ダイハツの第3のエコカーとして登場したミライース。
ボディの軽量化や空気抵抗の低減で走行の無駄を減らし、ミラーサイクルなどといった最新の技術を惜しみ無く取り込み、最大限に効率の良い走りを目指した車です。
その結果、ハイブリッド技術を使わずとも35.2km/Lの燃費性能を達成した車となりました。
車体デザインはボンネットを長く見せたり、切れ長のヘッドライトデザインを採用するなどスタイリッシュな一面を強調し、先代と一味違うかっこいいデザインです。
燃費性能だけでなく安全性能も強化されているミライースですが、実際の評判はどうなのでしょうか。
ここではミライースの良い評判や良くない話をまとめて検証していき、買うべきかどうかを検証していきます。
ミライースの2ch(5ch)での良い評価
モーターアシストなどハイブリッド機構を使わないことから、最高水準の燃費性能と低価格両立しているミライース。
掲示板などではどういった意見がかわされているのでしょうか。まずは良い点を見ていきましょう。
外観
二段になってるヘッドライトとか、あちこちカクカクとエッジの効いたデザインはガンプラっぽくてカッコいいな
特にリアウィンドウの横に張り出した意味不明な板が良い
ミライースは先代モデルの角の取れたフレンドリーなデザインから一転、至るところに尖ったデザインを取り入れた、エッジの聞いたデザインとなりました。
スタイルは2ボックスから大きく変更はありませんが、こちらの方がおっしゃる通りガンダムのようなイメージを彷彿とさせるデザインで、男性に人気がありそうです。
空力を考えたパーツなど至るところに工夫が見られ、かっこよくなっています。
カタログもらって現車も見てきたけどヘッドライトが異様にキラッキラしてて目力が凄かったw
現行モデルで特に気になるのがこのヘッドライトです。
ダイハツ自身も現行モデルではこの目ヂカラにピントを当てて、小さな車でも周囲になめられないようにデザインしたと言われています。LEDライトになるとなおのことガンダムっぽさが増しますね。
外観は、旧型より立派で大きく見えた。
目ヂカラで迫力を出したミライースは、その他にもデザインに工夫がなされています。
1つ目がこのボンネットデザインで、ギリギリまでボンネットのラインを伸ばすことでロングノーズに見えるようにしてあるなど、小柄ながらも大きさ感じさせているのです。
先代のフレンドリーデザインから現代の車らしい迫力のあるデザインへと移行され、強さを演出しています。
内装
内装のオシャレ度がかなり高かったし試乗すれば購入するの増えるだろうし
車内空間も先代までの質素な印象を覆すように、しっかりデザインされています。エアコンパネル周りやメーターあたりは外装と同じく角のあるデザインで、液晶メーターとの組み合わせでコクピットのようです。
ガンダムのような外装との組み合わせということもあり、それなりにかっこよくできているのではないでしょうか。
今日イースの試乗してきた。前席・後席は狭くは感じなかったし、内装も
思ったほどチャチくなかった。
そして低価格なミライースですが、チープな感じもそれほど受けないと言われています。
プラスチックな質感が全面に出ているのは仕方がありませんが、それをチープと感じさせないバランスの取れた造形なのが功を奏しているのでしょう。
車内空間はこのボディサイズでも特別狭いということもなく、運転がしやすいようです。
走行性能
・アクセルの反応がよくなった。先代が1テンポ遅れ、新型0.3テンポ遅れ
・加速は少し良くなったかなぁ、ベタ踏みしなかったから感じだけ
エンジンの改良だけで燃費性能を極限まで高めているミライース。なんと660ccのNAエンジンにアトキンソンサイクルを導入し、そこにCVTを組み合わせています。
そのため走りはそれほど評判はよくありませんが、アクセルレスポンスやギア比の改善、ボディの軽量化など地道な努力で加速性能と燃費性能を両立しています。
先代モデルに比べると走行性能は多少向上しているようですね。
動力性能は余裕はないがこんなもんだろ、加速時はガーッと唸るが巡航状態になると静かだし、80kmまで出したけど不安は感じなかった
