのはステアリングの異音で、こればかりは作動に支障をきたすと危険ですかしっかりディーラーで対策を行ってもらいましょう。

プリウスPHVは買いなのか?

総評

ポイント

デザイン

プリウスPHVは空気抵抗を抑えるためもあり車高の低いスポーティなスタイルをしています。

ポイント

プリウスHVとは異なるスタンダードなデザインは、そこにMIRAIのようなトヨタの先進性を表すデザインが用いられており、トヨタのプリウスPHVに対する思いが感じられますし、試乗からも評価は高いです。

ただテールランプのデザインはなかなかにしてひどく、純正状態でも後続車に迷惑を掛けるほどの光量で評判は悪いです。ここはできれば改善していただきたいですね。

内装デザインはセンターパネルで11.6インチのナビパネルが存在感を放っています。それ以外のデザインは基本的にはプリウスHVとほとんど変わらずで、目立った特徴もありません。

そのため写真や画像ではプラスチック感が強く感じられる内装ですが、実物で見ると印象が違うようですから、気になるようでしたら実写は見ておいたほうが良さそうです。

ただシート素材の質があまり良くないのか、ファブリックであってもレザーであっても質感が悪く感じられるようです。一番身体が触れる部分ですから、どちらも一度確認して納得する方を選ばれたほうが良いでしょう。

走行性能

エンジン性能はEV走行の性能が先代に比べて大幅に向上しており、加速時のトルク感や巡航時の静粛性、燃費性能など全てにおいて楽しめそうです。

家庭用電源で充電すればEV走行は60kmも可能ですから、普段遣いではガソリンを全く使わないかもしれません。

ただ他メーカーのスポーツ走行に特化しているハイブリッドなどと比べると、加速が物足りない場合もあります。

プリウスPHVの安全装備はTSSの上級モデルが採用されています。それに状況に合わせて最適な配光を行うアダプティブハイビームシステムは常に視界を明るくしてくれるため、ドライバーだけでなくカメラにも効果的で、非常に高い安全性を保ってくれるでしょう。

ただ後方への踏み間違い防止などはオプション設定になっていますから、すべての安全装備がほしいという人は注意してください。

乗り心地はそれなりに完成しています。特に静粛性は非常に高く、エンジンの停止・再始動などほとんど気にならないなどの遮音性です。乗る前エアコンで予め車内を快適な状態にして置けるのも非常に便利ですね。

ただこれだけ静粛性の高い車ですから、17インチのホイールだとロードノイズが気になったり、停車時のアイドリング音が気になるようです。

その他にも車内空間もそれなりに制限されており、後部座席の空間の狭さや、後方視界の悪さが指摘されています。

乗り心地を考えるのであれば15インチの純正ホイールは必須で、バックカメラなどドライバー補助は必ず付けたほうが良いでしょう。

その他

プリウスPHVの燃費性能はもはや敵なしというほどの性能です。電費では電気自動車のリーフを上回り、燃費ではプリウスHVを上回るなどこれ以上はないでしょう。

ただ車両価格はプリウスHVに比べると100万円近く高くなっています。しかし実際には補助金がありますし、ある程度両者の装備を整えると差額は50万円程度です。

それでも差額を燃料代で埋めるのは難しいかもしれませんが、走行性能の高さやEVとしての活用など多くの選択肢がプリウスPHVにはあります。十分に購入する価値はあるでしょう。

買いかどうか

ここまで総評をしてきましたが、プリウスPHVは買いなのでしょうか。新しい車に価値を感じる人やとにかく燃費を抑えたいという人にはバッチリです。

ポイント

プリウスPHVはハイブリッドカーには変わりませんし先代モデルもあるなどそれほど目新しさは感じられなくなってきています。

しかし実際には充電しながらEVとして走ることも可能ですし、走りも非常に良いです。エアコンにはEVに必須にはあるヒートポンプシステムを採用するなど、もはやガソリン走行もできるEVに近づいてきています。

専用の機械を使えば家庭への給電も可能になりますし、緊急時の発電機として使うことも可能で非常に頼もしいでしょう。

もちろんそれだけ性能の高いEV走行が可能なのですから、燃料消費はかなり抑えられます。しっかり充電さえしれあれば実燃費は軽く30km/lにもなりますから一般的な車にはほとんど負けることありません。

普段からEVのように走っていたとしても必要があればエンジンで走らせることもできますから、EVへの入門としても便利でしょう。

逆におすすめできないのはコストパフォーマンスが気になるユーザーや車に使い勝手を求める人です。

MEMO

これだけ何でもできるプリウスPHVですから、見方によっては非常にコストパフォーマンスに優れた車ではあります。

ただ車としてみたときに走行性能は抜群というわけでもないですし車内空間の広さは普通以下、そして価格はほぼ国産車の高級車に分類される価格帯です。いくら燃費性能が以上に優れているからと言ってもコストパフォーマンスは良いとは言えません。

そして実用性も低いです。ラゲッジルームはバッテリーの関係もあってか非常に狭いですし、燃費性能に特化したパッケージは車内の居住性もよくありません。

車としての使い勝手を考えたときに、いろいろな用途に使おうと考えても難しいでしょう。ですのでコストパフォーマンスや実用性重視のユーザーにはおすすめできません。