”最高にちょうどいいホンダ”フリード。
ステップワゴンなどのミドルサイズのミニバンに比べ、規格が小さいので維持費も安く済みますし、コンパクトなボディは運転がしやすく必要なときには7人乗車もできる便利な車です。
さらにi-DCTハイブリッドやホンダセンシングなど、最新の技術も充実しており、ユーザーの気持ちをわくわくさせてくれます。
マイナーチェンジで大きくデザインを変更し、待望のSUVタイプを登場させたフリードですが、実際の評判はどうなのでしょうか。
ここではフリードの良い評判や良くない話をまとめて検証していき、買うべきかどうかを検証していきます。
フリードの2ch(5ch)での良い評価
さまざまな評判の飛び交うフリードですが、掲示板ではどのような評価がなされているのでしょうか。まずは良い評判をまとめていきます。
外観
実物見たらノーマル割と良かったわ
スッキリしてて、ちょっとゴルフ7みたいな顔に見えて悪く無い
逆にクロスターは写真よりかっこ悪いと思った
2019年10月のマイナーチェンジで前後バンパーデザインの変更とSUVスタイルのクロスターが追加されたフリード。
スッキリした印象やゴルフ7のようだと言われているように、フィットなどのようにゴツメのガーニッシュでヘッドライトをつなぐようなデザインから、カラードグリルに細めのメッキガーニッシュへ変更され上品な印象になりました。
ただ期待されていたクロスターのデザインは実物はちょっと残念だったとのことです。
しかし、
クロスターはフロントグリルをカラードに変えると化けるね。オプションパンフの5ページみたく。
とあるように、オプションにあるようなカラードグリルに変更することでかっこよくなるという意見もあります。
クロスターを検討されている方は標準とオプションの両面から検討してみてはいかがでしょうか。
ノーマルはミッドナイトブルーだったが、光の加減で濃い青や黒に見えるがカタログの色にはまったく見えなかった。
この色にしたい人はカタログだけでなく実車を見た方が良いと思う。
シーグラスブルーパール(クロスター)はカタログとほぼ同じ色でした。
今回はブラックやホワイトの変更や新色の追加など、ボディカラーの変更も大掛かりでした。
そんな中、新色のミッドナイトブルービームメタリックはカタログやホームページ上で見るのとはかなり印象が違うようです。
光の加減で色合いが違って見えるマルチフレックスカラーですから、画像や紙の上ではそれほど器用に表現できません。こちらの方が言う通り現物を見たほうが良いでしょう。
内装
ベンチもロングスライドだけどキャプテンのほうが移動幅が大きい
3列目使用しない場合で2列目最後部まで下げると買い物かごが縦に置ける
年一6人とか程度なら6員乗りのほうが2列目の座り心地は良い
フリードのセカンドシートは、キャプテンシートとなる6人乗りのほうが可動域は大きいようです。こちらの方は買い物かごを自在におけるので便利とのことです。
もともとフリードはコンパクトカーサイズにサードシートが付いているタイプなので、頻繁に使えるほど使い勝手の良いものではありません。
ウォークスルー機構や座り心地などを考えると、5人乗りや7人乗りよりも6人乗りのほうが満足度が高い傾向がありました。
クロスターの実車みてきたよ。
シートがインベーダーゲームの模様に見えた。
座り心地はよかったな。
インパネは木材に定規を使って油性ペンで平行に線を何本も描いたみたい感じだった。
ノーマルのインパネ使ってほしかったなぁ
シートの表皮デザインは基準車、クロスターで多少違ってきます。基準車はダイヤモンドカットのデザインがなされていますが、クロスターの方は千鳥格子のデザインです。座り心地も良いと言われています。
ただフロントのインパネにある木目調パネルはクロスターの方は不評です。基準車にあるような多少自然な波を描いたパネルのほうが、質感が高く感じられます。
走行性能
運転なれればHVだ
低速ギクシャクは運転下手アクセル踏みすぎ
だけどHVはアクセルレスポンスが悪い