ですから動力性能はまさしく必要十分といったところです。
しっかりエンジンパワーを出し切って加速し、巡航時は無駄のないアトキンソンサイクルで燃料の消費を抑え、静かに走るということですから街なかで走らせる分には問題ありません。
安全性能
特に人身事故の場合にSA3で、たとえ衝突回避(完全に止まる)が
出来なくても衝突軽減(速度を落とす)ができていれば、被害者の
ダメージは格段に減らせる。
被害者側の安心もあるけど、加害者側を被害軽減はもっと大事。
ミライースにはスマートアシスト3(SA3)が採用されています。これはステレオカメラを用いて前方の状況を判断するもので、従来のレーザーレーダー単品のものなどに比べて大幅な性能の向上が見られます。
対車だけの予防安全装備ではなく歩行者に対しても監視していますから、万が一の事故の際にも被害をできるだけ抑えてくれます。この価格帯でこの装備がついているのは非常に頼もしいですね。
乗り心地
170cmで乗ってるけど別に狭く無いよ
適度に囲まれ感があるクルマが好きだから
軽ならこれとアルト位しか選択肢無いわ
国内で最小サイズである小柄なボディですが、170cmの方が乗ってもそれほど狭さを感じさせないとのことです。
ただ包まれ感が有る方が良いという方ですから、もともと開放感の有る車になれた人にはちょっと窮屈さを感じさせるかもしれません。
試乗の時に営業が助手席に座ったのでカミさんはリアシートだったけど、広さは
十分だけど乗り心地が悪かったって言ってる
後部座席もそれなりに使えます。このサイズですから後部座席はおまけのようなものですが、小柄な方であればそれなりに広さを感じられるようです。
たださすがに乗り心地の快適性までは考慮されていないようで、乗り心地はよくなさそうですね。
静寂性と安定性が良くて、軽量化しているにも関わらずしっかりしていた
違和感なく運転が出来て好印象でした
そしてエンジン性能はあまり評判がよくありませんが、走行安定性や静粛性はそれなりに優れているようで、特に煩わしさなどを感じることなく運転できたということです。車両価格が抑えられている車とはいえど、こういった部分には不満は出ないようになっています。
普通車からの乗り換えなので、静粛性とか、パワーとか心配していたけど、
思ったより静かだった。エアコンONで、登り坂はさすがにパワー不足かと。
そして軽自動車からだけでなく、登録車からの乗り換えというユーザーもそれほど大きな煩わしさは感じていないようです。
もちろんシチュエーションによってはパワー不足もありえますから登録車と同等というような大きな期待をしていなければ問題ないでしょう。
確かにベーシックカーとしては硬めの味付けだね、曲った時のロールも少ないし
馴らし終える頃には馴染んでもう少し柔らかくなると思うよ
先程後部座席の乗り心地は良くないということでしたが、ミライースは全体的に硬さを感じる足回りのようです。
突き上げが有るというのはもちろんですが、ロールなどもうまく抑えられているなどスポーティなテイストになっています。ただこのあたりもしばらく乗っていれば馴染んできて、乗り心地は和らいでくれるようです。
燃費
1ヶ月 480キロ走行で 32km/Lだったな
エコランプ通りに走るだけ
その高い燃費性能が自慢のミライース。なんと平均燃費で32km/lというツワモノもいます。
ただただメーター内のエコランプの表示に合わせて走るだけで、ここまで数値が出るようです。32km/lといえばもうすぐカタログの数値に匹敵します。
毎日往復4km通勤だけだと流石に21km/L台
水温マークが消える頃に着いちゃうシビアコンディションだとね
往復4km程度のエンジンが温まる前に目的地についてしまうようなシビアな運転であっても21km/lという驚いの数値が出ています。21km/lといえば燃費性能で名高いハイブリッドカーである30型プリウスの実燃費とほぼ同じ数値です。
燃費性能では軽くハイブリッドカーを上回るミライース。狭さや使い勝手など悩む点もあるかもしれませんが、通勤など少しでも燃費を抑えたい人には抜群の車だと言えるでしょう。
価格
LSA3がコスパ考えるとベストかな
Xは一気に値段上がるし。
税金込々で新車で100万はすごいわ。
そしてもう一つのミライースの魅力がこの車両価格です。ハイブリッドカーを上回るような優れた燃費性能と衝突を予防する安全装備がついて、なんと100万円以内で買えてしまうのです。
現存する自動車の中では、圧倒的なコストパフォーマンスを持っていると言って過言ではないでしょう。
ミライースの2ch(5ch)での悪い評価
圧倒的な燃費性能や優れた安全装備を圧倒的なコストパフォーマンスで提供するミライース。良いことばかりのようですが、悪い評判もあるのでしょうか。次に良くない評判を見ていきます。
外観
変えてきた部分が見た目重視のハリボテ感満載なのがね
先代と比べて大きさや迫力を感じさせる現行ミライース。しかし見る人によってはそれがハリボテのように感じる人もいます。
現行のデザインは迫力や厳つさを演出していますが、実際に車体が大きいというわけではなく、そしてエンジン性能がパワフルというわけでもない非常にエコに走った走行性能です。
これでは迫力の裏付けもありませんし、ミライースを知っている人にとってはハリボテ感を感じてしまうのは仕方がないことと言えるでしょう。
新型の試乗車が前を走ってたんだがリアの黒い樹脂が安っぽくていまいちだった
アンテナが中途半端な位置にあって悪目立ちしてる
そしてリアに付いている黒いエアロパーツや運転席側についているラジオアンテナは、質感や場所がいまいちであったりと不自然な印象が強いです。
リアのディフューザーは空気の流れを整えることで空気抵抗を抑えているのですが、ボディカラーとは統一感がないので違和感がありますし、かといって質感の感じられるものではありませんからかっこよさもありません。
スポーティさや迫力など、車両のパッケージングとデザインが統一されていないことが、ミライースのデザインの魅力を半減させていると言えるでしょう。
内装
内装も見た目は悪くないけどダッシュボードとか触れて押してみるとやはり薄っぺら感がある
内装デザインがよくなったミライースですが、インパネが薄いのか押すとベコッとなるような感じで薄っぺらさを感じるとのことです。
最近の車はどれもパネルが薄くなってきているのでミライースだけということはありませんが、こういったコストの限界に挑戦するような車は特にしょうがありませんね。
内装はエアコン周りがさすがに安っぽい。
ミライースの内装の中で特に不満が出ていたのがこのエアコンパネルの部分です。
先代のエアコンパネルをそのまま持ってきているマニュアルエアコンは、全くデザイン性や色使いなどは皆無で、トラックと同じような扱いです。
気にならない人はこのままでも良いかもしれませんが、どうしても気になる人はアフターパーツで改造している人もいます。ここだけは気に入らないという意見が多いですから、独自に改善してみても良いかもしれません。
後部の窓は固定だわ鉄チン剥き出しだわ、なんだかなーて感じるところはあるけど。
そして生産性やコストを重視しているとはいえ、なかなか悩ましいのがこのリアドアのパネルです。
Bグレードはリアドアは窓が開かないのですが、パネルを共通化していることもありスイッチの部分がパネルに付いた状態です。さすがにビジネスグレードとはいえ、共通化にしてはひどい仕上がりです。
走行性能
ただしエンジンは全然だめです。
言われているほど加速よくないです。
アトキンソンサイクルやめて
ノーマルに戻してほしい、
またはDボタンがほしいと、
素直に思いました。
軽量化してんのに回転数だけ上がって煩く加速とろ過ぎ
だけど足回りはやっぱりドタバタしてる感じ。それにアクセル踏んでもエンジンは
モッサリした反応しかしない。試乗だからハンドリングの良し悪しまではわからなかった
ミライースは燃費性能は非常に優れていますが、パワートレインの加速性などは非常に評判が悪いです。
燃費改善のためにアクセルレスポンスを落としており、CVTのエンジンの回転が上がってから変速しながら加速していく動作。