だから反応悪いと思って踏み込みすぎてギクシャクするんや
踏み込みはゆっくりと徐々に踏めばぐぐっと力強く加速する
加速特性がモーター部分とモーター+エンジンで違うからその辺理解して上手く乗りこなさないと旨味がない
フリードの議論の中で頻繁に白熱するのがガソリンモデルが良いかかハイブリッドモデルが良いかという議題です。
どちらもそれぞれの特性に合わせたセッティングがなされていますが、国産車では採用例の少ないデュアルクラッチトランスミッションが採用されているハイブリッドは挙動が多少独特です。
マニュアル車で半クラッチを使って発進するように、徐々にアクセルをつなぐような動作をしていくことでスムーズな発進ができます。
ただ燃費改善のためにアクセルレスポンスが鈍感にできていますから、発進の遅れなど焦りがアクセルの踏みすぎを誘導するなど動きが悪くなりやすいようです。できればその辺がわかる営業マンと一緒に試乗するなど、練習したほうがよいかもしれません。
エンジンブレーキ効きやすくなってる。
下の連続だとエンジンブレーキが効くと効かない
では安心感が全然違うのでアレは羨ましい。
そしてハイブリッドはマイナーチェンジ後からはエンジンブレーキの効きが良くなっているとのことです。
ガソリン車の運転に慣れている人は、ブレーキを踏みながらの下りが続くと不安になってしまいますが、その点エンジンブレーキがある程度聞いてくれれば安心感が違いますね。
話は変わりますが、ガソの加速はHV乗り続けてもっさりに慣れてると爽快ですねw
ハイブリッドと比較すると、ガソリン車のアクセルレスポンスは爽快なようです。
結論としては燃費優先や最新技術に惚れたとあればハイブリッドが良いですが、普通に走る分にはガソリンモデルのほうが使い勝手は良さそうです。
安全性能
俺も乗りはじめの頃はセンター寄りすぎて怖いなーと思ってたけど乗ってるうちに反発されることなくなった
高速乗ってなくてもいつの間にかケンカしなくなったからLAKS起動して無くても見てるかね
LKASは学習機能ある
前に開発者インタビューで出てたよ
フリードについている先進安全装備ホンダセンシング。その中には速度を一定に保ちながら前車との車間や道路中央をハンドルキープしてくれるアダプティブクルーズコントロール(ACC)が採用されています。
その中にあるLASKといわれるハンドル操作を行ってくれる機能には学習能力があり、ドライバーの運転の癖に合わせて位置を学習してくれます。
このACCは高速道路など自動車専用道路での仕様を前提に作られています。
面白いです。
一般道のみの試乗ですがが流れのよい国道でしたら一般道でも使えます。
自動ブレーキもしっかり反応します。
こちらの方が言う通り一般道でも使用が可能なほど精度は高いようです。
しかしフリードにはブレーキのホールド機能などはありませんし、道路自体も白線が消えている場所があったりと環境が整っていない場合が多いですから、高速道路やバイパスなどといった場所以外での使用は控えたほうが良いでしょう。
乗り心地
嫁がかなり気に入ってるみたいだ
やはり軽とは違い、室内広々、3列目を畳めば荷物載るし
実家の両親を乗せるのも気軽に乗せられる
車体も大きくないからスーパーでも困らないみたいだし
まさにちょぅどいい
コンパクトミニバンのフリードの売りは、やはりコスパの良さです。そのため軽自動車などとも比較されがちですが、実用性を考えるとフリードに軍配が上がります。
サードシートの存在で、ときには最大7人乗れるというのはもちろん、室内広々な上にシートアレンジの豊富さが魅力です。
さらに車体自体もコンパクトカーのフィットなどとそれほど大きく変わりませんから、取り回しやすさも優れているので、運転に苦手意識がある人にもちょうどよくなっています。
クロスターの後部座席(6人乗り)はノーマルシートに比べて左右の盛り上がりが大きくホールド性は良さそう。
2台置いてあるディーラーだったらシートも比べた方が良いと思います。