この2つだけでも非常にストレスを感じますが、さらに現行エンジンはアトキンソンサイクルを導入しているため、660ccの排気量ほどのパワーがありません。この車には車らしい走りを求めてはいけないと言っても過言ではないでしょう。
加速の良い走りや普通の車らしい走行性能を求めている人には、この車はあってはならないほどの走行性能だと捉えておくと良さそうです。
安全性能
自動ブレーキって、結構誤作動するのよ
何にもないとこで、警報鳴ったりするし、1発ガンっとブレーキ入った事もあるし
点検の度にプログラム弄ってるらしく反応の仕方変わるし
馴れるまで自動ブレーキ無しの車より疲れてたわ
SA3など緊急ブレーキは各社まだまだ発展途上の装備ということもあり、動作が不安定な部分があります。
そのため誤作動がおきたり、点検などのたびにプログラムをアップデートするなど様々な改善が行われているようです。
リコールやサービスキャンペーンで重要な更新をしている可能性もありますから、欠かさずウケる必要があります。
乗り心地
乗降性を高めるためにシートの着座位置を高くしてあるせいで、フロアが低くドライビングポジションが凄く変
シートリフター装備タイプは、あれ以上低くできなかったとしたら運転はし難そうだな
ミライースは座席の着座位置が高いため、乗り降りは楽ですが頭上空間が狭くフロアまでが遠いようで、そのためトラックやバスのような着座位置になるため、若干違和感がありそうです。
人によってはしっかりとしたドライビングポジションが取りにくい可能性がありますから、市場などでドライビングポジションはしっかり確認しておいたほうが良いでしょう。
その他にも
試乗したら、リアシートは座面が短い。
という意見もあります。最近は膝下の空間を広く見せるためにわざとリアシートの座面を短くしている車が多いです。
子供など体格の小さければそれほど違和感はないかもしれませんが、大人が長時間乗ることを考えると辛いものがありそうです。
エアコン全開にしたがあまり涼しくなかった
運転操作はやりやすかったが視界が狭くなったように感じる
周囲への視界が悪いからぶつけやすそうだった
バックもしたが視界が悪い
エアコンに関しても効きが弱いと感じるようです。もともとエンジン出力が控えめとなっていますから、コンプレッサーも合わせて力が弱いのかもしれません。
真夏などは車内が熱くなりやすいですから、熱線カットフィルムやフロントガラスにカバーを付けるなど車内の温度上昇を最小限に抑える事が必要そうです。
その他にもデザインの問題か視界もあまり良くないようです。車に対する慣れなどもありますが、しっかりと試乗で確認して自分にとってバックカメラなどが必要かどうか見極めたほうが良さそうです。
試乗して思ったのが他の軽に比べても突き上げが酷い
路面からくる縦揺れの不快さがありえないレベル
この辺手を抜いてる感ある
>>658
俺も販売直後の試乗で、全く同じ感想を持った
しかし、半月ほどして再試乗したら硬い突き上げ、
特にリアの突き上げか無くなっていた。
先代より、やや硬めのサスなのか変わらんが
不快なレベルではなくなってたぞ
サスが馴染むのに、ある程度の距離が必要なのかもしれん
現行モデルはロールなども感じにくく足回りが硬めという印象ですが、人によっては突き上げがひどすぎるという意見が多くきかれます。
ただ同じように次に試乗したときには硬い突き上げが減少していたという意見も多々聞かれました。
どうやら初めの方は固めにセッティングされているようですが、しばらく走るとこなれてきてサスペンションが馴染んでくるようです。市場の際に乗り心地が最悪で見送った人も、もう一度試乗で試してみてはいかがでしょうか。
価格
スタビライザー無けりゃ駄目とか
だったら金出してもっと高い軽買えよ
ミライースに求めてる物が違うわ
ミライースは内装がチープであったり走りが悪かったりと散々な言われ方をしていますが、ミライースの最大の魅力はその価格のやすさです。
軽自動車に走行性能や居住性、安全性など高次元なものを求める人にはミライースはそもそも選択肢として間違っていると言って良いでしょう。
安くて燃費がよい車がほしい。そういったユーザーに最適です。
ミライースは買いなのか?
総評
デザイン
ミライースは軽自動車規格の中でもさらに小さいボディサイズでありながらも、ワンランク上の大きさや迫力を演出しており堂々としたスタイルの車です。
そのデザインはエッジが効いておりまるでガンダムを彷彿とさせるようなデザインです。ただ迫力とは無縁のコンセプトの車ですから、そのハリボテ感が虚しく感じるという意見もありました。
内装デザインも角張ったエッジが効いており、液晶パネルを使ったメーターデザインも相まって非常にかっこいいです。車内空間も思いの外広く、使い勝手が良いので思いの外不満はでなさそうです。
ただエアコンの操作パネルには安っぽいやかっこ悪いなど悪い評判が多く集まっていました。気になるユーザーの中にはアフターパーツでデザインを変更している人もいましたので、みんカラなどを参考にして改造するのも良いでしょう。
走行性能
ミライースの一番の泣き所はこのエンジン性能です。NAエンジンな上にアトキンソンサイクルを使っていることから排気量なりのパワーも出ませんし、さらに燃費を最優先させたエンジン制御は加速感もなく非常に評判が悪いですから覚悟しましょう。
ただ軽自動車はこういうものだと思って乗れば良い意味で諦めが付くようで、普通車からでもそれほど難なく乗り換えている人もいます。
先進安全装備はステレオカメラによって作動するSA3が採用されており、歩行者に対しても監視をしています。
それ以外には目立った安全装備はありませんが、この価格帯でこの性能の先進安全装備を装着している車は珍しく、とてもコストパフォマンスに優れています。
乗り心地は意外に良いです。必要十分な車内空間を持っており、フロントシートはもちろんのこと小柄な方なら後部座席にも十分座ることができます。静粛性や走行安定性なども安定しており、乗り心地は意外に完成しています。
ただエアコン効きが弱かったり運転席の着座位置がちょっと特殊で、ドライビングポジションが取りにくいという意見がありました。重要な部分ですから試乗で必ず確認しましょう。
その他にも足回りは非常に固く、突き上げがひどいという意見もありますが、しばらくするとサスペンションがこなれてくるようで突き上げが薄れてきます。長く乗ることで安定してくるようですからそのあたりは見越しても良いでしょう。
その他
ミライースの燃費性能は非常に優れています。ちょい乗りとなるシビアコンディションで21km/l、ある程度安定して走る場合は32km/Lとハイブリッドカーを上回るほどの燃費性能を持っています。
価格も100万円以下で変えるグレードが豊富であったり、安全装備も軽自動車の中では十分な機能が搭載されていたりとコストパフォーマンスにおいても非常に優秀です。
買いかどうか
ここまで総評をしてきましたが、ミライースは買いなのでしょうか。そのコストパーフォーマンス、そして燃費性能に魅了されたなら買いです。
まずはなんといってもそのコストパーフォーマンスです。100万円を切る低価格でありながらも十分に使用に耐えるパッケージングで、さらに安全装備や燃費性能など魅力にあふれています。
近年車の法規の見直しによって標準装備が増え、価格の高騰を続ける自動車業界の中でこれだけ安く帰る車というだけでも十分魅力です。
さらにその燃費性能はうまく走れば30km/lを超えるなど、ハイブリッドカーに匹敵するどころか超えてしまうほどの燃費性能です。
軽自動車ですので車にかかる税金も非常に安いですから、車はお金がかからなければそれで良いというユーザーには最適な選択肢です。
逆におすすめできないのは圧迫感が苦手な人やある程度の加速性能がないとだめな人です。ミライースは軽自動車の中でも特に小さなサイズの車です。
さらに空気抵抗を抑えるために天井を低くするなど燃費のためにいろいろなものが犠牲になっています。
もともとワゴン車などに乗っていて、ある程度の広さのある車でなければ耐えられない人には無理があるでしょう。
そして加速性能に関してもこの車には求めてはいけません。もともと排気量が小さいのが軽自動車ですが、ミライースはさらにアトキンソンサイクルを導入することでさらにエンジン出力を抑え込んでしまっています。
いくらそれを補うだけの制御がしてあるとはいえ、無い袖は触れません。ですので圧迫感のある車内が苦手な人や加速性能に不満を持ちやすいユーザーにはおすすめできません。