ホームページやカタログではよくわかりませんが、クロスターはシートの盛り上がりが大きくホールド性が良い印象があるようです。
合皮を使ってぷっくりとしたシートサイドが滑りにくくもあり、座り心地が向上しているのかもしれません。ぜひ乗り比べてみてください。
>6人乗りの良いところ知りたい
両側にアームレストがある。シート自体に包まれ感があり、自分の空間を確保した感じになる。
ベンチシートの真ん中のシートベルト用の余計な出っ張りが天井にない。
自転車を積むのに、いちいち2列目のシートを畳まなくてもいい。
自転車を載せても4人座れる。
そもそも、5ナンバーサイズの車で1列に3人座るのは無理があるので必要性を感じない。
コンパクトミニバンですから乗車人数が多いほうが良いという印象もあります。ただ6人乗りであればセカンドシートを格納せずとも自転車や長物も載せられ、そのまま4人座れるというのが魅力であります。
その他にも5ナンバーのベンチシートで3人乗るというのはなかなか難しく、必要性を感じないという意見もあります。
サードシートの使用も考慮すると、基本的に6人乗りで考えて、用途に応じて5・7人のりを選ぶと良いです。
もし7人フルで乗る状況が多い人は、上位車種のステップワゴンなどを選ばれたほうがよいでしょう。
燃費
ガソG走行6000キロ
田舎道メインの乗り方で生涯燃費14.2キロだった。
高速のると19キロとかでるけど、5キロ程度のチョイノリでは、リッター7キロとか出たりする。
車の維持費の中でやはり気になるのは燃費です。フリードにはガソリンモデルとハイブリッドモデルの2つがあります。
ガソリンモデルの方は燃費は平均的に14km/Lほどが見込めそうです。ただ高速メインであれば19km/Lほど行く場合もありますが、街乗りでは7km/L程度の場合があったりと差が激しいのも現実です。
HV都市圏郊外でご近所メイン、たまに遠出
現在走行2600㎞程で生涯燃費が19.3㎞/L
20越えるの難しい
次はハイブリッドユーザーの意見を見ていきます。こちらは平均的に19km/Lほどの燃費が期待できそうです。20km/Lは一つの壁になっているようですね。
どのような距離、市街地を走るかによるよね
hvだけど、調子出ないとカタログ値の半分
田舎だから障害燃費は八割だけど、市街地かつ短距離だとがっくり燃費落ちる
価格コムとかみると、かなりの距離乗って信じられない燃費叩き出してる人もいるから、腕もあるんだろうけど、どっちかというと環境の方が影響あると思う
ガソリンモデルと同じく、ハイブリッドモデルも走る距離や環境によって大きく差が出てきます。
カタログ値の半分というとJC08モードで14km/Lなのですが、うまく運転する人や長距離を走ることが多い人は信じられないほど高い燃費を出すようです。
ミニバンは重量がありますから、発進や停車の多い市街地では特に燃費が悪くなりがちですが、マニュアルミッション並に伝達効率の高いi-DCTを採用していますから、長距離運転となればロスも少なく、高燃費が期待できそうです。
HV乗りだけど代車でガソ借りたので500kmほど走ってみた(市街地1:郊外9の割合)
ガソとHVの燃費差はざっくり2~3km/Lくらいしかなかった
ガソの完成度が高いとホンダを称賛すべきか、はたまたi-DCDがアレなのか…
俺はHVが好きで乗ってるからいいけど、コストだけ見たらガソの評価高いのも納得
こうして比較してみると、ハイブリッドモデルとガソリンモデルの燃費の差はそこまで大きく出ないようです。
コスパで考えるとガソリンモデルのほうが良いですが、最新のハイブリッドや国産車では数少ないDTCが体験できるなど、コスト的な魅力以外でハイブリッドを選ぶのが良いかもしれません。
価格
クロスター、5人乗り、FF、ガソリンでオプションはLEDヘッドライトと
新車パッケージ、ダブルGコーティング、ナビは純正9インチ + ドラレコ 等‥。
あとは点検パックなどでおおよそ330万の見積りだったのだけど
今月中の契約ならば288万に出来ると言われたのだが
これは値引き幅としては良い方だよな?
こちらの方は発売したばかりのクロスターが早速40万円を超える値引きを獲得しています。下取り車なども含まれての価格だとは思いますが、いきなりかなりの好条件ですね。
コーティングや大型ナビなど利益率の高いオプションが沢山ついていることが値引きにつながっているのでしょう。
ちなみにハイブリッドクロスター
車は値引き5万だったけど、下取りに少し色を付けてもらいました
ただ一般的にはこれぐらいの条件からのスタートが多いようです。
現在はどこのメーカーも値引きという名目は厳しく引き締めており、下取り車を持ち出して交渉したほうが値引きは大きくできるようになっています。
フリードの2ch(5ch)での悪い評価
最新安全装備や新型SUVが追加され、期待されている新型フリード。良いことばかりのようですが、悪い評判もあるのでしょうか。次に良くない評判を見ていきます。
外観
今回のフリードはパスだわ
やっぱり何より顔面がダサい
マイナーチェンジで変更されたデザインがどうしても受け付けられない人もいます。ギラついた印象を抑え落ち着いたデザインにはなりましたが、好みが分かれるところですね。
クロスター・ノーマル・旧型 3台並んで展示していた。
値段を考えるとノーマルでも良いかなと思えるが、グリルのアミアミがかなり安っぽく見える。
もう少し良さそうな素材はなかったのだろうか?
フロントマスクのアッパーグリルのデザインが安っぽいという意見もあります。
概ね新型のデザインが良いという意見が多いですが、安っぽい感じや落ち着きすぎな雰囲気が受け入れられにくいようです。
内装
クロスター7人無しにした理由がわからん。
2列目ベンチシートにしてシートベルト1個追加するだけじゃん。
ベース車両で設定されてるのに何でないんだ?
SUVタイプのクロスターには7人乗りモデルが採用されていません。やはり一部の方からは要望が出ているようです。
フリードベースの6人乗りとフリード+ベースの5人乗りはありますから、意外に簡単にできそうな雰囲気ですがなぜでしょうか。7人乗りの需要はそこまで多くないのかもしれませんね。
俺も白木が嫌で寺に黒に変えれないか聞いたが無理だった。
OPのウォールナット調にするなら白木で良いからあきらめた。
Sパケ高いわ・・・
前期型のフリードは基準車の内装は白木のウッドパネルで、オプション装着車が黒木のパネルとなり高級感がありました。
ただ価格差が大きくそれだけのために選びにくいという意見も多く、ほとんどの方が不満を漠然と抱えながら購入していたようです。
後期型はどちらも暗めのウッドパネルですから、質感に関しては問題ないでしょう。ただ良い点であったとおり、クロスターのパネルは木目が単調で残念に感じる人もいるでしょう。
走行性能
ガソリン車、パワーとトルク少し下がったのは色々装備付けて重量増しになってるので燃費のつじつま合わせかな?
まぁ実際性能的に下がってなかったりするんだろうけど。
実はマイナーチェンジでガソリンエンジンの出力が地味に下がっています。燃費の数値は変わっていませんからこちらの方がおっしゃる通り重量で燃費が下がるのを見越しての出力抑制かもしれませんね。
ただステップダウンシフトを採用したことで、エンジンブレーキをしっかり聞かせることができ、実燃費の向上が図られています。
クロスター契約しそうになったけど一気に何か醒めたわ~
最低地上高変わらんとか本当見た目だけだな~っと、、
走行性能とはちょっと違いますが、SUVスタイルが話題のクロスターは外観はよくできていますが最低地上高の向上など実際に走破性が良くなるような構想は盛り込まれていません。
流行りに乗っかった基準車に対する上位互換のような位置づけで、実際の機能性を求めて購入すると期待ハズレでがっかりするでしょう。
安全性能
LCAS解除音って、ピッてなるやつ?
あれ、高齢者には聴こえないんじゃないと思う位に小さいよね。
その他の全ての警告音も小さい。
ハンドルの自動制御状態を知らせてくれるアラームが小さいと言われています。安全性に関わってくる問題ですから、こちらはぜひ改善していただきたいですね。
そういやこの前キツめのカーブを20km/hくらいで
通過したら対向車に反応して警告音とブレーキかか
って心拍数上がりまくったわw
ACCをつかって走行している最中に、対向車に反応してブレーキが作動したという意見があります。
フリードに限らずこうした追従型クルーズコントロールを搭載している車は、強めのカーブに差し掛かると前方の車両を見失って急加速したり、対向車に対して思いがけぬ動作をする場合があります。
見通しの悪い道路や強めのカーブのある場所では使用を控えた方がよいでしょう。
前走車が停止状態で自動ブレーキが反応するとスイッチがオフになります。
渋滞追尾があればよかったです。
あと前走車を追尾するレスポンスが悪いです。
また、坂道の上りを走行中、速度が落ち込んで来た際に、急にギューンと加速しだして怖かったです。
運転が下手な感じで走るので今後の進化に期待ですね。
ブレーキホールド機能がないため、渋滞時の自動追従というのはできません。停車状態を保持してくれるわけではありませんので、注意が必要です。
その他にも前車の追従状態や坂道などで速度が低下した際には、設定速度に復帰するためにアクセルを大きく開けることもあります。
ある程度は安全性を保証してはいるでしょうが、実際にその状態になるとかなり緊張します。
乗り心地
ガソは音がなんか安っぽすぎる。
なんだあの音?
なんかカラカラした音だよね。
もう少しどうにかならんかったのかとは思う。
ガソリンモデルはエンジンから独特の音が気になるという意見があります。走行中などはその他の音で気になりませんが、アイドリングの最中はカラカラと気になる音です。
これ自体は異常な音というわけではなく、
あれは直噴エンジン独特の音やで
ホンダらしい言い音なんだけどね
ファミリーカーには相応しくないね
とのことで、エンジンを直噴にする上で出てしまう音のようです。事実他メーカーの直噴エンジンでも同じような音がしますから、防音性を上げるなどをしなければ防ぐことはできません。
スポーツカーであれば納得できそうですが、こちらの方が言う通りファミリーカーとしてはなかなか受け入れがたいところです。
子供が小さいほど、チャイルドシートやジュニアシート使うだろうから
なおさらキャプテンシートにすべき。
7人乗りだと子供用座席を2列目設置すると、3列目はアクセスできなくなるよ?
そのたびにチャイルドシート外すの?
7人乗りは勝手が良い場合もありますが、サードシートにアクセスすることが多い場合はキャプテンシートである6人乗りのほうが便利が良いようです。
ベンチシートの場合はサードシートスペースを使う必要があるたびにチャイルドシートを外す必要がありますし、子どももすぐにチャイルドシートの時期は終わってしまいますから、快適に座れる6人乗りのモデルのほうが良いという意見が多いです。
ベンチシートが必要な場合は5人乗りモデルのフリード+のほうが使い勝手は良さそうです。
フリードの3列目は狭いし、エアコンの風が届かないから快適じゃない、というのはこのスレで良く言われているね。
あと子供は10年も待たずに大人サイズになる。15年経つと一緒に行動しなくなるけどな。
フリードの3列目はエアコンの風がなかなか回ってきませんし、足元も狭かったりとなかなか快適ではありません。
子供も大きくなって一緒に旅行する機会も減るなど、その車を乗る期間や用途など、しっかりと見極めないと無駄な箱物になってしまうかもしれません。
価格
簡単見積からほしいオプション前部つけたら480万になった(´・c_・`)
気になる価格ですが、デザインや性能の進化でなんだかんだで価格は上昇しています。そのためかこちらの方は見積もりを済ませるとなんと480万円という価格になったそうです。
どれだけの装備をつけるとこれほどになるのか想像つきませんが、安全装備や快適装備の拡充など先代のフリードから乗り換えられる人は、かなり衝撃を受ける価格になるでしょう。
その他
モノコックの事故車は怖いよ
自分が事故やった場合じゃなくて
色々な部分にひずみが出てるから
後々にギシギシアンアン状態になりやすい
スライドドアも負荷が掛かればモーターもイカれるし
良いことない
フリードの中古車を買うときの話ですが、事故車はかなりデメリットを追うことを覚悟しなければなりません。
もちろんやられた場所にもよりますが、そもそもモノコックボディのフレームが曲がるほどの事故は、事故箇所意外にも歪みを生むものです。
足回りの不安定さなどはもちろんのこと、箱型ボディのフリードは歪みの影響は出やすいですし、電動スライドドアなども歪みの影響で故障につながってきます。よほどの理由がない限りは、事故車を選ぶのはよしたほうが良いでしょう。
フリードは買いなのか?
総評
デザイン
現行のフリードは車内空間を優先したボディで、なかなかズングリしておりスタイリッシュとは言い難いです。
デザインは前期に比べ洗練されており、向上しているのは間違いありません。ただフロントグリルの網目部分の質感が安っぽく受け入れられないという意見が多くありました。
SUVタイプのクロスターもそうですが、フロントアッパーグリルによって雰囲気が大きく変わってくるようですから、オプションカタログを見ながらご自身の納得できるスタイルを探すのも良いでしょう。
内装は概ね好評です。前期では不評だった白木のウッドパネルなどは改善されており、質感も良くなっており悪い話はほとんどありません。
逆に上位モデルであるクロスターの木目調パネルが単調、もしくはわざとっぽいデザインで、気になる人は気になるでしょう。
シートの質感はクロスターなどに採用されているプライムスムースのシートが、ホールド性がよく感じるようです。
座り心地やセカンドシートのスライド量など、使い勝手を考慮すると6人乗りが一番バランスが良くできています。ですからシートを選ぶ際は6人乗りをベースに、用途に合わせてシートを選ぶのが良さそうです。
走行性能
パワートレインはガソリンモデルとハイブリッドモデルの2種類がありますが、扱いやすいのはガソリンモデルのようです。
ハイブリッドはマニュアルミッションのような動きを見せるDCTと出力を抑えられたエンジン+モーターの動きが独特でかなりなれが必要らしく、ギクシャク感が強くでます。
アクセルレスポンスもガソリンモデルのほうが優れているようですから、ハイブリッドに強いこだわりがなければガソリンモデルのほうがよいでしょう。
燃費もガソリンモデルとハイブリッドモデルでは、2~3km/Lほどの差しか出ないようですから、ガソリン代による優位性というのもなさそうです。
安全装備
安全装備は単眼カメラとミリ波レーダーによって作動するもので、ホンダのほぼ全車に採用される仕組みと同じです。
付随機能であるアダプティブクルーズコントロールは非常に便利ですが、カーブでブレーキ動作が作動したり再加速の挙動が不自然だったりと不安になる要素もあります。
ハンドル操作であるLKASは学習能力があり、走ることによってそのドライバーにあわせて最適な走行ラインをとるように変わっていくなど優秀です。
ただ解除されたときの音が非常に小さく、耳が遠い人にはちょっと聞き取りづらいかもしれません。
乗り心地はガソリンエンジンの動作音が気になるようです。これは直噴独特の音ですからどうにもなりません。
シートは6人乗りが座り心地や使い勝手を考えるとバランスが良くなっています。さらにコンパクトカーサイズでありながらミニバン並みの広さですから積載性は非常によく、日常の荷物の扱いや運搬には非常に便利です。
ただサードシートは足元が狭かったりエアコンの風が到達しにくいなど、快適性は高くありません。あくまで緊急時に使うようなもので日常的に大人数乗る場合はおすすめできません。
その他
その他には今回登場したSUVスタイルのクロスターですが、SUVなのは見た目がメインで使い勝手や走破性は普通のフリードとほぼ変わりません。アウトドア要素を期待している人は注意が必要です。
フリードを中古車で狙っている人は事故車には注意が必要です。電動部品が多く歪みが出やすい箱型のフリードですから、事故はボディを歪ませそれらは故障に繋がりやすいです。
買いかどうか
ここまで総評をしてきましたが、フリードは買いなのでしょうか。結論としては安心して購入して良いです。
現在人気のコンパクトミニバンというジャンルで、中古市場でも高い人気のある車ということからもお墨付きです。さらにライバルの車両に比べても安全装備や使い勝手など一足先を行きます。
ではフリードをおすすめできないのはどんな人でしょうか。それは常にサードシートを使うような大人数乗車を前提としている方やハイブリッドといえば燃費がいい車だと思っている人です。
フリードはミニバンですから大人数乗車は当然と思われるかもしれませんが、サードシートの快適性はそれほど高くありません。足元の空間やエアコンの快適性などはついてきませんから、日常的に使い続けるには厳しいでしょう。
そしてこのi-DCTハイブリッドはどちらかというと小気味よい加速で走りの楽しさを感じさせるハイブリッドです。
それをミニバン運用するために燃費を優先したセッティングにしたため、どっちつかずの走りとなります。ですからライバルのシエンタと比べると燃費性能ではかないません。
ですので、ハイブリッド=燃費というユーザーや常に大人数乗車を前提としているユーザーにはおすすめできません。